最終更新時刻:2008年11月21日(金) 20時26分

-

クアッドコアは、どちらが先?

公開日時:
2006/04/06 23:50
著者:
櫻吉 清(さくらきち きよし)

クロック数を上げても消費電力が上がらないカラクリ--IDF Japan基調講演にて

IntelとAMDのデュアルコアの出荷の後先は、それほど差がありませんでした。このため、性能差の分だけOpteronが優勢に推移しています(2006年の年末には、どうなっているかわかりません)。ですが、その次のクアッドコアの出荷の後先は、どうもIntelの方が優勢なようです。「インテル、IDFで4コアプロセッサ搭載のPCとサーバをデモ」でクアッドコアのKentsfieldのデモができています。ですが、AMDの方はまだ65nmの製品すら出荷できていません。AMDのデュアルコアは、200平方ミリを超えています。これは、クアッドコアにした場合、単純に二倍の面積になると考える(単純計算しただけで、もう少し小さくはなるでしょう)と400平方ミリと非常に大きくなりすぎます。この大きさでは、精算が合わないため、65nmの製造プロセスを使用しなくてはなりませんが、今のところAMDは、65nmのプロセスを生産するまでに至っていません。

AMDの計画は、AMD 3-YEAR TECHNOLOGY OUTLOOK(今日までこんなページがあること知りませんでした。前は、http://www.amdcompare.com/techoutlook/だったのに)に、More than Two Cores(クアッドコアのこと)、AMD64 Instruction Extensions(SSE4のこと?)、Shared L3 Cache(3次キャッシュ、また、「AMDはFab36で、何を製造するのか?」を書いた内容は、既定路線なんですね、すいません)が2007年に、Availabilityになると書かれてあります。2007年のいつになるかに関しては、記述がありません。

Intelのクアッドコアは、FSBが2つある単なるデュアルコアをくっつけただけです。AMDは、FSBが1つしかない正真正銘のクアッドコアです。Intelは、間に合わせ的なクアッドコアですが、AMDよりも数四半期早く出荷できるのならば、十分アドバンテージはあります。

さて、クアッドコア戦争は、どちらに軍配が上がるか見物です。

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。シーネットネットワークスジャパン および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。

前後の記事

このエントリーへのコメント

ブログにコメントするにはCNET_IDにログインしてください。

CNET_ID

メンバー限定サービスをご利用いただく場合、このページの上部からログイン、またはCNET_ID登録(無料)をしてください。