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勝手にフィードバック:Feelimage編

2007/09/14 12:15
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ちょっと思いつき企画で。

どんどん新しいサービスが登場する昨今ですが、個人的にもいろんなサービスをさわってみています。で、そのときにいろんな感想を持つわけですが、同業のサービス開発者としてどのように感じているかをブログにアップしたらどうなるだろうか、という実験をやってみようかと思います。

で、ポイントは

  • ひとりの初訪問ユーザの視点で
  • 5分だけ使ってみて
  • あくまでユーザビリティ(使い勝手)に特化して
  • サイト開発者に黙って勝手に評価
  • サービスの詳細紹介はしない&将来像にも踏み込まない
  • でもサイト開発者に対するフィードバックのつもりで

というあたりです。

本来ならサイト開発者に直接フィードバックを送ればよいのですが、どうせだったら「デザインやユーザビリティに対する考え方」みたいな部分はより多くの人とシェアした方が意義があると思ったのがきっかけです。そんなわけで、開発者視点のかなり込み入った話が中心になるかと思います。

さて、今回取り上げてみようと思ったのはFeelimage。2007年4月にリリースして7月に英語版が出て。。。というような紹介文は書きません。

単刀直入にいきます。

■URL

Feelimage
http://www.feelimage.jp/(日本語)
http://www.feelimage.net/(英語)

■一行概要

自然文画像検索エンジン

■フィードバック

  1. よく考えられてるなぁと感じたポイントがいくつか。検索窓をクリックしたら例文が出てくるところとか、検索結果でサムネイルをクリックしたらEXIFの中身や関連色を表示してくれたり直ダウンロードリンクを提供してくれたり。全体にシンプルに作ろうとしてる感じが好印象です。
  2. 検索窓の例文表示を表示したあと、closeリンクが離れた場所にあるので、同じ場所をもう一度クリックで閉じるようにするか(Fitts law的にはこれがベスト)、ESCキーで閉じるようにしたほうがいいと思います。じゃないとAdvanced searchが隠れてしまいます。
  3. CreativeCommonsをサポートしてるんだよーっていうのをハイライトしたい気持ちは何となくわかりますが、実質的に同じPreferenceに飛ぶのでPreferenceリンク一本の方が混乱しないように思います。
  4. PreferenceでCreativeCommonsを選択したあと、最低どれか一つを(たとえばAttribution)をチェックしなければ保存されませんでした。Javascriptでエラーを出すか、自動で全チェックするかしたほうがいいかと思いました。(そもそもライセンス種別に選択肢が多すぎるのがCCの普及しない原因だと思ってますが、これは根本的に別次元の話)
  5. 英語版サイトをブラウザもOSも完全な英語環境で使ってみましたが、アドセンスや下のバナーに日本語の広告が出ます。(以下、基本的に英語版を使用)
  6. 英語版の検索窓に出てくる "ex..." って何でしょう?
  7. マーケティング的には「自然文で検索できること」を前面に出すよりも、「色(や時間帯や季節)で検索できること」を前面に出した方がいいかも?自然文による検索というのはむしろ現行の検索パラダイムのconventionから外れるので、どう使えばいいかがすぐ浮かばなかったです。「普通にグーグルのように単語をバラバラ順不同で配置して検索で使ってはいけないの?グラマーが間違えてたら検索できないの?」とか考えて身構えてしまいます。(実際にはそうでないとしても)
  8. というか、自然文で検索できることのメリットというのは、使い慣れてきたユーザが繰り返しadvanced searchで(プルダウンやチェックボックスをトグルするために)マウス操作をする必要がなくなる、という意味合いの方が本質的な気がします。そういう解釈を与えると、これはUsability 101でいうところのEfficiencyに相当するものですから、やはり新規ユーザを呼び込むためというよりは使い込みのためという意味合いになると思います。
  9. シャッタースピードとか感度とか絞りとか焦点距離とかでの検索は、やれちゃうことはわかるのですが、ぶっちゃけ使う人はほとんどいないと思うので、これはUI的にadvanced searchのなかでもさらに優先度を下げた方がいいと思いました。でも、時間帯や季節で検索できるのはgreat ideaです。ここにマーケティング的なハイライト当てたらどうでしょう?で、先の話とあわせると、初訪問ユーザは季節、時間帯での検索ができるということを自然文検索という形ではなく、トップページからマウス操作だけでさらりとトラバース可能な範囲で簡単な選択肢を選んでお試し検索できる必要があると思います。
  10. あと、日付オプションとは別に季節オプションをつけるとよいと思います。。。って、ソートとの兼ね合いがよくわかってないのですが。
  11. というわけで、Advanced searchのSortingというのがよくわかりません。SeasonとかColorって絞り込みじゃなくてソートキーになりうるんでしたっけ?あと、Seasonのプルダウン項目も多すぎるように思います。よく使われるものを上に持ってくるとか。
  12. 画像クリック時に右下に出る "Delete my image" は何なのかがわかりにくいです。自分のお気に入り写真をcookieベースのアカウントにストックできて、それを消すという意味なのかと思いました。もし写真のオーナーが「自分の写真をインデックスから消してくれ
    」というレポートをするためのフォームのつもりでしたら、"Report abuse" とかのほうが(大多数の、関係ない)一般ユーザをビックリさせないと思います。それにしても、画像の削除を個別に申請するというのはリアリティがないように思いますが。。。
  13. 目的がはっきりしていて記憶に残りやすい良いサービスだと思います。ネーミングとかも含めて。

色々使ってみれば自然とわかってくることもあるのでしょうが、何かを試してみようと思う前に「うっ」と手が止まる瞬間というのがあるものです。そうなると、学習曲線の入り口で追い返されてしまいますから、そこの敷居を下げるためのユーザビリティ、という視点を重視しました。

そんなわけで、あえて短い時間でのインプレッションに限定してますので、誤解にもとづく意見も色々書いてると思います。その際にはどなたかコメントで訂正などいただければ幸いです。

あと、問題点を列挙ばかりしてるように見えるかも知れませんが、こうやってフィードバックを送りたくなったということは、そのアプリを良いと思っている&気に入ってる証拠です。どうかお気を悪くなさらないでください。>なかのひと

もし読者がプログラマーやデザイナーの方でしたら、Feelimageのサイトに行って私のコメントを見ながら実際に使ってみると何かヒントが得られるかも、というのをちょっと期待しています。

と、こんな感じになりましたがいかがでしょうか。

Usher Feat. Lil' Jon and Ludacris / Yeah

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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