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第5回シリコンバレーツアーの募集が始まります

2006/11/23 17:44
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今年もやってきましたよ、毎年恒例のイベントが。

JTPA : 第5回シリコンバレーツアー参加者募集

開催日程 2007年3月8日(木)〜3月11日(日)
ツアー内容 シリコンバレーではたらく猛烈に濃い人たちに会って話を聞いたりディスカッションしたり
募集人数 20名
募集対象 日本在住の大学生・大学院生・高専生そして30歳までの若手社会人で、テクノロジー業界でのグローバルなキャリア構築を志向する方。18歳未満の方のお申し込みはご遠慮下さい。また、本ツアーは個人としての参加を前提としており、会社負担・業務/出張扱い等での参加はお断りします。
費用 49,000円 (宿泊料金、食事代、貸切バス料金、各種入場料、税金、チップを含む)
募集期間 2006年12月1日〜12月15日
選考方法 志望動機(最大1000字)による審査あり

もちろん、ぼくも現地で迎撃する側として参戦予定です。

前回のツアーについてはここここに書きました。

せっかくなので、Lingr上にツアー用のチャットルームを用意してみました。

参加(希望)者の交流のために半掲示番的に使ってもらうのがいいかなと思いますが、もしかしたらあんな人やこんな人が現地サイドから入ってきて色々と質問に答えてくれるかも知れません(希望的観測)。

さて。

それはさておき。

最近つくづく思うのが、人間なんて、自分が置かれている境遇や環境によってあらかた決まってしまうもんだよなぁってこと。「努力」っていったい何だろう、なんてことを、よく考えるようになった。

ぼくも人並みのニッポン男児として、昔から「韓信の股くぐり」みたいなアネクドートは大好きだったし、社会における自分という存在の小ささを思い知ってへこむたびに「いまは雌伏のときだ」などと自分を励ましてきた。

でも、どんなに心に秘めた炎を燃やし続けているつもりでも、そんな自分に対してたくさんの小さな言い訳、自分でも気付かないぐらいのとっても小さな言い訳を積み重ねているうちに、いつの間にやら元に戻れないぐらい遠くへ行ってしまう。

普通のニッポン人にとって「努力」というものの定義は、与えられた環境のなかで、つべこべ言わずがむしゃらに頑張るってことだよね。いや、これを全面的に否定しようなんてつもりはなくて、人生のある段階において、こういう経験をしておくことはとても大切だと思うし、それによって得られる充足感というのは何にも代えがたい貴重な体験だと思う。

実際、この手の努力家礼賛には抗いがたい説得力がある。だけど最近ぼくが思うのは、そういう努力によって成し遂げられたことを客観的なモノサシでみてみれば、環境という名のゲタを履いて、その上にほんの少し積み上げた程度の差分しか生み出せてなくて、あとは自己満足ってことがほとんどじゃないだろうか?普通の人よりもはるかに「努力」をしているつもりだとしても、努力がかけた時間の1次関数でしかないなら、他の人が8時間労働のところを16時間働くとか、せいぜい2倍のオーダーしか差がつかないことになる。

そんなバカな。みんな知ってるように、すごい人とそうでない人の差は2倍なんて生やさしいもんじゃなくて、感覚値のくせに数字を持ち出して申し訳ないけど、100倍とか1000倍とかそういうオーダーで違ってきてるはずだ。

たとえばぼく自身をみても、渡米してくる前と今とでは、日常の過ごし方ひとつひとつをとってみればそんなに大きく違ってないし、むしろ仕事をしていない時間の方が増えたぐらいなんだけど、体感的な生産性は100倍ぐらい向上している。間違いなくBig Winなんだけど、この差は一体なんなんだろう、という疑問が、先の問いへとつながっている。

その差は、実は、努力の差じゃなくて環境選択の差(運のつかみ方、といいかえてもいいかも知れない)によってもたらされてるようだ。何気ない日常の過ごし方に生じる、ほんのちょっとした違いが、つもりつもって想像をこえるほどの絶大な違いを生み出すんだ。なのに、その環境の選択というものは、普段はほとんどすべてが偶然に依存している。

親のすむ場所で子供のすむ場所は決まる。学区が決まる。学校が決まる。友達が決まる。共通の話題が決まる。通学路が決まる。毎日みる景色が決まる。就職する。毎日同じ人と顔を合わせる。誰だって、最初は選択肢ゼロから出発するんだ。

だからぼくは、違う意味での「努力」というものがあると思っていて、それは絶え間なく世の中をよーく見つめ続けること、常に一本芯の通った自分の考えを持つこと、そして、これはと思ったときには、どんな些細なことでもかならず行動を起こすこと、だと思ってる。

いま、これを読んでいるきみは、自分の進路について日々さまざまなことを思ったり、悩んだり、憧れたり、へこんだりしながら過ごしていることだろう。

そんなきみには、Paul Grahamが「知っておきたかったこと - What You'll Wish You'd Known(日本語訳)」という素晴らしい文章をものしているので、これをじっくり読んでみることをおすすめする。

さて、もう、何が言いたいかおわかりだよね。

シリコンバレーツアーは、とんでもなく面白い人たちが集まって、きみたちの物事の考え方を根底からひっくり返すような「環境」をもたらしてくれるだろう。それを信じるかどうかも、このチャンスを掴みに行くのもスルーするのも、きみ次第だ。自分の胸に正直に問いかけて、決断をくだせばいい。

人間は環境によってあらかた決定される、ということを、つまり環境を選択することは環境の中で努力することよりも100倍のレバレッジが効くということを、ここに再び強調しておこう。

。。。なんて、ちょっとアツくなって大げさな物言いになってしまったけれど、飛び込んでしまえばあとは楽しむしかないわけで。

今年もまた、ハートのあるステキな皆さんと会えることを心待ちにしています。

p.s.

今日、約3週間ぶりにLingrのリリースを行いました。ここ最近、外出が多かったり体調を崩したりでめっきり生産性が落ちていたのですが、ようやく開発チームに勢いが戻ってきました。

あ、それと、デザイナーのChrisが、10日ぐらいかけてアメリカ大陸を車で横断して、バーモント州からサンフランシスコに引っ越してきました。これでとうとうメンバーはベイエリアに集結です。

明日からサンクスギビングで休暇に入りますが、その後また加速する予定です。引き続きよろしく!

♪ Steps Ahead / Trains

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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