予約注文して楽しみにしていた「みんながコレで燃えた!NEC8ビットパソコン PC-8001・PC-6001」が届きました。
この本には、ぼくの幼少期の思い出がたっぷり詰まっています。
毎週日曜の朝に欠かさずテレビをつけてパソコンサンデーをみて、すがやみつるさんの「こんにちはマイコン」でプログラミングの楽しさに目を輝かせた、あの頃のことです。
本書には、当時ベーマガの投稿で常連だった憧れのスタープログラマーBug太郎さんや芸夢狂人さん、NECでPC-6001を世に送り出した生みの親である尾崎孝之さん・松田博利さん、PC-8001の生みの親である渡邊和也さん、「テグザー」の上坂哲さん、こうしたぼくのヒーローたちへのインタビューがたっぷり掲載されています。また、コロニーオデッセイやオリオンなどの懐かしのゲームもエミュレータ込みで存分に収録されています。
思い返せば、初めて手に入れたマシンのPC-6001mkIIでは、タイニーゼビウス、グロブダー、スペハリ、ハイドライド、「ゲームスタートです」と音声合成でしゃべる3次元ボンバーマンなどにはまり、ログインや月刊アスキーや月刊I/Oやポプコムやコンプティークをむさぼるようにして読み、プログラムリストを打ち込みまくっていました。
そして、自作ソフトを投稿してはじめてベーマガに名前が載った(「投稿ありがとうコーナー」でしたが)のは1985年12月号(当時10歳)でした。N60mBASICで書いた「ドルアーガの塔」をモチーフにしたゲームで、スクロールはしませんでしたが画面切り替えでサクサク動き、主人公が魔法も使えるという力作(のつもり)でした。
往時のベーマガには、YK-2こと古代祐三さん(心の師、サイン持ってます)とか山下章さんとか、本当にカリスマ性のあるスターがズラリ勢揃いしていたものです。四国の片田舎に暮らしながら、東京の五反田というところはぼくたちの聖地にちがいないと信じきっていました。
その後やがて高速化への欲求から工学社の「Z80マシン語入門」を片手にハンドアセンブラでモニターに16進数を打ち込むことを覚えていったのです。算数ではまだ習っていないため「絶対値」の意味すらわからないのに、なぜか排他的論理和やビットシフトや補数は知っているという変な小学生だったと思います。
やがて時代はPC-9801を中心に回るようになっていくのですが、こんな高級マシンは我が家では買えず、DOSやC言語の普及に乗り遅れるようになっていってしまったのでした。
そんな昔話で盛り上がれるのは、とても幸せなことです。MSXのゲームを開発するため中1で起業してしまったらしいNAGI-P草薙さんや、マシンガントークでブログも面白すぎる港区赤坂四畳半社長の清水さんとの出会いにも、なにかほろ苦い郷愁のようなものを感じました。
まぁともかく、ぼくのすべてはこの1983年頃から始まったのだなぁと。
きっと、同世代には同じような経験をされた方がたくさんいるのではないかと思います。
皆さんの思い出話も、よかったら聞かせてください。
Hashi's HomePage "THE B-TYPE UNION" on RetroPC.NET
Site K4: ベーマガ関連サイト(ベタリンク第1回)
ALL ABOUT ベーマガ
みんながコレで燃えた!NEC8ビットパソコン PC-8001・PC-6001(アスキー書籍編集部)
シューティングゲームアルゴリズムマニアックス(松浦 健一郎)
シューティングゲームを作るときにいつも頭を悩ませていたアイデアとそのアルゴリズムが、あますところなく網羅された豪華な一冊。
♪ ALL OVER XANADU / The Resurrection of Dragon (←ビニール盤所有)
※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。シーネットネットワークスジャパン および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
だんな on 2005/05/13
kenn on 2005/04/14
Satoshi on 2005/04/13
kenn on 2005/03/23
懐かしいっ!
私もkennさんと同じく、PC-6001mkIIで、Z80マシン語入門を片手にハンドアセンブルをしている小学生でした。
思い出話といえば:
・ハイドライドシリーズのT&Eソフトが発行していた「T&Eマガジン」という薄っぺらい雑誌がありました。いったい何部発行されてたのやら。
通称「人間オプティマイザ」の社員の方が書いたZ80のコードが載っていて、何度追っても何をしているかさっぱり判りませんでした...
・あと本といえば「はるみのゲームライブラリー」と「森くんのコンピュータ・ミュージック入門」。隅々まで入力しましたね。
将来の夢はもちろんプログラマー。
成長するにつれこの頃ほどハマることは無くなっていきましたが、選考選びも職業も迷うことなくITに。
当時の気持ちを思い出して、いいものを楽しく作っていきたいですね。
mitch on 2005/03/18
>ナイジェルさん
まったく同じ反応だと、世代バレしますねー。^^
>ひぐちさん
おー、ご無沙汰してます。そか、テクノウシリーズでしたね!お見逸れしました。あのころは、ひぐちさん世代(といってしまっていいのだろうか。。。)のヲタが中心だったですよね。弊社社長とか。。。
ところでソーテック事件は大変でしたね。実は私も(以下自粛)
>さわ@nさん
そう、そう!子供たちがムチューになるようなモノ、もしくは大人をガキンチョに戻してしまうようなものって、社会の財産ですよねぇ。パソコンもネットも、もはや大人とマセガキのためのものになってしまいました。哀惜と郷愁の入り交じった複雑な気持ちです。
でもきっと、次世代ヲタたる少年少女たちは、ぼくらが知らないところで面白いものを見つけてるんだと思いますよ。大人たちにはまだその本当の面白さがピンとこないようなもの。20年前、普通の大人は誰も興味を持たなかった頃のパソコンのようなもの。
ぼくも、そういうのを一生追い続けたいと思ってます。頑張りましょうね。
kenn on 2005/03/18
人々をこんなにも熱くする機械を作っていたのに、今はそのように人を熱くするものを作っているのかなぁ…と少々考えさせられました。
今からでも遅くは無いと個人的には思っているので、今回の記事のような回顧談が出るようなものを世に出したいです。
さわ@n on 2005/03/18
こんにちは。ご無沙汰してます。
先日、私のBlog経由である方からご連絡をいただきました。大昔、私が共著の隅っこに加えていただいた「PC Techknow 6000」というPC-6001の技術解説書のコンテンツの一部を公開するために許諾が欲しくて著者を探していらっしゃるとのことでした。
本人も忘れていたようなマイナーな昔の仕事が知らないところで掘り起こされていることがなんだか恥ずかしくもあり、うれしくもありと思っていたら、こんな本も出ていたんですね。
なんだか、甘酸っぱいや。
ひぐち on 2005/03/17
ナイジェル on 2005/03/17
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kennさん、
コメントありがとうございます。
私の場合は、一時期ITから遠ざかっていたことはありましたが、
今思うと今でも実家で現役であるX1turboが原点なのかもしれません。
今ではテレビでしか使われていませんが、Z80のマシン後からCP/Mなど色々と遊んでいたので・・・。
結局今では商社から自動車メーカーとITをキーワードとした世渡りをしていますが、
当時の純粋な思いは忘れてはいけませんね。