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新年を迎えて

2005/01/04 23:31
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あけましておめでとうございます。

さて、この年末年始は大風邪に罹ってしまいまして、一週間以上ずっと寝込む日々が続きました。

この年末に片づけようと思っていたあれやこれやができなくなり、「ああ時間がもったいない、こんな病気なんかしなければもっともっと生産的なことに時間を使えるのに」と、いつものように思いました。

しかしそんな頃、時を同じくして拡大し続けるスマトラ沖地震の津波被害のニュースを見聞きして心を痛め、「しかし、人間の立てる計画なんていうものは、大事件に直面したらふっとんでしまうんだ」と、一種の空しさを感じるようになりました。

私たちが見聞きする偉人伝の類には、波瀾万丈がつきものです。20世紀に活躍したヨーロッパの偉人たちにはかなりの割合でナチズムや戦争の陰がありますし、古代中国の戦国英雄譚などにも幼少期を食糧危機の最中で過ごし、生きることイコール食うこと、というような話から始まるものが多々あります。

この手の話が私たちを勇気づけてくれるのは、計画に沿って毎日コツコツ積み上げていくことの大切さだけでなく、自分にとってどうしようもない思わしくない局面が続くことも、長い目で見れば必ず自分の人生の肥やしになるに違いない、とポジティブに考えることの大切さを教えてくれるからです。

私の人生の目標は、高校生ぐらいの頃にはっきりとした確信へと変わりました。それは「様々な価値観の人を理解できる人間になりたい」というものです。

人間はその高い類推能力によって、自分が経験したことのないことをあたかも経験したかのように共感することができます。もう少し正確に言うと、共感した気になることができます。ミラーニューロンなんかが関わっているのかも知れません。

しかし、心から笑ったことのない人には、有頂天の人の本当の気持ちはわかりません。

病気になったことがない人には、病気を患っている人の気持ちはやっぱりわかりません。

「事件は会議室で起きてるんじゃない、現場で起きてるんだ」ってことは、誰もが知っているけれども、それは知行合一なくして意味を持たない知識なのです。

そう考えると、今回の病気も必ずしもマイナスばかりではないかも知れない。そんなことを思い悩みつつ、病の床で読書に耽っておりました。

共感とはコミュニケーションのベースであり、コミュニケーションと情報は切っても切り離せない関係にあります。実は興味の対象としては首尾一貫している、ということなのかも知れません。

そんなわけで2005年最初のテーマは、ここ最近の読書から得たインスピレーションより、ズバリ「情報・時間・コミュニケーション、そして意識」です。

体調の快復に合わせて順次アップしていきたいと思います。

本年もよろしくお願いいたします。

Basia / Drunk on Love

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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