毎週日曜日の朝、4歳になる娘は炎神戦隊ゴーオンジャーと、Yes!プリキュア5GoGo!にはまっている。大人から見ると昔から「魔の時間帯」と呼ばれているテレビ朝日系列の子ども向け番組のオンパレード。一度見出した子どもはテレビの前から離れようとしない。
最近は、子ども以外にもその時間を心待ちにしている人がいる。
そう、私だ。
いや、すばらしいですよ。子ども番組。
プリキュアは5人の女の子が敵を戦うというストーリーだ。毎週起きる悩みやハプニング。その対象はひとりのときもあるし複数の時もあるが、いざとなったときには、
「タイプの違う5人だけど、心はひとつ!」
と、全員でメタモルフォーゼ(変身の時の合言葉)し相手を倒す。「心が大切」「みんなつながっている」そんな、普段口にするのはハズカシイけれど、すごく当たり前なのに最近大人たちが忘れかけているメッセージにドキッっとする。
ゴーオンジャーは戦隊もの。戦隊ものと言えば昔から5人というのが相場だが、最近、ゴーオンウイングスという男女の二人組みが加わった。ゴーオンジャーも戦いに挑むが、ゴーオンウイングスの二人は戦闘のプロという設定らしく、ゴーオンジャーよりクールて強くて格好いい。時に、ゴーオンジャーが頼りなく、弱くさえ見える。
この感想を妻に伝えると、「昔の戦隊ものは悪者が出てきて必ず倒すという「強いことがすごい」というイメージだったけれど、最近はたぶん、強い者も悩むときがあるとか、悩んでもいいんだよとかっていうように変わってきているんじゃないの?」と言う。なるほどと、妙に納得する。
「勝ち組/負け組」という言葉に代表される格差社会。「強いものが偉い」そんなメッセージが溢れている。会社の中でも「結果を出さなければならない」「成果主義」など、どちらかといえば強いメッセージが送られてきた。
それらとの因果関係はわからないが、この時代の中で起きている多くの事件。増えるうつ病・・・。
子ども番組が送ろうとしているメッセージは何なのだろう?大人が見ても物語的にもよくできているし、そのピュアなメッセージは意外と重く、深く響いてくる。「強さ」ももちろん大切だが、「心」「仲間」「自分を信じよう」「自分は自分であればいい」・・・そんな、当たり前なことがとても大切に思えてくる。
もし何か悩んでいることがあれば、日曜日の朝、テレビ朝日系にチャンネルにあわせてみると、意外な言葉に癒されるかもしれない。
私ですか?もちろん、観ますよ(笑)。
※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。シーネットネットワークスジャパン および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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