最終更新時刻:2009年11月27日(金) 18時18分
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マスメディアとパーソナルメディア

公開日時:
2004/05/05 13:22
著者:
inoue

4月22日に書いた「インターネット視聴率とは使えるデータなのか」が色々なところで取り上げられているので整理したい。

私の不勉強で知らないことも色々あるし、別の方が書いているブログを読んでなるほどと思うこともたくさんある。そういうことも含めてそもそも私の書いている文章はブログである。新聞記事ではない。マスメディアではない。CNETと契約はしているが私の意見(無知も含めて)を書いている。

Netratingsの萩原さんの講演を聞いて、本当はその場で色々と質問したかったのだが、質疑応答の時間がなかったので疑問に思っていることをエントリーに書いた。私の立場は明確でインターネットをパーソナルメディアという切り口から捉えている。

当然、インターネットにはマスメディアという別の切り口がある。それで大きなビジネスになっていることも事実だし、関連する方が多いのもよく知っている。私自身もマスメディアで給料をもらっているようなものだ。だからこそ、あえてパーソナルメディアという切り口で色々と突っ込んだ質問をしたかったし、このブログでは一貫してインターネットをパーソナルメディアとして捉えようとしている。異論もあろうが一人位そういう者がいてもいいだろう。

萩原さんや他の方からコメントを頂きました。ありがとうございます。

Yahoo に行ったからと言ってそれがどんな意味になるのか? とありますが、どんな人がどのサイトやコンテンツをどのくらい利用しているのかという継続的な測定は、インターネット視聴率が担っている最も基本的な役割です。

広告業界ではメディアデータとして使われますし、ECサイトでは来店者データとなります。企業サイトも競合社と比較したトレンド推移やポジショニング把握は不可欠です。私どもの顧客はそこに大きな価値を感じるからこそ、ご契約、ご活用いただいているのだと思います。

マスメディアとしては非常に貴重なデータであり私自身もこれらのデータには大変お世話になっています。今後ともこのようなデータは十分にインターネット関連企業や社会全体に役立つと思います。

また「広くユーザーにアプリケーションをばらまいてデータを収集するというやり方以外にインターネットらしい調査の仕方はない」という考え方も危険です。Alexa で収集できるのは特殊な集団のデータにすぎません。

単にスケーラブルであることに優位性があるのではなく、データの質や性格も問われます。Alexa のような特殊なサンプルで事足りる課題もあれば、客観的指標としては使い物にならない課題もあると考えるべきです。

Alexaという例をたまたま出しましたが、これはマスメディアの対極としてまさに一人一人のユーザー行動を古くから取ろうとしている、すなわちパーソナルメディアと捉えた場合のメジャメントの例として挙げました。Alexaのユーザーが偏っていることは私も知っているし、少々残念だと感じていますが、マスメディア的でない手法でユーザー行動を把握しようという試みには興味があります。

この他に先日のA9のツールバーでも同様の試みをするものと思われます。Amazonはオンライン小売業ですが、常連客にはその人に合ったサービスを提供しようとしており、その道を突き進むと思います。

いずれにしても、どんな調査・分析でも目的にあったデータや手法を選択することが何よりも大切ではないでしょうか。

井上さんのブログは業界への影響が非常に大きいですから、インターネット視聴率に関しましてもご理解をいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

インターネット視聴率の有用性については十分に理解しました。コメントありがとうございました。
講演の中で、「最近はサーチエンジンから来る場合にはリファラーのキーワードも保存している」という説明がありましたが、この辺りがまさにマス的でないデータだと思いますので、このトピックについてのクライアントの要望やデータの集め方に対する今後の方向性などをお聞かせ願えればと思います。

藤原さんのコメントには、以下のような部分があります。これは非常に面白い意見だと思います。

オーディエンス調査を行うことで、もし時間帯別に想定するセグメントが変化するようなデータが判明すれば(例えば午前中は主婦層のアクセスが多い等)、セグメント別にマッチしたサマリーテキストを表示する手法は、SEOの見地から非常に有効だと思います。そういった意味でSESでの萩原さんは適材適所に思いました。

但し、サイトの巡回は検索エンジン任せなので、時間帯別に検索結果のサマリーテキストを変化させるのは現実的ではありません。しかしながら、リスティング広告(=SEM)では是非実践したいところです。時間帯別にターゲットにするセグメントを絞り込んでクリエイティブを変化させることは、業種業態によっては、メディアのパフォーマンスを高める有効なスキームになるのではないでしょうか。

究極的には「セグメント」ではなく「パーソン」になると思います。SEMでも進化の過程として「セグメント」を取り入れることは有効ではないかと思いますが、最終的にはその人にあった広告を出すことが目標になるのではないかと思います。

加賀さんのコメントの以下の部分は私の意見と同じです。

例えば、テレビであれば夜8時から9時までの間に8CHを視聴している視聴者であれば同じ番組、広告を見ているといえますが、夜8時から9時までの間にYahooのサイトアクセスしているインターネットユーザーが同じ種類のコンテンツ、広告を参照しているといえるでしょうか。掲示板、オークション、ゲーム、検索などそれぞれ別々のコンテンツにアクセスしているのではないでしょうか。

広告の媒体として考えた場合、掲示板、オークション、ゲーム、検索など各コンテンツのユーザーはそれぞれ興味が異なりそれぞれ別の広告戦略が要求されると思われるので、サイト全体に対するアクセスだけでなく、サイト内セグメント別の調査も有効ではないでしょうか。(井上氏や萩原氏とは論点がずれているような気もしないでもないですが、一応私の意見として書いておきます。)

また、以下の部分については私も含め同意見の関係者が多いと思いますので、萩原さんのコメントがあると幸いです。

しかしながら、全体のインターネット利用者からみて、家庭外からサイトにアクセスする利用者がかなりの比率で存在するにもかかわらず、自宅のPCからのアクセスのみを調査範囲とするネットレイティングス調査方法にも、インターネット全体のユーザーの視聴行動を考えた場合、家庭からアクセスするユーザー向けにコンテンツを提供しているサイトが高く評価されるという意味で調査範囲に偏りがある可能性が高いのではないでしょうか。

高木さんのコメントは次のようになっています。

大人同士の会話だからかも知れませんが、この場合ははっきりと井上氏の発言は間違っていると指摘するべきであると思います。

貴重なご意見ありがとうございます。冒頭に述べたとおり、最初に立っている地点が「パーソナルメディアから考える」ことですので、それが間違っていると言われれば意見の相違ということでしょう。

もともとのエントリーで言いたかったことは、「パーソナルメディアという立場に立った場合、メジャメントはどうなるのか?」という問題提起です。この問題を考えずにリスティングビジネスの評価はできないし、お客様にリスティング広告を売る場合に何を見せれば良いのか分からなくなります。

単に「インターネット視聴率に意味があるのか?」などと言ってしまったために誤解を招いてしまったのではないかと思います。もちろん意味があることは重々承知です。

Cnetの報道としての格式がどうかは別として、間違った記事を奇妙な推論に立脚し行っているのであれば削除をするのが筋だと思いますし、いまだにこうして閲覧できる状態にあるというのは理解に苦しみます。

ブログをマスメディアと捉えるなら削除しろというのは正当な意見ですが、パーソナルメディアとして捉えるなら何を書いても良いと思います。インターネットは玉石混交ですから、前回のエントリーは石として無視して下さって構いません。

ただしブログといってもCNETという看板がついている以上どこまでマスでどこから個人なのかの判別には私自身悩むことは確かです。しかし私のエントリーは高木さんのおっしゃるような「報道」でないことだけは確かです。

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もともとブログを書く動機は、「まずはどんなものか自分で使ってみる」という基本姿勢が常にあるからです。CNET上で書くということもインターネットの発展上の一つの試みではないかと思って、書くことにしました。

「人が多く集まるところ=マスメディアとして最適」ではない

インターネットが生んだキラーアプリケーションである「オークション」はものすごい数の人が集まり、ものすごいPVを生み出す。Yahoo!ジオシティーズやExciteフレンズ、その他掲示板やコミュニティーサイトなども多くの人が集まり、多くのPVを生み出している。しかしそれらのサイトやページはマスメディアとしては利用されていない。

また、翻訳や辞書などのツール類を利用している方も非常に多い。しかしこれもマス広告を入れる対象としてはあまり利用されない。

Googleのトップページは非常に多くのPVがあると思うが、Googleはそこには広告を出さない。出したいという人は多いと思うが、Googleは出さない。その代わり、AdWordsやAdSenseをどれだけ多く出せるかにフォーカスしている。

Googleはインターネットをマス広告の媒体とは捉えていない会社の良い例になっている。

再度、繰り返して言うが私はインターネットのマスメディア性を否定していない。単に別の切り口から捉えているだけである。

-inoue

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。

このエントリーへのコメント

14

musasiさん、ごめんなさい。

========================
そこでタカヒロさんにちょっとお聞きしたいのは、代理店の立場としてリスティング広告を販売する際、ネットレイティングスのどの資料をどのように利用されているのでしょうか?ご参考までに聞かせてもらえると幸いです。
========================

この点については、業務上のロジック/ノウハウに関わる部分なので発言を控えさせていただきます。

ただそれだと「ほんとは無いんじゃない?」と思われてしまうので^^;;;、ヒントを申し上げますと、

・インターネット視聴率の上位に上がる各サイトはGoogleやOvertureの提供先でもある。
・広告主のサイトへの流入傾向を競合サイトも含めて観察する。

といったようなことから推測してみてくださいませ。

申し訳ないです。

  タカヒロノリヒコ on 2004/05/07

13

「リスティングビジネス業界にちょっとでも携わる人」とは、「リスティングビジネス業界にちょっとでも携わる媒体の人」という意味でした。言葉足らずでした。

僕の場合、自分が媒体運営者という立場であるため、常にどうやったら良い広告枠ができるかということを考えています。

また誤解を生んでしまうような気もしますが、さらに突っ込んで書いてしまいます。
媒体社としてうちでももちろんネットレイティングスさんを利用しています。その際、バナーを売る際には、ネットレイティングスのようなデータは非常に役立ちました。ただ、push型広告(メール系広告)についてはカバーされてないためあまり活用できませんでしたが。。。


ネット広告分類図

          |push
          |
メルマガヘッダ  |  ターゲティングメール
          |
          |
          |
−−−−−−−+−−−−−−−−−−−
ブロードリーチ  |   ターゲティングリーチ
          |
          |
          |
バナー      |   リスティング広告
          |
          |pull

で、バナーと同じpull型でもありながら、リスティング広告のようなターゲティングできる広告枠を販売する際に、ネットレイティングスのデータが果たして役に立つかというと、正直言ってあまり役に立たないのではないか。その場合、そのターゲティングされた個人の履歴情報がより重視されるようになるだろうと。
ま、そう思ったわけです。

そこでタカヒロさんにちょっとお聞きしたいのは、代理店の立場としてリスティング広告を販売する際、ネットレイティングスのどの資料をどのように利用されているのでしょうか?ご参考までに聞かせてもらえると幸いです。

  musasi on 2004/05/07

12

あ、一点だけ。

musasiさんの発言↓の件ですが、
==============
僕もそうだけれど、タカヒロさんのような大手代理店の視点や、萩原さんのような視点からすると自らを否定されるような気がして反発が大きかったのかもしれないが、実際にリスティングビジネス業界にちょっとでも携わる人であれば井上さんの言っていることには、大きくうなずける。
==============

うちもリスティング広告扱ってます(^^;;;
あと、うちのようにマスメディアの比率が大きい会社においては、(これから伸びるメディアであるという認識はあったとしても)インターネットはまだまだ社内的な理解はそう高くないです。
たぶん、上の文章は「マス広告的にインターネットを扱われる大手広告代理店の場合」という意図で書かれたのではないかとおもいますが、いやいやなかなか、社内の勢力としてはまだまだ非力なことを実感しているだけに、今回の件では仰るような「自ら否定されるような」気分は感じていません。

むしろ、井上さん指摘のようなユーザー行動とNetratingsやVRinteractiveのネット視聴率のような色々なデータを駆使できるのがインターネットの面白さなので。

あと、僕自身はSEO/SEMが絡むプラニングの場合でもネット視聴率のデータも見ています。これが結構役に立つんです。ようは使い方だとおもいますけどね。

  タカヒロノリヒコ on 2004/05/06

11

「たかがブログなんだから、もっと気楽に読んだり、書いたりでいいんじゃないの?」じゃないのか?

あんたにメールしたってあんた以外の人の誰に有益なんだ。甘えるのもいいかげんにしろ。

  monta on 2004/05/06

10

正しい社会人として、これ以上、ここでの議論は有益ではないと思います。ですのでこれ以上の議論は僕宛のメールでお願いします。

  musasi on 2004/05/06

9

>montaさんは、ネットレイティングスの方ですか?

そんなわけないだろ。社長がオトナの対応しているのにでて行くバカ社員はあの会社にはいないよ。たぶん。

>むしろ今回の話がきっかけで、再度ネットレイティングスの有用性が大きく喧伝できたのではないでしょうか

人に怪我させておいて「怪我の功名があったでしょ」というか。
きっかけになればなんでもいいのか?
たまたまきっかけになったに過ぎないだろ。
有用性を喧伝(?)するもしないもネットレイティングスがコントロールすることだろ。

Blogがどうのこうのじゃないんだよ。
自分の無知ゆえに他人様の迷惑になるようないいかげんなこと言いふらしていいのかという話だ。
正しいBlogじゃなくて正しい社会人としての態度の話だ。
ましてやCNET。そこらの飲み屋のヨタ話とは違う。個人のBlogとも違う。何が?
影響力がだ。
「あれはBlogで言ったことだから」なんて言い訳はきかないの。タカヒロさんはそこを心配しているの。
Blog論なんてレベルの話じゃない。

だいたい、

ただしブログといってもCNETという看板がついている以上どこまでマスでどこから個人なのかの判別には私自身悩むことは確かです。

これで悩むんだったらCNETでやらなきゃいい。自分のBlogあるんだし。

  monta on 2004/05/06

8

それより、

> Googleはインターネットをマス広告の媒体とは捉えていない会社の良い例になっている。

というのが全てを物語っていますね。。

ポータルではない新しいネット媒体のあり方を、と言っていたんですが、彼ら。

  choi on 2004/05/06

7

そもそもの論点、「パーソナルメディアという立場に立った場合、メジャメントはどうなるのか?」)のはず。ただその論点自体が判りづらかったと言うのは僕も否定しませんが。。。

でもだからと言って、それを「無知ゆえの他人様の商売の妨害行為」と言い切っちゃうのはどうなんでしょう。montaさんは、ネットレイティングスの方ですか?むしろ今回の話がきっかけで、再度ネットレイティングスの有用性が大きく喧伝できたのではないでしょうか。

タカヒロさんの心配は、メディア論を勉強された人から見たら当然の感覚なんだと思います。ここに関しては、たぶん僕や井上さんが考えるブログと、タカヒロさんやmonta(?)さんが考えるブログとは相容れないのでしょう。ここについては、正しい「ブログ」というものがあるわけではないので、いつまでたっても平行線のような気がします。

あー、こう書くとまたレスがついちゃうので面倒です。このコメント欄。あと、タカヒロさん、SurveyMLとのダブルポストはやめて欲しいものです。SurveyML上では僕の反論がみんなに読まれない(笑)

  musasi on 2004/05/06

6

再びタカヒロです。

ちょっと本題とは離れますが、掲げられたテーマなので。



もう、ほんと何年も前になりますが(笑)、入社時の研修にて、

”エレベーターであろうが、タクシーの中であろうが、公の場では業務に関する
話は「もろもろ配慮の上で」行うように。もちろんしないほうがよい”

と、教わりました(と思う)。

blogという”メディア”は、確かにパーソナルなメディアですが、それが「発信
する」=公に「晒される」メディアである限り、その可能性を踏まえたうえで発
言するほうがよいと考えます。

たとえば自分のプライベートなことについて人に知られたくないことについては、
いくらパーソナルなメディアであっても自然と公に「晒される」ことを考慮する
でしょう。

たとえば、blogだと分かりにくいかもしれないので、”声”というメディアで考
えればいいかと思います。

友人しかいない空間で”声”という「パーソナル・メディア」をつかって、プラ
イベートな話はできても、同じ”声”を使って街頭でいろんな人がいる前でプラ
イベートな話をすることはそうそうしないでしょう。

つまり、「個人がハンドリングできる」という意味での「パーソナル(なツール)」
と、「その情報が晒される/伝わる空間」としての「パーソナル(な空間)」と
は違います。

よって「パーソナル・メディア」とは「なんでも言っていい」ということとイコールにならないのはわかっていただけますでしょうか?

なので「パーソナル(なツール)」としてのblogを使ったとしても「公(の空間)」
に晒されることを配慮すべきである、と思います。

※これはblogの可能性をなんら制限するものではありません。単に本人の姿勢の問題だけですから。要はどんなメディアも使い方によって変わる、と。映画をプロパガンダに使ったヒトラーに代表されるように。

当然、私自身、CNETであろうが、もちろんsurveyMLであろうが、そして自分自身
のblogであろうが、高広あるいはタカヒロの名前が出る限り「(個人の)意見・
主張」であろうが、「公」に晒されることを考慮しています。

というか、これが当然のことだと思っているので。。。

なのでマジで心配してるんです。井上さん個人の問題だけにならないと思ってますから。

  タカヒロノリヒコ on 2004/05/06

5

元のエントリのタイトルは
「インターネット視聴率とは使えるデータなのか」
ネットレイティングスにしてみれば、これは
「おまえのところの仕事に意味あるのか」と同義。

で、内容は、
「望遠鏡(ネットレィティングス)で細胞組織を見ようとしたら見えなかった。顕微鏡(Alexa)はいいよ」

といったものだ(他にもおかしいところはいっぱいあるが)。

普通こういうのを批判とは言わない。無知ゆえの他人様の商売の妨害行為だろ。
気楽に書いたかどうか知らないが、どこの誰であろうと、こんなめちゃくちゃな内容の文章で他人のビジネスを妨害していいはずがない。
どこの誰であろうと。
たかがBlogであろうと。たかがCNETであろうと。

そっから先はタカヒロさんはただ心配しているだけだろう。そんなこと言っちゃって、あんたとあんたの会社は大丈夫なのかよって。

「自社のイメージ自体を崩すことになりかねないことをご理解されているのでしょうか。。。非常に心配してしまいますが。」

↑な?


ところで、
たかがBlogでいいのか。
たかが個人の声なのか。
気楽でいいのか。発言に責任はないのか。
その程度のものなのか。
たかがCNETでいいのか。

誰か心配はしないのか?

  monta on 2004/05/06

4

内容についての批判は全然OKだと思います。そういう批判は発展的な意見につながることが多いですし。

ちなみに今回の内容(井上さんの問題提起だけではなくて、SurveyMLでの話やここでやり取り等)は、僕自身にとっては意義深いというか、興味深いモノでした。

ただ、「エキサイトのCTO」という立場の人がああいう発言をするのはいかがなものかという苦言に対しては、僕はネガティブな意見を持っているということです。ましてや、それを井上さんが登録してるかどうかも判らないようなSurveyML上で言ってしまうのはいかがなものかと。

> それは相手の立場や肩書きでものを見るってことでしょうか。。。

うーん、そういう風に読めますか。文章力不足ですいません。僕が言いたかったのは、どんな立場の人が書いたのだとしてもたかがブログなんだから、もっと気楽に読んだり、書いたりでいいんじゃないの?ってことです。

  musasi on 2004/05/05

3

> 今回のような意見や苦言を通して、僕は井上さんのような立場の方の生の声を書くのに躊躇してしまうようになって、そういう情報が聞きづらくなってしまうようなことを懸念します。

それは相手の立場や肩書きでものを見るってことでしょうか。。。
どうみても今回はお世辞にも意義深いものではなかったし、それに対して批判が出るのは当然だと思うんですよね。個人の発言の場、という言い方が逃げにならないよう気をつけたいものです。

  choi on 2004/05/05

2

再度、問題提起してみる。

果たしてネットレイティングスのようなインターネット視聴率のデータはリスティングビジネスを主な生業としている検索エンジン業界で「使える」データなのか。

私の意見としてはもちろんマクロ的に、ユーザーの動向を知るという意味では使える。でもそれじゃ、リスティングビジネスでは使えないデータだ。
むしろ欲しいのは、ミクロ的に「人」に焦点を当てた履歴情報であり、こういう情報こそが「使える」情報と言える。

僕もそうだけれど、タカヒロさんのような大手代理店の視点や、萩原さんのような視点からすると自らを否定されるような気がして反発が大きかったのかもしれないが、実際にリスティングビジネス業界にちょっとでも携わる人であれば井上さんの言っていることには、大きくうなずける。

井上さんも書いているように、たぶん見ている視点が違うのだろう。だから、この視点をとやかく言ってもしょうがないと思う。

で、最後にタカヒロさんが書かれていたもう一つの論点。今回の井上さんの発言が大手ポータルのCTOの発言としてふさわしいかどうかですが、ちょっと皆さん騒ぎすぎじゃないですか?blogですよ。ブ・ロ・グ。

それに井上さんのblogはもともと、エッセンシャルサーチエンジンで書かれていたものであり、CNETのBLOGもその延長であり、そのサイトには、下記文言が書かれています。

==============================================
この場はエキサイト株式会社の会社動向とは関係なく個人としての発言の場です。
==============================================

今回のような意見や苦言を通して、僕は井上さんのような立場の方の生の声を書くのに躊躇してしまうようになって、そういう情報が聞きづらくなってしまうようなことを懸念します。

別に大きな会社のCTOだろうとCEOだろうとblogはblogということで、それほどめくじら立てることなく、ふーん、そういう考えなのね。と気楽な気持ちで読んでみてはどうでしょう?ね、タカヒロさん♪

  musasi on 2004/05/05

1

いずれにせよ、調査/データはどのような目的/仮説に役立つのか?が明確になっていることが重要です。裏返せば、目的/仮説に応じて調査/データはある、と。

例えば、目的/仮説(A)に対して有効な調査/データ(a)、目的/仮説(B)に対して有効な調査/データ(b)、あるいはそれらの組み合わせが対応していきます。

井上さんの発言について皆さんが指摘するのは、(A)に対して(b)を当てはめるように、目的/仮説と調査/データが「合っていない」部分です。

Netratings/VRinteractiveのインターネット視聴率は、インターネットの世界の「マクロ」レベルの調査データであり、AlexaやA9は「ミクロ」レベルの調査データとなります。

井上さんの指摘するように「ユーザーの行動を把握する」ことはもちろん重要です。なのでこの指摘自体は否定させることはありません。

しかしながら、井上さんの発言の中には「望遠鏡で細胞組織を見る」ようなことを仰っている箇所があるので、それをみな、指摘しているわけです。

インターネット広告業界に従事する私としては、Netratings/VRinteractiveなどのネット視聴率調査含むデータ類の集計方法/精度そして限界を把握し、そして調査で取れないものに関しては脳みそをフル活用するようにしていますが、こうした姿勢ことが大事なことではないでしょうか? 調査データから全てがわかるなんてことはほんと相当ないですよ。

あと、「マスメディア/パーソナルメディア」という二項対立で書かれていますが、この概念自体がマスメディア側(特にテレビから)見た視点なのはご理解されてますか?
むしろインターネットは、”インターネット”というインフラの上に、「マスメディア」「クラスターメディア」「クラスメディア」「パーソナルメディア」「エンタープライズメディア」「カンパニーメディア」etcといったいろいろな「メディア」のあり方を内包するものです。なので、マス/パーソナルの二項対立で考えてしまうと、ネットそのものの可能性を歪曲してしまうでしょう。


あと一点。多くの方が井上さんの発言について反応を示したのは、井上さんが大手ポータルの要職についているからでしょう。その方が、

===============================
私の不勉強で知らないことも色々あるし、別の方が書いているブログを読んでなるほどと思うこともたくさんある。そういうことも含めてそもそも私の書いている文章はブログである。新聞記事ではない。マスメディアではない。CNETと契約はしているが私の意見(無知も含めて)を書いている。
===============================

という発言をしてしまうのは非常にマズイのではないでしょうか?
「ブログである」「CNETと契約はしているが私の意見(無知も含めて)を書いている」というのは企業の要職についている方の発言とは思えません。
井上さんが、自分の趣味について「私的に」発言をする際には「暴言」でも「無知」でも構わないかと思われます。しかしながら、今回の件はいくら私的な発言とは言え、井上さんの従事する業務に密接に関わっているものです。
この井上さんの発言によって「ああ、あそこのサイトはだから***なんだね」とか、自社のイメージ自体を崩すことになりかねないことをご理解されているのでしょうか。。。
非常に心配してしまいますが。

私自身、フツーの一般の方がブログで書かれているのであればこのような記述をすることも無かったですが、大手ポータルのCTOの方の発言ということであえて意見・苦言を呈したいと思います。

  タカヒロノリヒコ on 2004/05/05

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