6月19日(木)の日経新聞「春秋」に、秋葉原についての記述があった。
「アキバ、オタク、ネット、ハケン」というキーワード。これは、まさに今の日本を象徴すると言えると思います。
思えば、不景気が問題となっていたころ、ワーキングシェアリングといった言葉が叫ばれ、無職を減らすために、職を分け合ってみんなが少しずつ働ける社会を、ということで派遣などの形態が台頭してきたのだと思います。
しかし実際、企業が派遣を使うようになると、派遣が社会問題として取り上げあれ、その是非が問われる結果となっています。
私は個人的に、派遣という就業形態には反対です。不安定だから、とか言った事ではなく、本来労働者というのは、企業に忠誠を誓い、企業は労働者を守る、そして労働者は企業のために働く、という立場であるはずです。労働者が企業に忠誠を誓い、企業が労働者を守るためには、派遣といったテンポラリーな立場で実現できるわけがなく、社員として、そして終身雇用が前提で働かざるを得ないのです。
例えば、アルバイト(パートタイムジョブ)というのは就業形態としてありだと思います。学生であれば本業は学生だし、主婦であれば本業は主婦です。しかし、本業以外の時間を生かして、労働をしたい、というために、パートタイムジョブがあります。
企業だって、常に専門性が求められるわけでもないし、常に一定の労働力が必要なわけではありませんから、企業の基幹となる事業は社員を中心とし、テンポラリーな労働力として、パートタイマーに働いてもらうのです。
しかし、フルタイムで働いているのに労働条件がアルバイトであったり、派遣会社から派遣されてフルタイム働く、というのは甚だおかしいと思いませんか?
うちの会社では派遣は一切使いません。企業というのは、リスクも背負って経営されるべきであり、人事戦略というのは、企業の根幹を成すはずです。そこに、リスクを取らずに、派遣を使うことになれば、そもそもの企業活動に疑問が生じることになります。
もし一時的に労働力が必要なら、アウトソーシングを使えばいい話です。これとて、利益を圧迫し、リスクを減らすだけですから、できれば自社で人員を獲得できるのが理想です。
営業担当者というのは、会社の顔です。お客様との接点となり、サービスを提供し、支払いをいただくのが、 営業担当者です。その営業担当者を、マンパワーだと言わんばかりに、アルバイト、派遣、アウトソーシングだけで力ずくに行うなんて、企業として恥ずべきだと思いませんか?
※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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