昨日は、弊社も参加している、JAIPA(日本インターネットプロバイダ協会)主催の、「ネットコンピューティングの進展とASP・SaaSのイノベーション」セミナーを聴講してきました。セミナーの内容は特に記することも無いので割愛します。
Hosting-Pro 2008の反省会、定例のホスティング部会を行った後、約2時間の内容でした。
弊社では、2005年に日本初の地域医療連携システムをASP形式で、愛知県下5,000を超えるクリニックに導入しました。
現場の声をお聞きしていると、まだASPに対する不安感というものが付きまといます。この不安感は、時間が解決できるものではありません。ネットのこちら側、あちら側、という、where の問題だからです。
ASPを今後推し進めるには、これを解決する妙案が必要になります。
また、事業者側の都合としては、ASPサービスは継続的な収益になります。しかし、それは利用者からしてみれば、継続的な出費を強いられることになります。
トータルで掛かるコストが増えるのであれば、それ相応のメリットがないと、ASPサービスを使う意味がありません。
GMO H&Sの青山社長曰く、「あるソフトについてパッケイジ製品を買う値段と、月額のASPサービスの値段を比較したら、ASPサービスを1年使うと、パッケイジ製品が買えてしまう。それなら、パッケイジ製品を買う」とのことです。これはとても納得できます。
確かに、インストール、アップグレードの手間など、パッケイジ製品にはデメリットもあります。しかし、パッケイジ製品もどんどん使いやすく改良されていますから、バックエンドでの自動パッチ当てなどは、多くの製品で普通に使われています。
弊社が提供している、「Dr.Net 予約くん」はASP形式による、診療予約を受け付けるサービスです。これは、パッケイジソフトでは実現しえません。なぜなら、システムを利用する患者さまはインターネット経由でアクセスするため、スタンドアロンシステムにはできないのです。
これは、現段階のASP・SaaSの最大のメリットです。オフラインでしかできなかったことが、オンラインでできるようになる、これはとても大きなメリットです。
株のネット取引も同じでしょう。今までは電話や証券会社の窓口でしか売買できなかった株が、オンラインで売買できる、だからこそ、普及するのです。
いくらASP・SaaSが普及しても、スタンドアロンのオフラインシステムは絶対になくなりません。オンラインであるメリットを生かせる分野については、一気に普及が進むと思います。
いずれ、ASP・SaaSについてをまとめたウェブサイトなど公開できれば、と思います。
※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。シーネットネットワークスジャパン および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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