私も複数の件で一緒に仕事させていただいているNECグループさんで内部統制にからむ不祥事が絶えません。
昨年発覚したNECエンジニアリングの363億円に上る架空取引、
http://www.nec.co.jp/press/ja/0603/2201.html
今年発覚したNECとNECネッツエスアイによる22億円に上る架空取引、
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20070625AT1D2508G25062007.html
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0705/29/news018.html
が明らかですが、ネッツエスアイが絡む事件はNEC自らが調査し、公表した点で内部統制システムを強化しようという姿勢が見えます。
NECは米国でSOX法対応の経験があるという事をセールスポイントに、内部統制システム構築を販売しようとしてきましたが、身内に内部統制の欠陥が見つかり、一所懸命売ろうとしていた人達の士気が大きく落ちたでしょう。
実際、私が内部統制に関し情報提供してきたNECグループ内の方々も著しくトーンダウンしています。会社の中でもITを利用した内部統制の仕組みは殆どなく、手作業でチェックしているし、まして会社法対応のリスクマネジメントの仕組みもできていなくて、職人気質だけで仕事しているそうです。
NECはナスダック上場の継続を断念し、結局SOX対応ができなかった事が露呈しました。日本を代表する模範企業として早く返り咲いてもらいたいと思います。
そのためには進んだ内部統制システムとエンタープライズリスクマネジメントの体制を構築しなければいけませんが、これまでの企業文化をかなぐり捨てて新しいものを取り入れる勇気が必要でしょう。
※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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NTTデータさんも社会保険庁の事件で、色々と悪い話が出ていますね。
あそこも内部統制システム構築を売り物として宣伝していたけれど、最近は静かです。