UPDATE:3月20日 19:30
いい大人が、3人以上集まったのに文殊の知恵も出てこないとは嘆かわしい。
ネットだからとか、テレビだからとかじゃなくて、現行法は一対何年前に作ったんですか?
そもそも陳腐化してませんか?
時代に合っていないのに、
早稲田大学大学院准教授の境真良氏は「社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)の強化」を提唱。特殊法人として位置づけを再定義し、国家コン
テンツデータベースをJASRAC中心に構築して、放送局などにコンテンツ利用リストの提出を義務付けさせるなど、抜本的に強化することによってデータ
ベース集中管理を実現する案を提出した。また、運営にあたっては業務内容を完全公開とし、透明度の高い運営を目指すことが必要不可欠と述べた。一方、現行の著作権法については「放っておく」とし、コンテンツ産業調整法など別制度を作ることで著作権法にしばられないスキームを構築するとし
た。また、著作権法を管理する文化庁を「文化省」に格上げし、教育関連部局を「教育庁」に改組した上で情報通信、放送、コンテンツ産業を所管する専門的な
組織とするべきとの考えを示した。
これだから、学者は・・・
こうやって現行法を有限無実化しても意味が無い。どうせ、古い法律では縛られたままなのだから、裁判になったときにこれを持ち出されたら負ける。あたらしい法律を作るとしても個人情報保護法のような悪法の様になるのが今の日本。 (これのせいで年賀状すらまともに作れなくなった。)
それぐらいなら、まじめに法律改正について議論したらどうだい?
それから、
こうした考えの背景として、川瀬氏は「著作権制度を改正することでコンテンツが流通する、という根本的な誤解がある」と説明。たとえば放送番組の場合、
最初から2次利用を視野に入れていない番組制作体制を引いていること(出演者本人および所属事務所の了承を取っていない、2次使用時に権利処理の難しい楽
曲を積極利用している)などがあるとし、「変えるべきは法制度ではなく、制作システムや契約システムの在り方」と安易な制度改革に異論を唱えた。
川瀬氏の言う事も理解は出来るが、肖像権と著作権の範囲がかぶっているからだと思う。そもそも、著作権はテレビとかを対象にしていない。著書や絵画や彫刻等の芸術作品を守る為のものだ。肖像権はその後、写真が出て来たから、そこに写っている人を保護するものだ。
テレビや映画はその両方にかぶっているのでややこしくなっている。さらにネットでは複合的なものになっているから(ニコニコの様なユーザ参加型のユーザコメントは誰の著作物になるのか等)、現行の法制度が世の中に合っていないものだ。法律にそこまで詳しくないので、今度著作権法とかちゃんと読んでみたいと思うが、個人情報保護法のように、法律を変えた事で市場が創設されたり、新しいビジネスが生まれる事もある。また、グレーゾーン金利を撤廃することで、消費者有利になり、それまで既得権を得ていた企業が衰退する事もある。つまり、法律とはそこまで影響を及ぼすという事は既成の事実であるのだから、法律から改変する事が重要だと思う。
また、コンテンツアーカイバの議論は確かに必要だと思うが、アーカイバをJASRACに持たせたくはない。あくまで民間団体の複合組織に管理させるべきだと思う。そこで、課金のあり方等を流通させている側、しかも例えばアニメ制作会社等も参加させ、雲の上のおじい樣方だけでやるべきではないのだ。
ただ、アーカイバを本気やるとしたら、今までテレビ局や制作会社が蓄えて来たコンテンツをすべて一つのシステムに取り込む必要性があるので、トンでもないストレージとディザスタリカバリシステムが必要になる。それを受注出来る組織はいったいどこになるのだろうか?気になる話ではある。もしくは、こういった一極集中型ではなく、googleのようなスターハブ型の分散アーカイバでも良いかと思う。こちらの方が圧倒的にコストダウンがはかれるし、リスク分散にもなる。
著作権制度を返る事によって、流通事情が劇的に変わるかと言ったら変わらないかもしれないし、変わるかもしれない。これは誰もコンテンツ制作事業者側の資金構造を完璧に把握しきれていないからであろう。最近は投資するように変わって来ているから、その投資回収方法がDVDやキャラグッズ等であるだろうから、そういった人たちが絡み合ってしまい、ネットを使った回収方法というものに怪訝な顔をしているのかもしれない。ネット=タダというのは誤解であって、良いものには金を払うが、悪いものには金は払わない世の中になったという事を忘れてほしくない。何でもタダで手に入れようとするのは、貧乏学生ぐらい。
むしろ、昨年の秋頃発売された日経ビジネスの特許ビジネスの話で出ていた、角川HDと日産の様に、コンテンツホルダー達はライセンスビジネスを強化すべきだろうし、持っている著作権は売れっ子アイドルと一緒なのだから、営業どさ回りだって必要なのであろう。こういう動きを、消費者に目に見えない裏の金の動きを、つまり法人ビジネスの強化が最優先だと思われる。どうしてもコンシューマビジネスに目が行きがちだが、コンシューマの限界を突破するには法人向けビジネスを強化せざるを得ない。
この様に、CM一つ作るにしても、タイアップのような動きを流動化させるためには法律の改正とアーカイバの構築が必要不可欠である。また、不正コンテンツの撲滅を促す、コピーライトパトロールの組織化が文化庁に必要なのではないだろうか。
ちなみに、「狼と香辛料」のDVDはホロホロ詐欺あったので、買いますよ。ええ、買いますとも。何故かというと、一度見たけど、保有したいから。保有欲と視聴欲は違うし、何度言いますが、見られない地域の人たちはDVDが出るまで待って、さらに買うか、ツタヤに420円支払ってみないと行けないのは、差別でしょう?このデバイドはどうやって解決するんですか?なんで、見られる地域の人はタダで見られるのに、見られない地域の人は金を払わないと行けないのですか?だから、川瀬氏は法律を変えるよりも現行のビジネスのあり方を変えた方が良いと思うと言っているのだと思うが、僕は、法律を変える事による自動的な現行商慣習の自浄化を促した方がコスト的にも良いかと思う。国が金をかけるべきは別にあるだろう。
(DVDの出荷枚数って良く知らないけどレンタルビデオ屋向けの法人出荷枚数も当然カウントされているんですよね?)
本当は、著作権問題ってもっと大きい話で、すべての著作物や著作者の根本を揺るがす話になるので、ステークホルダーが沢山居るし大変かと思いますが、是非やっていただきたい。これを変えれば、最も大きな問題を解決出来ます。何かって言うと、本の卸問屋問題です。あと、CDの問題も変えて行きましょう。
どうして、シングルが1000円でアルバムが3000円なのか。中古でしか値引きが出来ないのはどうしてなのか?どうしてたいした事が書いていない本が1500円とかするのか。漫画はどうして400円以上なのか。(漫画は安いと思うけど)アメリカの本はどうして値引きが出来るのか。
つまり、確実に利益構造が如何に見えないかだと思う。完全に把握出来ている人たちは極わずかでしょ。
もっと言えば、なんでハリウッド映画のDVDは激安なのに(いっぱいおまけもついて)、日本の映画やアニメのDVDはそれよりも2000円や3000円高いのか?(限定版をのぞく。限定版を比較しても高い)これは単純にマーケットボリュームの問題だけど、世界規模で売れるはずのDBZですらあの値段なのはおかしいがね。
見えない何かが存在するから、どこかの誰かが既得権益を得ているから、こうなっているのは明確である。流通量を増やしたければ、この詰まっているヘドロの様な何かを取り除いてあげるしかない。
この問題、本当に根が深いのである。
追伸:ちなみに、CMをカットしている人ばっかりだと思ったら大間違いで、必要なCMならちゃんと入れている人も居るし、ネタを理解している人はちゃんとカットせずに載せている。CMがカットされる理由は必要のないものばかりだからだ。つまり、その作品とマッチしていないからだ。ニコニコ市場の様な空気を読めるCMなら歓迎するという事なのだ。すなわち、ビジネスは成り立っている、そういう事だ。
追加部分
ちょっと、著作権法自体を覗いてみたが、一部認識違いの所があったので、お詫び申し上げます。
著作権の放送権と有線放送権ところが引っかかってくると思われますが、これらはやはりネット時代にはそぐわない条項となっています。しかし、川瀬氏が言う様に、安易に変えるべきではないと言う事には一理はあったと思われます。
だからといって、明治32年、つまり第二次世界大戦よりも前に出来た法律を未だに改変しながら使っているというのは問題であろうという事です。
みなさん、一度読んでみてください。
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