SOHOへの仕事がなかなか回ってこないのでSOHOとして自活するのが困難。そのためSOHOスタイルがひろがらない、という理由もかなり大きいはずだ。
企業側からみて、SOHOに仕事を出したことがあるが、レベルが低くてSOHOに出したくない、という声もあるようだが、そもそもSOHOは玉石混交で,いろいろなレベルのSOHOがいるのは当然だ。
パソコンを使えて、何かしら仕事をしたい人ならだれでも「わたしはSOHOです」と宣言すれば、だれでもSOHOになれる。
企業が良いSOHOを捕まえる技術をもっていないだけなのではないか。
「わたしはミュージシャンだ」というひとがいて、ある企業が作品をつくってもらいたくて、適当に選んで作ってもらったところ、たいしたできばえにならなかった。だからミュージシャンはレベルが低い、という論理とまったく変わらない。
SOHOの応募のメール,SOHOが開設しているホームページ,できれば他からのそのSOHOの評価などを広くWEBから探すなど、そういった努力を行えば実力はほぼ確実につかめるはずなのだ。
まず、メール。署名やアカウント名がビジネスメールとして完璧ならまず間違いない。1,2度メールのやり取りや仕様の確認、テスト納品まで行ってもらって問題なければすこしずつ依頼して、SOHOの能力を計り、お互いの信頼関係を築けばよい。
受発注のしくみに、フォームメールで申込み、フォームメールで応募するしくみがあるが、フォームメールでは本人のメールのマナーがどうなのかよく把握できない。メールのマナーが第一の足きりになるので、これで応募が多数でもかなりふるいおとせるのだ。わたしが1998年から立ち上げているSOHO支援サイトであるIvy SOHOでは当初から応募をメールに限っており,フォーム形式にしなかったのはこのためだった。
SOHOというイメージをあげたいので、正式にSOHOと名乗れるための認定制度を設ければよい、という意見もあるようだが,だれが認定するのか,もししているとしたら営利目的で認定事業をしているのではないか,もし国がするのなら我々SOHOよりずっと技術的に遅れているだろう国に認定されて良いのか,認定制度に関わる職員を養うためにまた高い費用がSOHOの負担になるのではないか,など,これも解決方法としてどうなのか,というのがある。
情報処理試験というのがむかしあったが,とっくに終っているはずのCOBOLやFORTRUNをこの試験のために,勉強しなければならなかった。
情報処理試験の勉強ができるほど暇な開発者は,現場ではあまり能力がなく,暇だからできるのかも,というような状態になって,あてにできない。
結局、能力を判断する技術を雇う側が身に付けるのが一番はやいのだ。
そしてSOHOはSOHO支援サイトのSOHOデータベースをたよらずに,自らホームページを開設して直接発注元がら受注するしくみをつくるほうがよほど成功への近道となるだろう。
Ivy SOHOで早くからSEOセミナーそしてCMSであるGeeklogのセミナーを行ってきたのはそういう理由もあった。
SOHOとして独立したいのなら一刻もはやく、独自ドメインでホームページを開設することだ。そして、これからホームページをつくるのなら、RSSフィードを自由に作成できてコンテンツの作成が簡単なオープンソースCMSを活用して欲しい。
※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。シーネットネットワークスジャパン および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
今駒哲子 on 2008/04/04
今駒哲子 さん
>企業は最初に,最低限,能力のある退職者をSOHOとして人材確保すべきだろうと思います。
確保された側のメリットって何でしょうか?
SOHOに向かないまたはできない職種であっても能力ある人は"顧問"とか"相談役"という在籍だけでお金がもらえます(いい悪いは別として)。
SOHOの場合もパイプをつないでおくだけで企業からお金をもらえる仕組みをお考えですか?
ダル on 2007/11/26
定年退職もそうですが,女性の結婚・育児を機にやめてしまう人材を
簡単に手放すのがもったいないのですよ…
育児も,数年したらまた仕事に復帰したいと思うようになるかも
しれません。
女性も,やめたくてやめている場合より,今はしかたなく
やめる,将来復帰できるものならしいが,
という場合も少なくないはずです。
今駒哲子 on 2007/11/22
確かにそのとおりですね
ものすごく仕事をしてくれて貢献してくれた
外注さんを契約期限できる時も
「今後もずっと仕事続くんだけど
この外注さんと契約きっちゃっていいの?
残った人間でちゃんと回せるの?」
と思う事が度々あります。
企業側から見れば「費用」と「リスク」
を鑑みてのことなのでしょうが、もったいない気がします。
定年退職で退職なされる仕事の出来る方に関しては
なおさらもったいなく思うのです。
きむこう on 2007/11/22
今駒哲子 on 2007/11/19
たしかに発注する側としては
1)明確な判断基準がない
2)リスクを負いたくない 為
資本金 5000万以上
開発受注暦 5年ー10年以上
という制限をつけてしまう所が多いという前提がまずあります。
(そんな規模の個人SOHOはまずいない)
安くする為に、大手SIerを使うのではなく
SOHO系や協力会社を探しているわけですが
上記規模の協力会社系も仕事とりづらいので
客の言うままディスカウントしてしまう
所が多いため、なおさらSOHOで仕事を取るのは難しいと思います
<「他社に発注すると時間とコストがかかるが
XXさんのところでやってもらえれば
クオリティが高いものが易く出来る」
等のメリットが特になければ・・・。
そう考えると確かに
安心とコストの両立をする為にはOSSの活用度合い
をあげていくしか生き残るすべはないのかもしれませんね。
きむこう on 2007/11/18
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ダルさん,
>確保された側のメリットって何でしょうか?
>SOHOに向かないまたはできない職種であっても能力ある人は"顧問"とか"相談役"という在籍だけでお金がもらえます(いい悪いは別として)。
退職後も会社・社会とつながっている実感があります。
自分のスキルを活かして,自宅でも能力を発揮してしかも対価を得られます。
>SOHOの場合もパイプをつないでおくだけで企業からお金をもらえる仕組みをお考えですか?
そんなことが可能なのでしょうか。
どこかに所属しているだけで一定給与があるしくみがあれば,それは良いでしょうが,支払ってくれる企業が出てくるとはあまり思えません。