前回、CMS(ContentsManagementSystem)とWikiの比較を書いていて、CMSの定義がおかしいのではないかという指摘をコメントでいろいろと受けました。
コメントをいただきました皆様、ありがとうございます。
いろいろなCMSは、お互いに影響しあってそれぞれに進化しているので、きれいな図にはならないのですが、つぎのような図式が適当ではないかとおもわれます。いかがでしょうか。
[CMS]
┣[汎用CMS]…Geeklog,XOOPS,MODx,plone,Drupal,Joomla他
┣[Blog]…Nucleus,MT,WordPress,HyperNikkiSystem 他
┣[Wiki]…MediaWiki,PukiWiki,yukiwiki
┣[Commerce]…OsCommerce,ZenCart他
┣etc.
汎用CMS(ContentsManagementSystem)は、様々なシステムを拡張するプラグイン(モジュール)システムが充実しており、BlogやWikiのシステムをとりこんで様々なPortalSystem環境を提供していくものです。
現に、Geeklogでは本体機能にBlog機能を持ち、XOOPSではWordPressプラグイン(モジュール)があるなど、CMSではすでにBlogとの親和性が高くなってきています。
さらに、WikiやCommerceのプラグイン化も進んでいます。
汎用CMSは、Webのフレームワークのような位置づけになるのかもしれません。
ところで、SNSは、CMSの枠組みの中でどういう位置づけになるのか、今回は入れていません。
SNSは将来もCMSのプラグイン化は想像できないし、独自に進化していくものだろうと思います。機能としての交流はあるとはおもいますし、技術的にプラグイン化できないということではありませんが。
SNSは、OpenPNEの登場で、最近爆発的なひろがりを見せています。
毎日のスパムメールに、アダルト系のSNS勧誘メールが大量に届くまでになったことで、SNSということばにアダルトのにおいが付いてイメージダウンしないかと心配するほどです。
こちらのSOHOコミュニティ「Ivy SOHO」もSNS「IvySOHO SNS」の試験運用をスタートさせました。CMSのGeeklogを利用した情報発信型のサイトと、参加者の交流のSNSサイトを平行して運営することで、より良いサービスが提供できるのではないかと思っています。
このような運営は各所ですでに見受けられ、ひとつのビジネスモデルにもなるだろうと思います。
CMSの構成図は、@randomさん、masamicさん、tacaさん、mixiでの意見交流では、ばば@おおさかさん、そしてGeeklogのZenCARTプラグインなど多数の開発をされているkino-pさんのご意見を参考にさせていただきました。ありがとうございました。
CMSの構成図については今後もいろいろな方のご意見を伺って、もっと充実したものに仕上げていきたいとおもいますのでよろしくお願いします。
※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。シーネットネットワークスジャパン および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
kino on 2006/08/07
[CMS]…Geeklog,XOOPS,MODx,plone,Drupal,Joomla他
これらを、作成できるサイトの自由度の高い汎用的なソフト という枠組みに入れることで、
CMS
* 汎用ソフト …Geeklog,XOOPS,MODx,plone,Drupal,Joomla他
* Blog …Nucleus,MT,WordPress,HyperNikkiSystem 他
* Wiki …MediaWiki,PukiWiki,yukiwiki 他
* SNS …OpenPNE 他
* Commerce …OsCommerce,ZenCart他
* 他
こういう分類ができますね。
並列にするべきかもしれません。
今駒哲子 on 2006/08/06
いろいろとコメントありがとうございます。
えぐちさん、正しい表現としては、ウェブアプリケーションフレームワークがよいのかもしれませんね。えぐちさんの場合、これを系統立てるとどうなるのでしょうか。
tadashiさん
xoopscubeでSNSモジュールとは壮大な計画ですね。おもしろそうです。大きなモジュールも、オープンソースでいろいろなところから提供されて、可能性は大きくひろがりますね。
今駒哲子 on 2006/08/04
xoopscube では、SNS的なモジュール作ろうという動きあります。
http://xoopscube.jp/modules/xhnewbb/viewtopic.php?topic_id=2577&post_id=15141#forumpost15141
tadashi on 2006/08/04
木下さんの「インターフェースを規定しコンテンツ管理の枠組みとしてのCMS」という部分に本質が含まれていると思います。
2つ目のURL(wikipedia の「プラットホーム」の頁)では『OSや H/W といった基礎部分』とあり、主観をアプリケーションプログラムに置くと CMS と同じ構図であることが判ります。
語彙や語感は、対象となる領域や時代・そして言葉を受け取る個人の経験に寄って大きく揺れるものですが、だからこそ既に存在する共通の語彙を大切にしたいですね。
で元の記事は、「Webのフレームワーク」と言っていて「ウェブアプリケーションフレームワーク」とは言っていないわけで、そもそも WebAFXについての知識を念頭に発言されていないかもしれないと、読み直して感じた次第です。
恥ずかしながら“フレームワーク”の語感に引っ張られてしまいました。
えぐち on 2006/08/03
木下です。
まあフレームワークといっても間違いではないでしょう。
http://www.atmarkit.co.jp/fdotnet/t-interview/unisys_af/unisys_af01.html
コンテンツを入力と出力を方法を規定することで自プログラム取り込む方法が確立されており、そのインターフェースを作成することで他のプログラムであってもそのシステムでの管理下に置ける。
この場合CMSは単にコンテンツの管理用の枠組みであり、その内部に準備されている機能もその管理しているコンテンツのサンプルに過ぎないことになります。
そうした場合、インターフェースを規定しコンテンツ管理の枠組みとしてのCMSはフレームワークと呼ベルのではないでしょうか。
それをプラットフォームと呼んでも問題ないと思いますが・・・
一般的にはプラットフォームというともっと違った環境を指すようです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%A9%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%A0
今の時代呼び方が混沌としていているので個人の捕らえ方により内容が変ってくるものだと思います。
まあ、それをもう少し整理して皆の共通理解にしようというのがこの記事の趣旨にも多少有ると思うのでこのような指摘も大事なん
kino on 2006/08/03
議論興味深く拝見しましたが、一点
『CMSは、Webのフレームワークのような位置づけになるのかもしれません。』
という部分だけ違和感があります。
フレームワーク(ウェブアプリケーションフレームワーク)というと Ruby on rails や Catalyst(perl)、PHP なら Mojavi Agavi Cake Symfony maple Seagull を想起するのですが、CMS とこれらはサイト構築におけるポジションがはっきりと違う気がします。
もしかしてフレームワークではなくプラットフォームとおっしゃりたかったのではないでしょうか?
えぐち on 2006/08/03
そもそものContent Management Systemとは大規模サイトの静的ページを安全にpublishしたりロールバックしたりバージョン管理、配信管理をするシステムのことだと認識しています。
で、その上にテンプレートによるページ生成機能やパーソナライズなどのリッチな機能が実装されたわけですが、
xoopsなどはそこの中からコミュニティ的だったりポータル的なところだけをサブセットとして切り出したもので、そこが無料で普及したので、現在CMSという冠がついているので、逆に言えば、どれもサブセットなのでみんなCMSで良いんじゃないの?と思ったりします。
f-shin on 2006/08/02
木下さん
どうもありがとうございます。
SNSも、CMSの中にくみこまれれば、CMSで使われているフォーラムやイベントなどよりずっと使いやすいものになりそうですね。
当面は融合はない、とはおもいますが。
ということで、SNSも、Wikiなどと同列の広義のCMSということでいいですね。
shunさん
どうもありがとうございます。
広義のCMSはwebツール全般・・・ですね。
今駒哲子 on 2006/08/02
shun on 2006/08/02
木下です。
>SNSは将来もCMSのプラグイン化はあ
>りえないし、独自に進化していくも
>のだろうと思います。
うーん。
今は用途を見つけ切れなくて分離しているのでしょうが、将来的には融合していくと思います。
企業のユーザー会とかをSNSで構築して何らかの商品を買った人にはメーカーからの招待状が届き、その商品についていいなと思ったら
知人に招待メールを送って参加することでユーザーの生の情報を聞ける。企業もその中で形成されるコミュニティからの要望等を取り入れる等、
結局、今Formで行っているような事をSNSが受け持つ事になるのではないかと思います。
そうすることで何らかの認証を受けた人しか投稿できないで自動システムによる荒らし等の影響を抑えられたり、本当に興味ある人の割合が増えて情報の信頼性も増す
など利点があるでしょう。
欠点としては情報が外部には出ない(これは設定でなんとでもなるかな)点かな。
それ以外にも商品購入時に「友達に知らせる」とか「レビュー」等が多くのサイトに見られると思いますがそれらの機能もSNSが受け持った方が自然なきがします。
☆企業のユーザー会
☆同窓会
☆学会
☆PTA
☆Funサイト
等利用できる範囲はGeeklogの
kino on 2006/08/01
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木下です。
機能の分類としてはこの記事で最初に表されているツリーでいいのだと思います。
ただ、BlogやWiki、Commerce等の機能を主体としているシステムも色々な機能拡張用のインターフェースを備えていて広い意味ではCMSとしての
機能を取り込んでいるためシステム自体を分類するとなんか馴染めない(このシステムにもこんな機能があるのでこの分類では収まらない。)といった気分になってしまうのでしょう。