Webは“メディア”であり“ツール”です。それを前提に、メディアとしてのWebの特徴とは何なのか?それを改めて整理してみると、
こんな感じになるでしょうか。
世の中にはWeb以外のメディアがたくさんあります。
なんでこんな当たり前のことを言うのかというと、Webの事業を行っている会社は、そのことを忘れてしまっているのではないかと思えることがしばしばあるからです。「メディア・カオス」ともいえる今の時代に、各メディアの特徴を踏まえて、それぞれの強みを生かした連携をしないと、ビジネスに生かすことは到底できません。にもかかわらず、Web屋さんはWebのことだけを考える。各メディアが、それぞれ「点」でしか機能しない。これは、機会損失以外の何者でもありません。
シンプルに考えてみましょう。自社で何らかのWebサイトを作ったとします。販売とか集客とかブランディングとか採用とか、さまざまな目的のもとにWebを作るわけですが、それだけでは“見てほしい人”は見てくれません。リーチメディアではないですから、見てもらうには対象者がいる場所に出ないといけないわけです。つまり、(Webを含む)他のメディアと組み合わせないと、どうにもならない。
あるいは、テレビや雑誌でわかる程度の情報量だと、誰も納得しない。「リーチメディア」で表現される内容で十分であり、わざわざ能動的にネットを訪れる意味がない。
そうなると、各メディアの「得手・不得手」を把握して、それらを組み合わせるしかありません。Web業者は、Webだけのことに精通すればいい時代は、とっくに終わっているのです。
そんななか、Webの特徴をうまく生かして、圧倒的な価値を提供している企業があります。ゴルフダイジェスト・オンライン社です。
ゴルフ分野では、ダントツNo.1サイト。スポーツジャンル全体でもトップ5に名を連ね、しかも上位のサイトはスポーツ新聞社などの総合サイト。単独スポーツでは、圧倒的な存在です。
同社の戦略は、「トライシクルモデル」といわれる情報武装にあります。まさに、他のメディアではできない、Webの特徴を生かしきった戦略だといえるでしょう。
(続きは次回)
※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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