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ビル・GもビビったAMDの「Emma」は、幻のLinuxマシン

2004/10/25 19:15
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CNET Japanで取りあげた海外記事を中心に、その日の出来事が1分間でわかるサマリーをご用意しました(このブログの更新は2005年7月29日で終了しました)。
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 Intelが製品開発のトラブルなどでボヤボヤしている隙に、64ビット互換チップで絶好調のAMDが興味深いものを出してきました。発展途上国向けに設計された「Emmna」(開発コード名)というこのPC--同社ではPersonal Internet Communicatorと呼ぶそうな--については、折から同社の特集を掲載しているFortune誌のなかでも触れられています。ちなみに、この囲み記事では、価格が230ドルでモニター込みとなっており、当方の記事(モニター無し249ドル)とは食い違っていますが、正確なところは28日の正式発表を待ちましょう。

 PCユーザーの「次の10億人」市場については、以前に当方でも採り上げたことがあり、また先日はMSのS. Ballmer氏が「100ドルのPCが必要」と発言したばかりですが、漠然と「5年、10年先の話か」と想像していた者としてはとてもびっくりしました。

 ところで、上述のFortune誌記事によると、Emmaには最初Linuxが載る予定だったのだそうです(値段を考えれば、当然の選択肢ともおもえますか)。ところが、Emmaの性能に半信半疑だったBill Gates氏が、今年初めにこのプロトタイプを手にして、まる1時間近くもこれをいじくり回した挙げ句に、しまいには大いに盛り上がって、どういうつくりになっているのか確かめようと、分解すら試みた・・・という逸話が、同社の上級幹部Craig Mundieのコメントとして語られています。この結果、Internet ExplorerもWindows Media Playerも動く拡張版のWindows CEが載ることになった、ということらしいです。

 AMDでは、決してチャリティではなく、このマシンで1台につき4ドル程度の利益を上げるつもりでいるそうですが、ただし台数のほうはぐっと強気の1億台という目論見とか。果たして、この目標に達するかどうかは蓋を開けてみるまでわかりませんが、いずれにしても1億台分のインストールベースがLinux側に渡ってしまうということに、MS側がかなりの脅威を感じたととしても一向に不思議ではありません。

 なお、ここ4四半期ほど好調の続くAMDでは、全部で6ラインのチップ設計体制が整いつつある、ということで、今後もどういう攻勢にでてくるのか、期待の高まるところです(無論、すでに発表している、デュアルコアOpteronをきちんと予定通りにリリースしなくてはならないのですが)。

 今日の海外ニュースはざっとこんなところです。
明日はいったいどんなニュースが飛び込んでくるのでしょうか。
それでは、また明日に。

(翻訳記事デスク)

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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