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デジタル音楽販売とブラウザ戦線がさらに過熱か

2004/09/24 23:19
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CNET Japanで取りあげた海外記事を中心に、その日の出来事が1分間でわかるサマリーをご用意しました(このブログの更新は2005年7月29日で終了しました)。
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 今日はまず、ソニー(のハードウェア)がMP3ファイルをネイティブでサポートするようになる、との話題を採り上げました(CNET系列のZDNet Franceによるスッパ抜きということで--ロイターの記事でもそのように書かれており--こちらとしてもこうした類のものは作業の甲斐があります)。

 さて、そのソニー。「大きな流れには勝てなかった」といってしまうと身も蓋もない感じですが、遅まきながら・・・の感もあるこの方針転換で、同社の音楽関連事業に長らく存在していた呪縛(?)から抜け出すことを願ってやみません。ご承知の通り、グループ内でのソフト(コンテンツ)とハード(家電)のせめぎ合いから、長らく出遅れていた同社。iPodを擁するAppleだけでなく、他のデジタル音楽プレイヤーメーカーにも後塵を拝している、というのはちょっと驚きですが、そんな状態から早く挽回するためにも、譲るところは譲って、(ハードとソフトの両部門が)自らの得意とする部分に専心したほうが大きな可能性が開けるのでしょう。現実には、MP3形式の違法コピーの氾濫という手強い敵が消えたわけでもありませんが、それにばかりかかずらっていては、新たに盛り上がる合法的なオンラインのダウンロード販売や、ハードウェアの売上が足を引っ張られてしまうというのは、すでに結果に示されている通りです。いまだにリストラの影響が重石となっている同社ですが、デジタルビデオレコーダや薄型テレビは好調に推移してきており、またPlayStation関連でも大きな進捗(間近に迫ったPSPの発売や、PS3でのBlu-Ray Disc対応など)があり、さらには例の「ヨンさま」効果でハンディカムも絶好調・・・といったところで、あとは象徴的なブランドである「Walkman」が蘇れば、一気にモメンタムが戻ってくるのではないでしょうか。

 ところで、その音楽分野にオンラインオークション最大手のeBayも本格的に参入をねらうようです。日本国内から撤退し、あまりわれわれにはプレゼンスのない同社ですが、ユーザーの数やコミットメントの強さ、そして収益性では有数のネット企業ですから、今後の展開は要注目といえるでしょう。これで、あとはAmazon.comがどう出るか、というところに焦点が移ります。

 次に、この夏から代替ブラウザーをめぐる話題が徐々に目に付くようになっていますが、今日はあの(ここのところ、しばらくなりを潜めていた感のある)Googleが自前のブラウザを出す準備を進めている(?)という話題がありました。ただし、現時点ではいずれも間接的(もしくは断片的)証拠に過ぎない事柄から推測した「噂」に過ぎません。が、Firefoxの人気に例証されているように、その他の選択肢を求めている潜在需要は大きいはず。しかも、検索サービスを通じた同社のプレゼンス=流通能力は、他のプレイヤー(MozillaやOpera等)を格段に上回るはずなので・・・これは個人的に是非とも目にしてみたいものです。それにしても、Googleには実に錚々たる人材が集まってきてることを、この記事で改めて確認した次第です。

 最後に、Microsoft関連では、以前にも本欄でも触れていた例のSender IDがほぼ廃案に追い込まれた、というニュースがありました。記事中にもあるとおり、「残された選択肢は、SPFとMSの何か(これから出される新たな案)」ということで、メールのやりとりというクリティカルな事柄でもあり、さらに今後の展開に注目が集まるところです。

 今日のニュースはざっとこんなところです。
次回は来週月曜日となります。では、よい週末を。

(翻訳記事デスク)

PS:
先日のライブドアに続き、今日は楽天がプロ野球への参加申請を正式に行ったとのこと。これに関して--先日某新聞で書かれていた事柄ですが--かつて日本映画の黄金時代には、大映と東映という2つの映画会社が、それぞれ球団を持っていたことを思い出しました。人気女優がその時代の代表的な流行商売の男性を結婚相手に選んだように、プロ野球のチームもその時代々々を代表する企業の名を名乗ってきた経緯があります。そういう点からみると、両社による(球団経営への)挙手はまさに時代の趨勢を感じさせるものといえるでしょう。そうしてまた、上記の映画会社が著名なオーナー社長の「愛情」(=某新聞での表現)から採算度返しで維持されていたのと対照的に、今回参加を申請した両社の採るビジネス重視のアプローチも、これまた新たな時代のさまを投影したもの、との印象を抱きました。

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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