最終更新時刻:2009年11月26日(木) 20時40分
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休みの日の危機管理

公開日時:
2007/10/30 10:10
著者:
テラウチ

 週末に家族と田舎に帰りのんびりしてきました。半年ほど前までは、休日祭日関係なくトラブル対応や問合せ対応に追われて、のんびり過ごした記憶は少なかったので(転職の多い人生ですが)今回は良い転職だったと感じています。
 さて、こんなのんびりした休日だからこそ、休日の危機管理を真剣に考えておきたいと思いました。我が家は、システム屋の私と建築家の嫁、そして大学生の娘と3人バラバラな時間帯で生活しています。ありがたいことに、全員が技術畑の人間(娘も理系)なのでパソコンや携帯メールなどのデジモノには強くて、日々の連絡は携帯メールが大活躍しています。

 実家の庭で日向ぼっこしながら、携帯電話を眺めつつ考えてる危機管理です。

 危機管理を考えたときに、ありがたいのは最近の携帯電話の普及です。とりあえず、携帯電話があれば「連絡」に関しては心配がなくなります。「休みの日には会社からの連絡は受けない、携帯も持たない」という神経の太い方もいらっしゃいますが小心者の私には不可能です。
 しかし、事故や障害が発生したときに連絡がもらえれば動けますが、連絡さえもらえなければ意味がありません。重要なのは、連絡が取れるように携帯電話を社員に持たせることだけじゃなく、その連絡網や手順を徹底しておくことです。
 システムの信頼性を話すときに、フォールトアボイダンスばかりに注力する人がいるのと同じで、大事なのはフォールトトレランス・・・・障害や問題が発生したときに、どう流れていくのか?です。

 実際にあった笑い話ですが、ある会社に泥棒が入った際に最初に連絡したのは警察と情報システム担当の個人携帯で、会社と総務部長に連絡したのは最後だったということがありました。
 現場の人間は、実害を最重視しますから、まず警察に連絡し情報漏えいに詳しい情報システム担当者に相談して安心してしまったという(まぁ、会社と総務部長に連絡しても怒られるだけって考えもありますけど)連絡網を徹底していない例です。

 秋の陽だまりの中で、緊急連絡網について考えるってのも悲しいものがありますが、続けて考えてました。

 連絡網を作るのは重要だけど。最近の個人情報保護法の関係で連絡網が構築できなくなってきてます。正確には作ってもいいけど、漏洩したらどうするのか?ISMSでも携帯の管理には神経を使いますから難しい問題かと思います。
 それなら、メーリングリストを使って、そのアドレスを持ち歩く!!これなら、個人情報ではないから大丈夫じゃないでしょうか・・・・問題は、どこのメーリングリストを使うかです。
 災害時にはフリーのメーリングリストだと早い段階で落ちると思うので駄目。自分で立ち上げるのも、障害発生時の対策を自分の個人サーバーでってのは論外だし、会社のサーバーを使うってのも災害時には意味が無いので、最終的には有料の災害メーリングリストを利用するしかないですね。とりあえず、家族用と会社用のを探しておくかな。けど、コスト削減が大好きな(上記の)会社だったら一番最初に解約しそうだなぁ・・・って考えたところで、肌寒くなってきたので部屋に戻りました。

 前回のBLOGにも書きましたとおり、「セキュリティへの関心を、普段の生活の中に習慣化するべきだ」ということを強く考えています。
 これは、危機管理やコンプライアンスも同じだと考えてまして、習慣化していないことや、刷り込まれていないことを実践しようとしても実際の事故や障害の時には何も出来ない結果になってしまうからです。

 私も普段の生活で個人的にもいくつかの習慣を持っています。

 ・障害発生時などのシュミレーションを手帳にまとめておく。
 ・時々、そのシュミレーションを手帳なしでイメージしてみる。
 ・休日のスケジュールも会社のグループウェアに記載しておく。
  (詳細ではなく、連絡が取れる程度の内容)
 ・仕事の連絡網は携帯+手帳に記載。
  (今回のBlogネタからすると駄目ですね)
 ・携帯の繋がらない場所では長居しない。

 等です。

 最後に大事なのは、何かあったときに連絡してもらえるような信頼される人間になることかな。いざというときに頼りになる存在じゃなければ、連絡網に載っててもパスされちゃいますからね。

 手帳に書いておきます。家庭でも会社でも「信頼される人間になる事!!」と。

 さて、今夜は中華です。

                  (2007/10/28 の手帳より)

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。

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