最終更新時刻:2009年11月11日(水) 13時59分
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共感できるような経営ビジョン

公開日時:
2008/05/31 14:40
著者:
鍛冶 哲也

 

経営者は自らのビジョンを社内に浸透させたいと考えます。組織の意識統一を図るために。組織を動かしていくうえで、共通の目標、共通のゴールを設定し、その浸透を図ることは、マネジメントの基本です。

しかし、今時の風潮は、経営理念のような抽象的な目標は、きれいごと過ぎてあまり受けない。ましてや経営哲学のような押しつけがましいものは時代的に好まれない。

今時の目標は、客観的に測定可能な数字目標であることが求められる。血の通わない、無味乾燥な数字目標に向かって皆が走らされている。(それがすべてカルロス・ゴーンのせいだとは思わないけれどね)

何のために走っているのか、走ることの意味が今、求められているのではないでしょうか。

共通の目標、未来図、というのはあるべき姿のイメージなんでしょうが、それが目標数字を達成してみんなで乾杯してる絵、なんていうんじゃ絵にならない。

数字に対しては共感なんて抱けません。

社員が共感できるような経営目標、経営ビジョンでなければ意味がない。共感できないビジョンなど、絵に描いた餅の典型でしょう。

あるべき姿のイメージとは、言い換えると「理想」、ということでしょうか。「理想」をきちんと描くことができていないことが多い、ということ?

みんなが目先のことばかり見ていて、理想が描けない世の中なのでしょうか。それは想像力の足りない世の中?

情報があふれていて、人々の関心が細分化されているこの時代(それはロングテール化が進んだ状態ともいえる)に、共感を生み出すことの難しさはこれまで以上にハードルが上がっているのかもしれません。

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。

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