最終更新時刻:2009年11月27日(金) 20時14分
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イノベーションの格差

公開日時:
2007/11/10 11:59
著者:
鍛冶 哲也

kennより:
日本のIT業界は救いようがない。絶望的としか言いようがない。 IT業界不人気なんて、この業界に重くのしかかる決して晴れることのない暗雲の氷山の一角に過ぎない。はてなの匿名ダイアリーにも[続きを読む]

江島さんのブログで日本のIT業界の絶望的状況についての記事がありました。

コンピューティング・パワーがものすごい速度で価格性能比をあげている現状において、日本のIT業界はそれとまったく無関係いて、その状況が変わる兆しすらない。

なぜ、日本にはGoogleやMicrosoftやAppleのようなイノベーターが現れないのか?

彼らはいずれも創業者がコンピュータおたくであり、在学中に起業したという共通項がある。

コンピュータの視点から未来についてのビジョンを持ち、それを実現しようという並々ならぬ情熱を持っている。

そしてビジネスの観点から言うと、彼らはいずれも最初から成功の連続だったわけではない。

彼らの技術、商品、サービスに誰も買い手がつかないという挫折をみな味わっている。

その暗黒時代にも彼らが市場から退場させられなかったという事実。食いつなぐだけの資金を提供する者があったという社会的なシステム。投資家の存在。

日本に欠けているのは、そうしたベンチャーを育てる仕組みではないか。

いや、育てる前に、コンピュータおたくの学生が起業できるかどうかということが先かもしれないが。

さらにその前に、ビジョンを持ったおたくを生み出せるかどうかの方が大事なことかもしれない。

先のイノベーター企業の創業者にしたところで、らくらく起業した訳ではないはず。さまざまな困難を彼らは情熱とあきらめの悪さで乗り越えてきたに違いない。

壮大な夢を持てるか。未来に対してわくわくすることができるか。その夢の実現を信じ抜くことができるか。

ほらを吹くことが奨励されるか否定されるか。文化的な違いが根柢の部分にはあるのかもしれない。

 

 

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。

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