著作権法改正で検索エンジンの適法化へ--政府の知財戦略本部が方針という記事が出ていました。
現在、サーバへの情報の収集や格納が著作権法上の複製等に該当するおそれがあるため、事業者は法的リスクを避ける観点から海外のサーバを利用せざるを得ない状況となっており、円滑な事業活動に支障が生じていることから、検索サービスの適法化やコンテンツの配信等に関わるネットワークの経路における中継サーバ(キャッシュサーバ)への蓄積やコンピュータ内の主記憶(RAM)への蓄積など、コンテンツ流通にともなう一時的な蓄積が著作権法上の複製に該当するおそれがあり、新しいサービスを提供する際の不安定要因となっていることから、通信過程における一時的蓄積の法的位置付けの明確化などが、急務の課題として挙げられている。
これ、1文にしては長すぎるだろう〜という突っ込みはおいといて(分かりづらさでは人のこと言えないし)、要は、コンテンツ流通に伴う一時的な蓄積が著作権上の複製に該当する恐れがあるためそうならないように何とかしようということのようです。大きな方向としては、現行の著作権法が今の状況に合っていないので、今の状況に合った法律に改正しましょうということでしょう。現状に合っていない法律を盾にいろいろ申し立てされても困ってしまうので、そういう意味で現状に合わせて法律を改正して欲しいです。 あと、個人的には、せっかく著作権改正が視野に入っているので、消費者が理解しやすいように改正して欲しいですね。
ちなみに、参照した記事の話は検索エンジン関連した話のようですが、個人的には補償金制度の廃止は消費者にとって不便と言われても・・・でふれた、私的録音録画補償金などについても明確にして欲しいですね。 個人的には、平日は、大体、朝、8時前には家を出て帰宅は12時くらいという生活をしています。そうすると、正直テレビ番組を放送時間中には見る事ができません。このため、見たい番組はHDDレコーダに録画して帰宅後あるいは後日見ています。で、番組は見た後にすぐ消しているのですが今回の権利者団体の方の主張を見ると、それも複製だから私的録音録画補償金を払え!ということのようです。でも、本来見る事ができなかった番組をHDDレコーダに録画したことで見る事ができた訳で、それに対して放送時間中に見たら追加の料金はなしなのに、HDDレコーダに録画して後から見たら補償金を払わないといけないというのは個人的には納得できないです。そういう方は結構いるのではないでしょうか?それに、スポンサーが付いた番組は、それに対して視聴者は視聴時には直接お金を払っていませんが、そのスポンサーが放送局に対して支払っている広告宣伝料等は、結局、消費者が購入した費用から出ているわけで、消費者が出しているようなものです。そう考えると、自身がHDDレコーダに録画したスポンサー付きの番組くらいは補償金なしで見ても良いのかなぁと思ってしまいます。その点からもHDDレコーダに録画された番組は複製なんだから補償金を支払えという権利者の主張は個人的には訳がわからないんですよね。
著作権法自体が変更される可能性があるのであれば、ダビング10や補償金の話を急いで結論付けるのではなく、著作権法を現状に合わせるようにしっかり議論して、改正をした後に決めた方が良いと思います。著作権法の改正しだいでは、EPNを復活しても良いと思いますし。それに合わせて、できる限り権利者にちゃんと配分できる仕組みができると良いと思いますが・・・
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