「NGNでグループ一体化強化に強い懸念」,KDDI小野寺社長がNTTに苦言という記事が出ていました。
一方で,NTT東西がNGNの商用化を契機に,サービス連携を進めたり,県域を越えた事業領域に本格的に進出したりすることについて厳しい見方を示した。NTT東西が,NGNを使って提供するFTTHサービスをフレッツ光ネクストというブランドに統一するほか,企業向けの広域イーサネットサービスでも東西の区域をまたいだサービス提供を開始する。これについて「ユーザーに新たなサービスが提示できていない現状を見ると,NGNをテコに東西を一体化する目的の方が強かったのではないかと疑わざるを得ない」と批判した。
さらに小野寺社長は,「中国で南北に分割された地域通信事業者は,互いの地域に乗り出して競争することを通じてサービス向上を進めている。これに対して日本で東西を分割した意味がなくなってきていることに危機感を感じている」と続けた。
個人的には、NTTが地域で分割されているのは、ユーザにとっても、サービスや端末を作る側にとってもあまりメリットがないような気がしています。NTT東西はひとつにしてしまった方が良いんじゃないでしょうかねぇ?また、良くわからないのですが、通常、企業であればグループ一体化が強化されることは歓迎されることだと思われるのに、NTTは一体化を強化しようとするといつもそれをネタに叩かれますよね。いったい、いつまでNTTを特殊な企業にしておくのでしょうね?そろそろ、普通の一般企業にしてしまった方が実はユーザにとって良かったりしませんかねぇ?まあ、あまりにNTTが強すぎるというのであれば、NTTはインフラのみ提供する企業にして、それより上のサービスを提供する企業は、完全にNTTグループから分離してしまうと良いのかもしれませんね。いずれにしても、そろそろNTTを特殊な企業から一般企業にして完全に移行しちゃった方が良いんじゃないでしょうか。
あと、有線、無線に関わらず、こんな人口が少ない国で、仕様の異なる通信キャリアがゴロゴロあって、それらがぜんぜん違う仕様でサービスを提供していたらサービスや端末を作る側はビジネスにならないと思います。最近、携帯電話などはビジネスにならず撤退する企業も出てきていますが、実は、競争と言って通信キャリア毎に独自仕様を作ってきた弊害なんじゃないでしょうか?通信キャリアの基本インタフェース仕様に違いが少なければ、1つの端末やサービスを複数の通信キャリア向けに提供できるので国内だけでも多少はビジネスが成り立つ確立が高くなります。今だと、その基本インタフェース仕様がNGN仕様になれば、いろいろビジネスがやりやすくなると思うのですが。NTTもKDDIもソフトバンクもその他のキャリアも、基本部分は同じ仕様で。まあ、今のところNGNをやるのはNTTだけですし、最終的にも同じにはならないでしょうが・・・
NGN時代は国際標準準拠が正しいアプローチだという記事が出ていましたが、本当にそう思う今日この頃です。 今後どうなっていくのやら・・・
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