以前、米Warner Blu-rayに一本化でフォーマット戦争の終結が早まると良いですねというエントリを書きましたが、ついに東芝 HDDVD撤退で調整だそうです。
2つの規格が対立する次世代DVDのうち、「HDDVD」方式を主導してきた「東芝」は、「ソニー」などが推し進める「ブルーレイディスク」との競争で劣勢にあることから、HDDVD機器の生産を全面的に停止し、事業から撤退することで最終調整に入りました。
ワーナーブラザーズがBlu-rayに一本化したり、レンタルや小売業者もBlu-ray支持とか言い出した最近の海外の動きを見ていると仕方がないでしょうね。ちなみに、このニュースによると事業撤退の事業損失は数百億円とのことですが、周知のための広告や購入者への何らかのサポート(例えば、Blu-ray機器への交換?)など結構費用がかかるかもしれませんね。まあ、早く決断しないと傷はもっと大きくなってしまうと思います。来週あたり東芝から正式に発表があるのでしょうか?
東芝はHD DVD事業から撤退して、今後どうするでしょう。何となく想像としては、Blu-rayを使った機器は作らず、一気にHDDとフラッシュメモリを使った機器に完全移行するんじゃないかな?TSUTAYAグループとの提携でアクトビラも多少普及するかな?で触れたように、ようやく日本でもコンテンツダウンロードによるレンタルが本格化しそうな兆しがあるので、うまくやれればBlu-rayなしの機器で勝負できる可能性はあるような気がします。それに、家庭用のHDのビデオカメラもHDDが主流になりはじめ、RAID5のHDDに貯めるのが今後の主流になりそうな気がしているので、Blu-rayレコーダとかはなくてもやっていけそうな気がします。どうしてもHDビデオカメラのコンテンツをBlu-rayに書き出したいのであればPC + (外付け)Blu-rayでしょうか。あと、Blu-rayのPlayerは東芝はCELLチップを作っているので、ソニーのPS3が売れてくれれば自身でわざわざ作る必要ないし・・・
こう考えると、実は、東芝が直接Blu-ray機器を出す理由はないので、Blu-rayの機器は出さないような感じがしますよね。さて、正式に決まったらどのような発表をするのでしょうか?
追記(2008-02-17 01:00頃)
“東芝、HD DVD撤退で調整へ”報道を読み解くという記事が出ていました。
加えてNHKの報道にあった「青森の工場」では、現在はHD DVD関連製品を全く作っておらず、レコーダーも含めて中国で生産されている。また、その中国の工場でも、HD DVD関連製品が常時ラインに流れているわけではないだろう。
そこで東芝DM社のHD DVD戦略担当者に連絡を取ったところ、「HD DVD事業から撤退する結論は出していない。撤退について公式な会議の場で議論もしていない」と完全に否定した。「撤退に関してDM社は何も判断していないし、撤退のシナリオもない」。おそらく、このコメントは真実だろう。
ということで、多少、NHKニュースは事実と違う部分があるようです。ただ、
しかし、根も葉もないニュースかと言えば、それも違うようだ。こうした報道の場合、必ず情報源がある。今回の場合、撤退に向けて調整するという情報源は“東芝関係者”とされている。つまり、これは東芝DM社ではなく、東芝本社からの意図的な情報リークというのが、もっとも可能性としては高い。
ということでもあるそうです。
また、東芝、HD―DVD撤退へ ブルーレイが主導権という記事が出ていました。
東芝首脳は同日夜、「17日の週にも対応策を発表する」と話した。東芝関係者は「これまでのように一直線にやれるものではないという認識はある」と撤退を示唆。プレーヤーを新規開発しない可能性があるという。
<省略>
ただ、「HD―DVD事業と一口に言ってもドライブ(駆動装置)、プレーヤー、レコーダー、パソコンと幅広い。やめるにしてもいろんなやめ方がある」ともしており、パソコンへのドライブ搭載など一部の事業は続ける可能性もある。
今回の報道に関連した何らかの発表はありそうですね。
※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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