IP同時再送信の審査基準案が公開,NTT東西にNGNの提供計画の早期公開を迫るという記事が出ていました。でも、この審査基準に則ったシステムって実現できるのかなぁ?特に、
例えば技術条件では,電波による受信と比べた映像や音声,データ放送などの遅延はシステム全体で2.5秒以下とすることや,映像や音声に対する字幕放送の表示タイミングの遅延を電波による受信と比べて±3フレーム以下とすることなどの数値が提示された。これらに加えて,同地域の地上デジタル放送と同数のチャンネルを提供すること,また視聴しながら別番組を録画することを想定して,サービス1契約当たり2チャンネル以上の視聴が可能であることといった,利用環境を想定した条件も示した。
にある『電波による受信と比べた映像や音声,データ放送などの遅延はシステム全体で2.5秒以下とすることや,映像や音声に対する字幕放送の表示タイミングの遅延を電波による受信と比べて±3フレーム以下とすること』あたりは本当に実現できるのでしょうか?
IP再送信は、非常に大雑把に考えても、
のような手順になるような気がします。『電波による受信と比べた』となると、MPEG2を受信してテレビに表示の時間+2.5秒以下で上記の手順を処理しなければならないことになります。NGNの場合にはある程度ネットワークのQoSが保証されると言っても、バッファリングしなければいけないでしょうし、場合によっては、FECも利用しないといけないでしょうし、H.264のエンコーダ/デコーダの性能、ネットワーク遅延などを考えると、かなり厳しい数値のような気がします。普通に電気屋さんに並んでいる地上波デジタルを受信しているテレビを見ても、テレビによってデコード処理の時間が違うのか表示する映像がずれていますからねぇ。数百msくらいは余裕でずれているような気がします。
だからといって、IP再送信でH.264を使わずMPEG2でそのまま流すと、1チャンネル約24Mbpsくらいで、1契約2チャンネルだとすると、約50Mbpsはテレビ放送のためだけでほとんどの帯域を利用することになってしまいます(H.264だと1チャンネル半分くらい?)。おそらく家庭に来るファイバは、100Mbpsでしょうから、データ通信用はあまり使えなくなってしまいますね。
あくまで直感的なものですが、2.5秒以下はかなり厳しい気がします。どうなのでしょうね?
この条件を満たすだけのために、物凄いサーバ設備と高価なIP再送信受信端末が必要になりそうな予感がします。でも、それってめぐりめぐって利用者負担になりますよね。IP再送信受信端末が1台10万円とか言われたら誰もいらないですよね。まあ、確かに視聴者参加型番組のようなものはあまり遅延が大きいと、問題があるとは思うので難しいところですが・・・
ちなみに、個人的には、IP同時再送信よりも、IP独自放送を早くやって欲しいです。今回のIP同時再送信はそのための練習と思ってて良いですよね???
※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。シーネットネットワークスジャパン および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
iPhonista Nightの事後報告
コンテンツ市場14兆円の中身と行方
除名せよ!福田康夫
1年も持ちこたえたのは本当に「ご立派」としかいいようのない福田総理
イーモバに冷たい各社
まず10年間は泥のように働け3
「VirtualBox 2.0」、Mac OS X版におけるインターフェイスの改善 etc...
「あなたとは違うんです」首相の存在感
我が家のD4もようやく機能強化に旅立ちます
iPhoneの「手書き入力」を試してみたみんなのお題では、ブロガー同士で質問を出し合いそれに対する回答や意見を集めています。今日はどんな話題が盛り上がっているでしょう?
サーバ仮想化・グリーン化の利点を最大化!CNET Japan ブログネットワークは、元はCNET Japanの一読者であった読者ブロガーと、編集部の依頼により執筆されているアルファブロガーたちが、ブログを通じてオンタイムに批評や意見を発信する場である「オピニオンプレイス」、また、オピニオンを交換するブロガーたちが集うソサエティです。
広い視野と鋭い目を持ったブロガーたちが、今日のIT業界や製品に対するビジョンや見解について日々熱く語っています。
CNET Japanやその他サイトが提供するITニュースやコンテンツへの意見や分析、 ビジネスやテクノロジーに対するビジョンや見解について語っていただける方を 募集しています。ご応募はこちらから
ブログの投稿はこちらから(※ブロガー専用)
今年最も活躍したブロガーを表彰します。詳細はこちらから
これは、CNET Japan 編集部の依頼に基づいて執筆されているCNET Japan アルファブロガーによるブログの印です。
CNET Japan ブログネットワーク内で拍手の代わりに使用する機能です。ブログを読んで、感激した・役に立ったなど、うれしいと思ったときにクリックしてください。多くGood!を獲得した記事は、より多くの人に読まれるように表示されます。
今週の新製品総チェック:ノート、デスクトップ、UMPCまでPC秋モデルが続々
今週の新製品総チェック:薄さ13.9mmのサイバーショット登場!NEC「LaVie」はデザインモデルが