インターネットの世界では、昔は情報ポータルサイトでしたが、最近は、情報やサービスの探索にGoogleやYahoo!などの情報検索サービスを利用することが一般的になっています。ポータルサイトでまとめられないくらい情報が増えてしまったということでしょうか。ある程度厳選された情報を載せたポータルサイトと比べると、検索にヒットする情報が玉石混合の検索サービスは利用するのが難しいというのもあるのですが、どんどん情報が追加されていくブログなどが流行し、これだけ情報が増えてしまうと検索サービスはあると便利です。もし、NGNが、IP電話とIPマルチキャストによる地上波デジタル再配信しかやらない網であれば、情報やサービスの探索みたいな話はあまりないのですが、インターネットのように網内にたくさんのサービスを展開することを意図しているとしたら、どこかのタイミングで検索サービスが必要になるかもしれませんね。
NGNはインターネットのように情報が溢れるのか?
そもそもNGN内はインターネットのように情報が溢れるのでしょうか?実は、NGNは、QoS保証を利用したIP電話やIPマルチキャストによる地上波デジタル再配信の話ばかりで、NGNの網内にニュースサイト、SNS、Web、ブログといったインターネット上と同等のサービスが提供されるのか良くわかっていません。例えば、NTTのNGNの場合、単にIP電話、IPマルチキャストによる地上波デジタル放送の再配信、4th mediaなど、ごく少数のサービスしか行われない網で、それ以外は、インターネット上のサービスを使用するというモデルの可能性はあります。そうであれば、網内の検索みたいな話はなく、NGNの網内ポータルと、インターネット上のGoogleやYahoo!を使えば良いだけです。ただ、NGNは次の段階で、UNI、NNI、SNIといった接続レベルのインタフェースだけではなく、認証や課金のインタフェースを公開するという噂を考えると、通信キャリアとしては、サービス事業者にNGNの網内向けのサービスの展開をしてもらうことを考えているような気がします。まあ、認証や課金のインタフェースを公開しても、現状のNGNは家庭に引かれる電話回線と同じように家からしかアクセスできないもののようなので、NGNで展開できるサービスはかなり限られてくると思われます。
そんな中、サービス事業者としてはビジネスをしなければならないので、NGNでサービスを立ち上げると言っても、実際には、NGNの網内とインターネットの両方で共通のサービスを立ち上げるのではないでしょうか。例えば、ニュースサイトみたいなところは、NGNの網内向けとインターネット向けの両方に同様のサイトを立ち上げるような気がします。SNSや、ブログのようなCGMなどもそうですね。利用者としてもそうしてもらわないと結構困ったりします。家の端末からしかアクセスできないサービスなんてあまり使えないですから・・・
このように考えると、インターネットとNGNの共通サービスが立ち上がり、現在のインターネットほどではありませんが、それなりに情報は存在するかもしれません。もしかすると、認証・課金のやりやすさからNGNの網内向けの方が詳細な情報を得られる環境になる可能性がありますね。今、携帯電話は無料の記事は概要だけで、お金を払うとより詳細のニュースが読めるようになります。現在、インターネットではユーザに無料で公開しているニュースサイトも、インターネットには概要だけを公開して、NGNの網内で有料契約した人にだけ詳細情報を公開するなんてサービスが出てくるかもしれません。NGNの網内からインターネットへのアクセスは許されるようなので、インターネットに詳細が掲載されていると、NGNの利用者はわざわざ有料契約なんてしませんからね。
Google, Yahoo!不在のNGNでサービスの探索はどうなるの?
ということで、NGNの網でもそれなりに情報やサービスの探索が必要そうな感じですが、GoogleやYahoo!といった検索サービスのクローラーの手が届かないところにあるNGN網内のサービスの探索はどうなるのでしょうか?NTTのNGNだと、単にgooになるだけかな?
携帯電話のauなどは、Googleと提携してEZwebにGoogleの検索エンジンを使用し、モバイル向けコンテンツとPC向けコンテンツを統合した検索サービスを提供しています。NGNもGoogleやYahoo!などと提携してNGN向けコンテンツとインターネット向けコンテンツを統合した検索サービスの提供は可能かと思います。でも、それだとちょっとつまらないですね。
NTTのNGNの網は次期ひかり電話の網として使用されて、電話には0AB-Jの番号が振られるみたいです。今までの電話と同様に使用できるということは、NTTとしては市内とか市外とかみたいな回線の大雑把な場所がわかっているわけですよね?110や119等の緊急電話などは、電話をかけた場所(番号?)から近い警察や消防に自動的につないでくれるようですが、こういった場所(地域)情報や番号情報をうまく使ってGoogleやYahoo!などのキーワード検索サービスとは一味違ったサービスの探索ができないのでしょうかねぇ?既存のインターネットとはちょっと違ったことができそうな気がします。
例えば、キーワードによっては、アクセスが多いサイトや人気の高いサイトではなく、自分の地域に近いサイトを先に表示して欲しいとかあったりします。一応、Googleなどでも国別に分かれていますが、都道府県や市など日本の国の中までは区分されていません。NGNはIP電話網としても使用されるようなので、電話番号にひも付いた地域情報をうまく利用して地域に近いサイトを先に表示できそうな気がするのですがどうなのでしょうね?ある意味、日本国内の地域にものすご?く特化した検索を考えることができるかもしれません。次世代ネットワーク上の次世代検索エンジンということで(笑)。まあ、海外展開が難しいのでビジネス的には難しいかもしれませんが・・・
まあ、少し考えてみると何か面白いものが出てくるかもしれませんね。
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xさん。コメントどうもありがとうございます。
せっかく読んで頂いたのに読みにくい日本語で申し訳ありませんでした。もう少し読みやすくなるように努力はしてみたいと思います。