喫煙者にとって頭のいたい話題ですが、来年2008年から順次、taspo(タスポ)という「成人識別ICカード」がなければ自動販売機でのたばこ購入ができない仕組みに変わります。実はお恥ずかしい限りですが、この話題については全く知らず、先日ある大学教授の講演を聞く機会があり、そこで初めて知りました。
この「taspo」の導入によって大きく変化することがあります。
1.電子マネー市場が変わる
2.たばこ産業のビジネスが変わる
「Edy」機能搭載のカードおよび携帯電話(おサイフケータイ)などの累計発行数が、3,000万枚を突破し話題になりましたが、現在の喫煙者数はおよそ「3,000万人」いると言われていますので、もし、喫煙者の方全員がtaspoに搭載されている電子マネー「Pidel(ピデル)」(JCBが運営)を利用したら、電子マネー市場が大きく変わるのではないかと言われています。
現実には喫煙者全員が電子マネーを利用するわけではないのでそんなことは無いとは思いますが、今まであまり知られていない電子マネー「Pidel」が一躍有名になり市場にでてくることは確実です。
また、このtaspoを利用するためには、申請が必要なため手間がかかること、たばこ購入時にtaspoを携帯する必要があるとのことから、自販機からコンビニなど大手チェーンに利用者が流れる可能性があり、現在2兆円弱あると言われているたばこ販売店の売上が減少し、経営が難しくなるのではと指摘されているそうです。町のたばこ屋さんが消えてしてしまうのは少しさびしい限りです。
taspoの詳細を整理しておきます。 NTTデータが元請けとして全体のプロジェクト管理を担当。NECトーキンがICカード製造、NTTドコモが自販機ネットワーク関連、大日本印刷が印刷業務、トッパンフォームズがICカード発行業務、トランスコスモスが申し込み処理業務、日立製作所がデータセンターシステム構築、ベルシステム24が問い合せ対応業務をそれぞれ担当。
このtaspo開発に携わっている会社は8社あり、各社の役割は下記の通りです。

「taspoシステム」は、社団法人日本たばこ協会と全国たばこ販売協同組合連合会(全協)、日本自動販売機工業会の3団体が、成人喫煙者に対して、ICカード「taspo」を発行し、そのカードを自販機にかざさない限り、自販機からたばこを購入できなくするもの。購入時にICカードを必須とすることで、未成年者の喫煙防止を図る。07年12月から申し込み受付を開始し、08年7月までに全国での導入を完了する予定。
最後に気になる導入スケジュールを掲載しておきます。
(taspo公式サイトより抜粋)
尚、カードの申込開始は2008年2月からです。
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