開発過程にあるVMwareによる次世代デスクトップ仮想化ソフトウェア「VMware Fusion 2.0」では、米国時間7月30日付にてリリースされた「Beta 2 Build 107508」の段階において「Mirrored Folders」や共有アプリケーション、或いはURL共有、プリンタ共有等、総じて「Unity 2.0」と称されるユーザビリティを改善すべくした種々の諸機能等が実装されていますが、その中でも今回は、LinuxゲストOSを対象とした「Unity」モードを採り上げてみたいと思います。
※以下、ゲストOSにはDebianベースのLinuxディストリビューション「Ubuntu」派生にして標準デスクトップ環境に「KDE」を採用する「Kubuntu 7.10(Gusty Gibbon)」を使用しています。
LinuxゲストOSにおいて「Unity」モードを利用する際には、WindowsゲストOS利用時と同様、「VMware Fusion」サイドで特別な環境設定等を行う必要はありません。当該LinuxゲストOSに対して適切な版の「VMware Tools」をインストールした後に再起動すると、デフォルトでツールバー右上に配置されている「Unity」モードのアイコンがアクティブとなり、実行可能な状態となります。

↑「VMware Tools」インストール後の状態。ツールバー右上に配置されている「Unity」モードのアイコンがアクティブとなり、実行可能な状態となります(クリックで拡大します)
※LinuxゲストOSに対して「VMware Tools」をインストールする際には、マウントされたイメージファイルに包含されるtarボール(VMwareTools-xx-xx.tar.gz)を展開した後に、コマンドラインを通じてインストールスクリプト(~/vmware-tools-distrib/vmware-install.pl)を実行する必要があります。
以下、「Mac OS X 10.5 Leopard」のデスクトップ上に「Safari」とKDE標準Webブラウザ「Konqueror」が同時に表示された様子です。

↑LinuxゲストOSにおける「Unity」モードの実践(「Mac OS X 10.5.4」+「Safari 3.1.2」「Konqueror 3.5.8」)。KDEのタスクバーがデスクトップ下部に表示されている他、WindowsゲストOS利用時と同様に「Applications」メニューを通じた各種の制御等も可能となっています(クリックで拡大します)
尚、「Unity」モードは開発過程にある「VMware Workstation 6.5」においても実装予定としてテストリリースが行われている他、同様の機能は「Sun xVM VirtualBox」においても「Seamless Mode(シームレスモード)」として実現されています。
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