最終更新時刻:2010年2月10日(水) 14時44分
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「ReactOS 0.3.3-RC1」リリース

公開日時:
2007/07/30 00:37
著者:
Flipper

アプリケーション、デバイスドライバ等におけるバイナリレベルでのWindows互換環境を目標として開発中とされるオープンソースオペレーティングシステム「ReactOS」。2ヶ月サイクルでのリリーススケジュールに従って5月中旬に予定されていたVer.0.3.2のリリースがブロッカーバグに起因した形にてスキップされていましたが、この度米国時間21日付にて同オペレーティングシステムの最新Alpha版に相当する「ReactOS 0.3.3-RC1」がリリースされ、現在ReactOS Foundationによる公式ダウンロードページを通じて、Intel x86アーキテクチャを対象とした以下の各種バイナリ、及びソースコード等が入手可能となっています。

  • Live CD
  • インストールCD(ISOイメージ)
  • QEMU仮想マシン(「QEMU for Windows」をバンドル)
  • VMware仮想マシン
  • ソースコード

この度リリースされた「ReactOS 0.3.3-RC1」おける主な変更点として以下の項目等が示されています。

  • ソースツリーの再構成、及びクリーンアップ
  • 「DejaVu Font」をVer.2.18にアップデート(DejaVu Font 2.18)
  • 全てのケースにおける「DejaVu Font」への切り替えを実施(コマンドにおいても同様に「DejaVu Font」を使用、GUIにおいては既に実装済)
  • Wineから「usp10.dll」をインポート(CVS revision 1.8)
  • 「Win32k DirectX」サポートにおけるAPIに対して幾つかのテストケースを追加(テストケースは種々の障害等に起因して100%正確ではなく、場合によっては一部のケースにおける障害発生要因を手動でチェックする必要があるとの事。当該テストケースは「DirectX8」以降をサポートする全てのWindowsにおいて動作可能)
  • 「DDK」「MS DDK version 3790.1830」間における多数のヘッダ互換性を修正
  • 「FreeType」をVer.2.3.4にアップデート(FreeType 2.3.4)

尚、ReactOSは昨年12月の段階で「freeldr(FreeLoader、ReactOSにおけるブートローダ)」に起因した不具合の発見等によるIntelベースMacintoshへの正式対応を表明しており、従来からサポートされているPC/AT互換機の他、Apple純正デュアルブート支援ツール「BootCamp」によって作成されたパーティション等を実行環境としてサポート予定と伝えられています。

以下「Parallels Desktop 3.0 for Mac Build 4560」上における「ReactOS 0.3.3-RC1」(ブラウザは「ReactOS Explorer」)のスクリーンショットです(クリックで拡大します)。

「Parallels Desktop 3.0 for Mac Build 4560」+「ReactOS 0.3.3-RC1」+「ReactOS Explorer」

また、公開されている開発ロードマップによると「ReactOS 0.4」(「ntoskrnl」におけるWindows NT 5.x/6系に対する互換性を50%に向上)を2007年中に、「ReactOS 0.5」(「ntoskrnl」における互換性を70%に向上)を2007年〜2008年に各々リリースし、現在alpaとして進行中の開発ステージをBetaに移行するとの予定が示されています。

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※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。

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