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Apple、「MacBook」ラインにNANDフラッシュを採用か?

2006/10/02 05:46
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岸 大輔

「Mac OS X Trend Informations」では、Apple、Mac OS X、及び関連アプリケーション、テクノロジ(主に仮想化)等を中心とした各種の情報等をエントリしております。どうぞ宜しくお願い致します。
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モバイル版「Core 2 Duo(Merom)」を搭載したニューモデルのリリースが間近ではないかと囁かれながら、なかなか正式なアナウンスを耳にするに至らない「MacBook Pro」。現行モデルリリースから10ヶ月近くが経過するだけに、そろそろ何れかの動きが期待できそうではありますが……。そんな中、米国時間28日付のAppleInsiderにて、「MacBook」ラインアップにおけるNANDフラッシュメモリ採用の如何に言及したインサイダ情報が掲載されていますので、エントリ内容の一部を採り上げてみたいと思います。

上記Linkに掲載されているAppleInsiderの記事によると、Intelによる次世代ノートブックプラットフォームに対するNANDフラッシュメモリ組み込みの計画は、Apple ComputerのようなPC製造業者に対して、より長いバッテリ駆動時間を維持しつつも、幾つかのオペレーションに2倍高速なパフォーマンスを与えるようなシステムの開発を可能にするであろうとの事。3月に開催されたデベロッパフォーラムにおいてIntelは、来年上半期リリース予定とされる「Santa Rosa」ノートブックプラットフォームにおける特徴としてそれらの技術を追加する計画等を示しており、殆ど瞬時とも評されるPC起動時間を主要な恩恵として提供するであろうと伝えられているそうです。

同フォーラムにおいてIntel Mobility Chief, Sean Maloney氏より、フラッシュメモリを256MB搭載したPCと、同メモリ未搭載のPCによるブートに関するデモンストレーションが行われた際、フラッシュメモリ搭載PCが(未搭載のPCに対して)約半分の時間にて起動していたとの事。同氏によると、その技術は256MB以上のフラッシュバッファを扱う事が可能であり、ハードディスクドライブの代わりにフラッシュメモリからオペレーティングシステム全体を稼働させるだけのポテンシャルも秘められているとされ、丁度NANDフラッシュのコストが下落してきているといった事も述べられていたそうです。

そして、Appleは「Santa Rosa」プラットフォームを採用予定とするPC製造業者の一つとして名を連ねていないにも拘らず、次世代「MacBook」ラインにおいてNANDフラッシュを実装するべく、Intelエンジニアと共に緊密な作業を進行中であるとの事。情報筋によると、Appleは世界におけるNAND 5大サプライヤとの現在の協定等を考慮した際には、その技術の採用予定を明白にしているPC産業中でもベストポジションを占める企業の一つとして位置付けられているそうです。

また、今週開催された「Intel Developer Forum」において、Intel Chief Executive, Paul Otellini氏からは、「Santa Rosa」とNAND搭載ノートブックPCにおける幾つかのベンチマークの提示に関して語られており、今後ユーザはより高速な起動時間や2倍速とされるアプリケーションのロード時間、或いはハイバネーションからのシステム復帰に要する時間が半分に短縮される等のパフォーマンスが期待可能であると述べられていたそうです。また同氏からは、来年リリース予定とされる「Santa Rosa」プラットフォームには早期にもマザーボード上にNANDフラッシュが搭載されるであろうとの見解も示され、それらはノートブックにおけるパフォーマンスとバッテリ駆動時間において重大な改善を齎すであろうとの事。本質的にNANDフラッシュは頻繁なデータアクセスが発生した際に、 ハードディスクドライブよりむしろ自身にバッファキャッシュを保存する事ができるような動作を示し、これは同媒体がメインメモリやマイクロプロセッサとしてより適した仕様を有している事を意味するとも述べられていたそうです。

そして2007年における次世代ノートブックの船出前に、Appleは本年中にもモバイル版「Core 2 Duo(Merom)」プロセッサ採用と共に、MacBookラインをリフレッシュするであろうとの事。昨今の動向からしてNANDフラッシュ搭載のMacintoshも、そう遠くない未来に実現可能ではないかと思われるものの、対象機種がMacBookになるかどうかは何とも微妙ですね。個人的にはiPodとMacBookホワイトの中間に位置する、全く新たなラインアップの登場にも期待したいと考える次第です。

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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