スペシャルイベント「It's Showtime」における一連のアナウンス等で盛り上がりを見せる中、Mac OS Xベースのデスクトップ仮想化ソフトウェア「Parallels Desktop for Mac」関連のエントリを続けますが、直前エントリにて紹介しました「Update Release Candidate of Parallels Desktop for Mac」に関して、同リリースに関するQ&A集が米国時間8日付のThe Official Parallels Virtualization Blogにて掲載されていますので、こちらの内容を採り上げてみたいと思います。
上記LinkのOfficial BlogにおけるQ&A集によると、米国時間7日に「Update Release Candidate of Parallels Desktop for Mac」(以下「Update Release Candidate」)をリリースして以来、Official Blogの著者であるBenjamin Rudolph氏の元には多くの読者より、同リリースに関する質問がemailにて寄せられているとの事(Mac ProサポートとRAMに関する質問がメイン)。従ってコメント欄ではなく、この場(Official Blogにおけるエントリ)にて質問者に対する解答を示す事にしたと記されており、このエントリがMac Proサポートに関する問題解決の一助となる事を切に望んでいるといった意思が示されています。以下、同エントリにて取り上げられているQ&Aの中から、幾つか抜粋してみたいと思います(多少原文を平たく慣らして訳しています)。
この件に関しては「Wikipedia」において定義されているように、適切なオペレーティングシステムのサポートが与えた、32bitシステムにおけるメモリ利用の許可に起因しており、Physical Address Extension mode(PAE mode)に関連する問題であるといった解答が示されています。そしてたった今(Update Release Candidateによって)、RAMが4GBに制限される理由でもある(推奨されるのは3.5GBまで)PAE modeの部分的なサポートが提供され、更に次期バージョンにおいては完全なるPAEサポートが提供されるであろうと述べられています。
「決してそんな事はなく、実はメモリ容量の如何に関わらず、何れのMac ProにおいてもParallels Desktop for Macを利用可能とする容易な回避策がありますよ」といった感じの解答が示されており、これは「boot-loader oprtion」にてメモリ容量を制限する事によって実現されるとの事。対処方法が以下のように記されています。
搭載メモリ容量のフル利用を可能とするべくMac Proをリフレッシュするためには、上記ステップ1〜4を再度実行し、当該Mac Proに搭載されている全メモリ容量を(MB単位にて)steps 3.の「3500」の部分に代入すれば良いとの事。
「我々はこれまでのところ、幸運な事に数人の64-bit Core 2 Duoユーザより肯定的なレスポンスを頂きました」との解答が示されています。要するに動作可能であるという事ですが、はっきりと断定している訳ではなさそうです。
続いての質問も反響が大きかったのではないでしょうか?
RC 1がリリースされてから一週間も経過していないため(原文エントリ時点)、充分なテストを行う機会がなかったとの事。Beta 1とBeta 2は現在も稼働しており、RC 1に関しても早急にサポートされるべきであると考えているそうです。
これは本当にAppleにおけるバグであり、Parallelsに起因するバグではないとの事。4月に最初のBeta(Parallels Workstation 2.1 for Mac OS Beta 1)がリリースされた際、幾つかのMac miniにおいてVT modeが内包されているにも関わらず、ファームウェアの欠陥によって無効となっていた事を覚えているかも知れませんが、当時と同じ事が今ここに発生していると説明されています。尚、Parallelsサイドでは既にこの問題に関してAppleとコンタクトを取っており、彼ら(Apple)は問題に取り組んでいる最中であると伝えられています。
冒頭の数行では「Parallels Desktop for Macが今日現在の姿に至るにあたっては、皆様に多大なる援助をもたらして頂きました。そして私は貴方がたがアドバイスやバグの摘出、或いはより有用なリリースとするための提案等を私たちに提供し続けてくれる事を望みます」といった感じの謝辞が述べられており、質問に対する解答としては以下の3点が示されています。
最後にフォーラムに関する注意点として、我々のQAとEngineeringチームは全てのポストに対して応じる事はできないかも知れないが、彼らは常時フォーラムを監視し、確実に貴方のコメントに目を通すでしょう、として締めくくられています。
現状では、未だMac Proが持ち得るリソースのフル活用は実現されていないようですが、Windows Vistaも含めて見通しは立っている様子ですね。このまま順調なアップデートを続けて欲しいものです。
※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。シーネットネットワークスジャパン および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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