既にCNET Japan等のIT系Newsでも報じられているように、先日(米国時間26日)Appleより発表されたプレスリリースの中で、8月7日よりサンフランシスコのモスコーンウェストにて開幕する「WWDC 2006(Worldwide Developers Conference 2006)」の基調講演にて、Appleのエグゼクティブチームによる「Mac OS X 10.5 Leopard(以下Leopard)」のプレビューが行われる事が正式発表されています。機能面においては様々な憶測が飛び交う中、過去のMac OS Xメジャーアップグレードの中でも、最も大きな期待を抱かれているのではないかとの声も囁かれてようですが、そんな中、AppleInsider発の非公式情報ではありますが、Leopardの動向に関して、幾つか興味深い情報が掲載されています。
上記Linkの情報は23日(米国時間)付のAppleInsiderにて掲載され、既に幾つかの情報サイト等でも取り上げられていますが、現時点ではあくまでも非公式なインサイダ情報ですので、参考程度に留めて頂けると幸いです。以下、著されている内容に沿って、極力近い形(一部に個人的見解も含む)で紹介します。
Appleは現在、同時期(来年初頭)における正式リリースが予定され、販売競争が必至と目されているMicrosoftの次世代オペレーティングシステム「Windows Vista」の動向をより注意深く監視し、Windows Vistaにて提供予定とされる機能の一部をMac OS X 10.5 Leopardに搭載させるべく、開発に尽力していると伝えられています。Leopardに関しては8月上旬にSan Franciscoにて開催される「WWDC 2006(Worldwide Developers Conference 2006)」にて、その詳細が公表予定とされていますが、既に幾つかのRumor millsでは「Leopardのスクリーンショット」と称される(噂に挙がっている特長をよく表した)画像等が掲載され、Macintoshコミュニティを騒然とさせているようです(既に作者によってFakeと認められたものも含まれているようですが)。
噂に挙がっている機能の一つは、Microsoftの「Virtual Earth」と類似した、OSレベルに統合される「Geographical Mapping Technology」とされており、同社では最近数ヶ月の間に「Vexcel Corp.」等数社の買収を含めた「Virtual Earth Division」の強化等に勤しんでいるとの事。情報筋によるとApple(Leopard)においても類似したアプローチ手法にて同様の技術開発を行っているが、こちらは「Google's Maps feature」をモデルとし、衛星画像による種々のナビゲーションを可能とする技術になるのではないかと伝えられています。
Leopardの機能に関するその他の噂としては、出処不明なスクリーンショットの中で「Address Book」と「iCal」が一つのアプリケーションとして統合され、先週Web上に出回った幾つかのスクリーンショット上では、日付表示を含む修正された「Address Book」アイコンが発見されると同時に、Mac OS XのDockから伝統的な「iCal」アイコンの存在が確認できなくなっているといった事が挙げられています。尤も掲載されたスクリーンショット自体の信憑性が乏しい状態ではありますが、機能的には元来からそうあるべきだといった声も根強いようなので、実現されれば一定の支持は得られるのではないかと思われます。
もう一つ、現在デュアルブート支援ツールとしてBeta版が配布されている「BootCamp」が、完全な仮想化ソリューションとして変貌を遂げるかどうかについて強い関心が持たれているようですが、この件に関しては情報筋から確かな情報が得られていないのが現状であるとの事。しかしながら「Windows Vista Enterprise Edition」にて搭載予定とされている「Virtual PC Express」に遜色ない機能としての提供を実現するための開発が継続されているようです。
尚、Microsoftから今年3月に発表されたVirtual PC ExpressのEarly Releaseにおいては「Windows XP Professional Editon」をHost OSとし、その上で「Windows 2000」等のGuest OSを稼動させるような仕様となっていましたが、これに関してMicrosoftサイドからは、Early Releaseにおいてはその時点で正式リリースされていないWindows Vistaをサポートする事はなかったが、2006年内に正式リリース予定とされるWindows Vista Enterprise Editionにおいては、Windows VistaをホストOSとしてサポートする(64bitサポート等の機能強化が追加された)Virtual PC Expressが同梱されるであろう、といった見解が示されているようです。
機能面以外の話題では、Microsoftが「Longhorn」として認知されていたコードネームを、次世代マーケティングにマッチさせた「Windows Vista」という名称に変更した例があるように、Appleも次世代オペレーティングシステムに向けた、より「marketable」な名称変更を検討しているのではないかといった話題も取り上げられています(最終的に名称変更が行われるか否かは不明)。
「BootCamp」と仮想化ソリューションに関しては、直営店における「とあるワークショップ」にて(Apple以外の人による講義ですが)遠回しにそれらしき事が仄めかされていたのを聞いた事があります(随分と持って回った表現でしたが)。だだ、この分野に関しては、日々あらゆる情報が飛び交っている状況ですし、注目度も高い分野ですので「WWDC 2006」での発表を含めた今後の動向にも注目していきたいところです。
※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。シーネットネットワークスジャパン および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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