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「Parallels Workstation 2.1 for Mac OS」に「Beta 4」がリリース

2006/04/22 16:20
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岸 大輔

「Mac OS X Trend Informations」では、Apple、Mac OS X、及び関連アプリケーション、テクノロジ(主に仮想化)等を中心とした各種の情報等をエントリしております。どうぞ宜しくお願い致します。
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以前のエントリでも少し紹介しました、Mac OS Xベースのデスクトップ仮想化ソフトウェア「Parallels Workstation 2.1 for Mac OS」に、19日の段階で新しい「Beta 4」がリリースされていますので、改めて採り上げてみたいと思います。

Intelによる仮想化技術(Vanderpool Technology)の採用等で注目を集め、Windows環境を必要とするMac OS Xユーザにとっての有力な選択肢ともなっている「Parallels Workstation 2.1 for Mac OS」の「Beta 4」は、新たにフルスクリーンモードやデュアルディスプレイによる表示をサポートしており、デュアルディスプレイ使用時には、各々のディスプレイにおけるMac OS X(ホストOS)とWindows XP(ゲストOS)のフルスクリーン表示も可能にしているようです。機能が成熟してくれば、ユーザに仮想マシン環境の存在を殆ど意識させる事なく、複数OSを稼動させるといった事も可能となってくるでしょう。その他にも、

  • 「Windows 2000」「Windows 98 SE」等をゲストOSとした際のサウンドサポートの改善(「Windows 2000 Service Pack 4」でサウンドを鳴らそうとした際に、高い確率でフリーズが発生し得た問題等を修正)
  • ブリッジ、Wi-Fi等のネットワーク関連の改善
  • CD/DVDドライブのサポートを改善
  • スリープ時の動作

等、安定性に関するフィックス等が施されているようです。

尚、18日にはITmediaにて、こばやしゆたか氏による「Parallels Workstation 2.1 for Mac OS」の詳細なレビューも掲載されていましたが、動作速度等の一連のレスポンスを始め、なかなか良好な印象を得られているようです。

特に「Beta 2」から「Beta 3」へのアップデート時には、トータル的に見て約1.5倍程度のレスポンスの向上を実現しているとされており、実施されたベンチマークテストの結果を見ても(設定されたビット数の違い等を考慮しても)「Boot Camp」を使用してインストールされたネイティブの「Windows XP」と遜色ない数値を叩き出している事は評価に値するでしょう。今後の開発に期待が膨らむ結果となっているようです。尚、各ゲストOSは個々で一意のIPアドレスを有する形となっており、「Parallels Workstation」自体がDHCPとして機能しているか(「Virtual PC」でいうところの「共有ネットワーク」)、あるいはスイッチングハブのような役割を果たしているか(同「バーチャルスイッチ」)の何れかになるのではないかと思われます。

まだまだ不安定な要素も多く、未完成な印象が否めないともいわれていますが、Mac OS Xで不足している部分を補うためのWindows環境の構築であれば、デュアルブートを支援する「Boot Camp」より有力な選択肢と成り得るでしょう。複数OS間のシームレスな切り替えや、クリップボードの共有等は、実際に使ってみて始めて得られる福音かも知れませんし、「GyaO」の再生もそこそこのレベルでは実現できているようです。ただ、インターフェイスポリシーは遵守してもらいたいですね。そのあたりを杜撰にしてしまうと、製品自体に懐疑的なイメージを抱かれる可能性もあるかと思われます。

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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