反論、というわけではないですが、5年間半PRコンサルタントをやってきて、さまざまなメディアの方と直接お付き合いしてきた経験もありますので、ちょこっと書いてみることにします。
@報道しないニュースが多すぎる
おっしゃる通りです。
ただし、いわゆる一般大衆向けの大手メディアであるTVや新聞に関しては、報道しないニュースが多すぎるのはある程度しょうがないと思います。それは日本に限らずアメリカでも同じです。
なぜ、報道しないのか?これは取材をさんざんしてもらっても同じ。
「あんなに時間かけて撮影していったのに結局放映されなかった。」なんて愚痴は広報からよく聞きます。私自身も何度も体験済みです。
結局それは、日々、TVならTV局の編集会議で何を報道するかを限られた尺(新聞なら紙面)の中で取捨選択を行うからです。
そしてその中で選ぶニュースの基準は、大衆に受けるか、読者に満足されるか、広告は継続して入るか、自分たちの首を締めないか、ということが当然入ってきます。
これは広く世の中に知らすべき、という正義感(ジャーナリズム精神?)だけで内容が決まるわけではないので仕方のないことかと。
私は個人的には、最初から真実がすべて報道されている、とは全く思っていません。海外に比べて日本では新聞に対する信頼度が異常に高いですが、ブログやオンラインサイトの方が真実を早くキャッチして情報を流していることが最近は多くなりましたね。新聞記者も最新ニュースをオンラインで収集してそれを元に記事を書く、なんて話も聞いたことがあります。
A日本でジャーナリズムを育てるには
難しい問題ですね。ジャーナリズムというのは元々、権力に対する抑制、監視、という機能を持つものですよね。
ただ、日本では大手メディア+政界+経済界(+芸能界)は全部つながっているため、反権力というよりは権力側になってしまっていますよね。
後は、国民性で、民主主義や人権思想がいまいち根付かないのと同じで、欧米に比べて、戦いの中で自分たちの権利を勝ち取ってきた、という歴史がないため、権力に対する不信感や厳しい目をいうものをあまり持っていない気もします。
これはブログにも言えることです。
アメリカではジャーナリスト顔負けのブログを実名で展開している人が多く、メディアと区別できないくらいの力をつけてきています。
でも、日本では、ブログ数としては世界第2位に関わらず、日記の延長のブログが大半で、ジャーナリズム精神に充ち溢れたブログというのは少数です。(日記が悪いとは思いませんが)
なんだかそのまま書き綴ったお粗末な文章になってしまいましたが、要するに、「マスコミが悪い」というのはそのまま国民に戻ってきてしまうことなんだと思います。視聴者がいなければメディアはつぶれますから。
今後、少しずつ皆さん一人一人がジャーナリズム精神を持ちつつ、メディア報道に対しての厳しい目を持ちつつ、ブログやオンライン上で伝えるべきことを発信していけばいつか状況は変わるのではないでしょうか?
私はブログはその一歩と信じています。
※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。シーネットネットワークスジャパン および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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