環境保護団体であるグリーンピースは、定期的に環境保護ランキングである「「The Greener Electronics Guide」を発表しています。
http://it-ura.seesaa.net/article/69745568.html
このランキングの最新版が先日発表されましたが、その内容のいい加減さに思わず呆れてしまいました。
ゲーム市場の拡大を考慮して、今回のランキングから「任天堂」が評価対象に加わっているのですけど、初登場にして10点満点中0点という史上最低スコアを叩き出したということでニュースになっています。
「0点」「史上最低スコア」というキャッチコピーだけを見れば、誰しもが任天堂は環境配慮をまったくしていない非エコ企業なのかと思ってしまうと思いますが、実際のところは違います。
社内では積極的なリサイクルを推進していますし、製品に対しても、梱包材の再利用や禁止物質(水銀・鉛など)の排除、プラスチック利用の制限というように、一般的な取り組みは十分に行っています。
(参照:Nintendo of Americaの環境保護の取り組み)
→ http://it-ura.seesaa.net/article/69746246.html
これらに関する指摘はランキングの目に付くところには記載がなく、個々の評価シートPDFの中で少し触れられている程度です。
そもそも、グリーンピースが調査で用いている評価シートの項目に沿った形で環境保護の取り組みを報告していないために、ガタ落ちの評価が下されているとも言えます。
事前にランキングの評価対象であることを告げていれば、きっとグリーンピースが調査しやすい形で情報を公開することもできたでしょう、ソニーエリクソンのようにね。
これではメディアや消費者相手に勘違いさせてしまうでしょう。
加えて、これは推測ですが、一般に発表している内容以外についても、工場内部レベルでの環境保護や人体に有害な物質の非利用を推進していることは、任天堂クラスの企業では当然のように行われているはず。
しかし、そういった情報を外部に発表することを怠っていたために、このような不名誉な結果になってしまったのだと思います。
実際のところ、このような情報は直接企業の広報に問い合わせれば、喜んで色々と教えてくれるはずですが、先のグリーンピースはそんなことは一切行わず、ただWeb上に公開されている情報をだけを元にして、大々的に環境保護ランキングというものを公開しています。
正直、子供のお使いと同じレベルです。
このランキングの製作者は、ググれば何でも出てくるとでも思っているのでしょうか。社会的に影響力のある企業は、自らの発言に責任を持って頂きたい。
※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。シーネットネットワークスジャパン および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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