AllofMP3.comというサイトを知っていますか?
音楽好きでインターネットに明るい方ならご存知かもしれません。このサイト、なんと洋楽100万曲以上を1曲10円程度でダウンロードできるサービスを展開しています。
http://it-ura.seesaa.net/article/25006671.html
なぜこんなに安く提供できるのか?
それは、このサイトがロシア国内の民間企業が提供しているサービスだからです。ロシア国内ではCDアルバム1枚が2ドル程度で購入できるという物価事情があるため、我々から見れば破格の値段でダウンロードサービスを受けることができるのです。
ですが、このサービス、現在存続の瀬戸際に立たされています。理由は単純、他国のレコード協会から訴えられているから。
物やサービスの価値は国ごとに違うのは常識ですよね。例えば、日本でマッサージを受ければ、1時間で6000円程度取られますが、中国で同じサービスを受けても、その半分以下の出費で済みます。
iTunesであっても、日本から米国のiTunesに接続して曲をダウンロードすることはできません。
DVDなどはもっと分かり易いですよね。地域ごとにリージョンコードが設定されており、他国で購入したDVDを日本に持ち帰って観ることは、基本的にはできないようになっています。
そうです、AllofMP3.comは世界中のどこからでも利用することができるため、各国の音楽産業から非難されているのです。
ロシア自身、WTO加盟を睨んでいるため、同国内の産業界からも非難の声が挙がっています。
このように、従来存在していた地域障壁(格差)を一気に無くしてしまうのがインターネットです。
ですから、サービスを提供する側は、それが自国内だけに限ったものであるかを意識する必要があります。
価格に地域格差があるような電子データを販売するサイトの構築には、こういった点について留意する必要がありますね。
※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。シーネットネットワークスジャパン および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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