最終更新時刻:2008年10月7日(火) 15時38分

-

IT業界に向いていない人

公開日時:
2006/07/30 00:00
著者:
吉澤準特

7月というのは、当たり前のことですが、4月から見て3ヵ月後です。一見するとなんの変哲もありませんが、この3ヶ月という数字、実は結構意味があるんです。
 
諺のなかには、「3日坊主」「石の上にも3年」というように、”3”を 区切りの良い数字として扱っていますよね。不思議なことですが、人間は3日や3ヶ月、3年という単位で気持ちが切り替わることが多いそうです。3年目の浮気なども、まさに”3”という区切りですね。
 
話を戻しますが、4月というのは会社にとって一般的に何があるでしょうか?
 
そうです、入社式です。この季節には多くの新入社員が社会人生活を始めるのです。そして、それから3ヵ月後、つまり7月というのは、新入社員の気持ちが揺らぐ時期なのです。
 
「自分のやりたいことがやらせてもらえない」
「職場になじめない」
「仕事を続けていく自信がない」

そう言って会社を辞めていく人が多くなるのがこの季節。無論、IT業界も例外ではありません。毎年大勢の新入社員が自分の進路を方向転換しています。

私の知る限りでは、新入社員の辞める理由に、「徹夜続きの激務」を挙げる人が多いようです。プロジェクトによっては、カットオーバー前の1ヶ月は連日の会社泊まり込みになる場合もありますから、これを苦にしてIT業界から去っていくのはよく分かります。
 
個人的な感想ですが、”文化祭前日に泊り込んで徹夜で作業”というノリを楽しめない人には、ちょっとつらい職場かもしれません。
 
※カットオーバー直前というのは、文化祭前日の雰囲気に似たものがあると思いませんか?
  
他にも、業務コンサルティング志望で入ってくる人に結構多いのですが、コンピュータの画面を見るのが苦手、というもっと根本的な理由を挙げる人もいますね。
 
皆さんの周りで、おいおい、そんな理由で会社辞めるなんて・・・というエピソードがあれば教えてください。

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。シーネットネットワークスジャパン および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。

このエントリーへのコメント

15

>※NECは営業担当もプロジェクトの損益まで含めて責任を負わせているので、状況は違うのではないかな、と推察します

英文字3文字のその会社は、営業担当がプロジェクト損益の責任を負っているってどこから出てきた話なの?
全社的にはそんなことないですよ。まだ営業は売り上げを立てるだけで、損益まで関知してません。

  あのね on 2006/09/17

14

多くのコメントを頂きありがとうございます。

私の周辺であった出来事について書きましたが、環境によって状況がことなることが良く分かりました。

現在のシステム開発において、深夜にまで及ぶ作業をまったく発生させないことは難しいでしょうが、それを削減する努力を惜しんではいけませんね。

そうなると、KKI'sさんなどが述べていらっしゃるプロジェクトマネジメントのやり方という話になると思います。

PM、もしくはPMOとしてプロジェクトを回したことのある方はお分かりと思いますが、予算管理と同じかそれ以上に難しいのが、ヒューマンリソースのやりくりだと思います。

おそらく、スタッフの状況確認が不完全なままに無茶な契約を取ってくる営業にも問題があるでしょう。

一般的なSIerは案件受注の売り上げに関する責任は営業担当にありますが、プロジェクト運営に入ってからの損益はプロジェクトマネージャーにあったりするから、このような問題も生まれてくるのでしょうね。

※NECは営業担当もプロジェクトの損益まで含めて責任を負わせているので、状況は違うのではないかな、と推察します。

  エンジニアA on 2006/08/13

13

もっと効率よく稼ぐ人は、徹夜仕事なんてしないと思いますよ。

私も以前はプログラマというポジションでした。体育会系会社ではありませんでしたが、それでも、業界の風習みたいな感じで、徹夜しなければならない仕事、っていうのは、よくありました。あまりにくだらないので、受注側じゃなくて発注側の企業に転職しました。当然、稼ぎも増えますし、徹夜仕事などはやるわけもないし、その行為が、いかにくだらない事かと思います。

無能が仕切ると、徹夜仕事なんかになってしまうんでしょう。

受注側で明らかにスケジュールオーバーしそうになっているんだったら、徹夜してつらさをこらえて仕事を行う前に、発注側と話をして、ソフトウェアの品質を維持し落としどころを相談するのが仕事ってものです。残業100時間?くだらないですね。働いている人が壊れるでしょう?最高に忙しくても残業40時間程度で収まるようにできませんか?

誰かが(この場合プログラマが)苦しい仕事したら、その分、"次回も仕事をお願いしよう/されよう"っていう次のビジネスにつながりません。だって受注側だって人としても企業としても、次回も同じようなペースで仕事をする。って事ができませんよね。そうする

  Fusa on 2006/08/06

12

あなたの言っていることの違法性を徹底的に暴いて、裁判で判決し、二度と社会に出られないようにしてやろうと思ったけどやめた。

簡単なんだよそんなの。
でも、あまりにもあほらしくてかまってられない。

違法だと思ったら、弁護士に相談するように。権利は主張しないと、それを略奪するものに、徹底的に強奪されますよ。

  Alsa on 2006/08/04

11

IT業界を心を病んで辞めた者です。理由は、人間関係ですが…

元来、”文化祭前日に泊り込んで徹夜で作業”というノリが大好きな人間ですし、
学生時代はそのノリで、研究や卒論を書いたものです。
しかし、仕事となると違いますね。
だいたい、カットオーバー前もデスマーチも誰もがキレる寸前で仕事をしていますし、
あの独特の空気の悪さは、比較になりませんよ。別次元の問題です。

それと、現在労働法関係の勉強をしていますので、あえてお節介を。
基本的に、残業代の割り増しは、所定労働時間内に終わらないことへの「罰則」の意味合いがあります。
そもそも、22時以降の勤務は交代制の勤務以外は原則として禁止されています。
25時まで残業させると言うことは、「法律を破って仕事しろ」と同義です。
「赤信号を無視して渡る」、「立ち小便をする」レベルではありますが…

それと、オンスケジュールに進まないことを、当たり前とする風潮がありませんか?
それと、残業前提でのスケジューリングもありますね。

私は、新人で何度も泊まり込みはやりましたよ。訳わからない状態でデバッグもやりましたし。
クリエイティブな仕事ならば、「土壇場でアイディアが出て進行」ともなると思いますが

  hirofumi on 2006/08/03

10

激務が原因で心を病んで辞めていく人はいますよ。沢山。

体育会系のノリではなく、激務をいかに楽しめるか?ってのは、この業界生きていくのに重要なことかなぁとは思うので、

「”文化祭前日に泊り込んで徹夜で作業”」

は同意です。

でも文化祭ってのは無条件で楽しいものだったりするのですが、仕事は必ずしもそうではないケースもあるので、プロジェクトをいかに楽しくするかがPMの役割だったりするのかなとは思います。

  f-shin on 2006/08/03

9

推敲不足とかそういう問題じゃないだろ。

仕事を「体育会系ノリ」とかいう精神論で片付けることが美徳だと思ってる姿勢がおかしい。

終電がなくなる時間帯まで連続で残業させること自体が実際には違法なわけで、そんな違法な状態にショックを受けて辞めていく人を
「若い!」
とか言ってバカにするのは、単に社畜根性が染みついてしまってるだけ。

浅い!

  Bar on 2006/08/03

8

>>徹夜とかの激務を理由にやめる人は皆無
確かに、新人が激務を理由に辞める人は見た記憶がありません。「ミスをとがめられて仕事が合わないと思う」とかはままありました。
体を壊すとか、燃え尽きるとかして辞めるのはプロジェクトがヒトヤマ超えてからでした。
いずれにしろ「IT業界」っていう範囲が広いので共通の常識っていうのは難しいでしょうね。

  多聞 on 2006/08/03

7

>>yyさん
一概に開発といってもテスター部隊等はスケジュールなんて無いに等しいものなので管理能力の甘さで片付けるわけにも行かないんです。

それに、物理的に不可能な納期を設定されることも多々あるわけで、いつもマージンのある開発が出来るわけでも無いんです。

現場の一人一人のワークフローを容易に可視化するソフトでもあれば上も反省するんじゃないかな?なんて思っています。

で、本題の「おいおい、こんな理由で・・・」なんですが、徹夜とかの激務を理由にやめる人は皆無だと思います。
新人のほとんどは人間関係の問題でやめていきます、残りはやむを得ず家庭の問題等でやめていきます。
徹夜や残業はむしろ歓迎という奴の方が多く、その理由は「楽して金がもらえるわけが無いし、手取りが増える」というのが多いです。

残業代や休出手当てが出ない会社ならそうも言ってられないのでしょうけど、激務を理由にやめる人ってそんなに多いですか?

  masaki on 2006/08/03

6

はじめまして。
プロジェクト管理については、誰もが不満や改善に対するご意見をお持ちのようですね。私はその道のプロではないので素人の意見ですが、感じたことを述べさせてください。

いくつかのコメントとトラックバックを拝見して感じたのは、プロジェクト管理について「徹夜をさせるなんて時代遅れ」「そもそも管理能力が疑われる」とおっしゃっている人は、主に作業効率についての意見であり、「徹夜で納期に間に合わせる」「文化祭のノリで困難を乗り切る」という話をしているのは、主に納品期日を間に合わせることについての意見であるように感じます。
つまり、「デスマーチにならないためのプロジェクト管理」と「残念ながらデスマーチになってしまった場合のプロジェクト管理・・・はほとんど無きに等しいので徹夜続き」という、別々のことをおっしゃっているように感じます。あ、プロジェクトレベルだけではなく、成果物レベルの納品期日についてもそうですが。
エンジニアAさんは、後者について述べているのではないでしょうか?(本当は、今回はプロジェクト管理の話ではなかったと思いますが・・・)

まず、前者について。SI系のプロジェクトでは、納品までのスケジュールと予算に関

  KKI's on 2006/08/03

5

IT業界に勤めて長いものですが、そもそも徹夜と深夜残業、どちらも、何となく「そもそものスケジューリングの見積もりが甘い」としか思えないのですが。

それも見込んでのスケジュールと言うのは、ちょっとマネージメント能力を疑うところではありませんか?

  yy on 2006/08/02

4

徹夜と深夜残業は違うものだし、その後の文脈で一ヶ月泊り込みとかあるから文字通りの徹夜にしか読めませんが....。
睡眠時間3時間程度で働き詰めというのは徹夜、睡眠30分未満なら「貫徹」という定義なのかなぁ、などと思ったり。
デスマーチなプロジェクトに居た駆け出し時代の日が懐かしい。

  多聞 on 2006/08/02

3

皆様コメントありがとうございます。


まず最初に私の記述が不適切なために一部の方に不快な思いをさせてしまったことをお詫びします。


また、コメントを拝見するに当たり、私が意図した内容と異なる趣で受け取られているようなので、自身の誤った表現と本来意図していた内容を追記させて下さい。


まず、多くの方が記事内で”連日の徹夜作業を肯定している”と認識されていますが、これは私が誤って”徹夜”という言葉を用いたせいです。


実際に伝えたかったことは、連日の深夜(終電が無くなる頃)にまで及ぶ作業を指していました。毎日9時?10時に出社して25時頃に帰る生活を思い浮かべて頂ければ、と思います。


システム開発プロジェクトが成功(オンバジェット・オンスケジュール)する確率は30%に満たないという話が以前の日経コンピュータ(だったかな?)に紹介されていましたが、多くのプロジェクトはカットオーバー寸前で大量のリソースが実際に投入されているそうです。実際、私が経験および聞いたシステム開発プロジェクトでは、成功と呼べるものは半分にも満たないです。


このような状況では、新人が配属されるプロジェクトというのは、猫の手も借りたい大規模プロジェクトにな

  エンジニアA on 2006/08/01

2

徹夜をしなければならない状況はあるでしょうが、少なくとも新人に泊まり込みなどの業務をさせることはありません。

責任は、そのような状況に陥らせた、管理者等がフォローすべきで、またそのような状況になっても
>「徹夜続きの激務」
をさせるべきではありません。

私の取り方がおかしいのかもしれませんが、本エントリを目にして、非常に違和感を受けました。

  TK on 2006/07/31

1

現場の人は知ってますが、12時すぎると、集中力が落ち、バグが多発するような仕事にほとんどの場合なってしまいます。昼間そのバグ対応をやってます。
つまりIT業界の徹夜というのは、ほとんど単なる儀式にすぎません。
バッカみたい。

  哲也 on 2006/07/31

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