世の中は押しなべて新ビジネスモデル礼賛に余念が無いが、
XX2.0流行の中で、我々はブリック&モルタル企業のシステム開発をしている。
新ビジネスモデルのシステムはどんなものなのだろうか。
やっつけのつけは大きいものである。
継ぎはぎシステムは作ってもらいたくないものだ。
メソドロジ2.0?
工程の上流・(中流)・下流などという呼び名が大嫌いである。
私は勝手に、デザインフェーズ・インプリメントフェーズと呼んでいるが、上流と言えば高いギャラであり、下流と言えば安いをイメージさせる。
上下を唱えて誰が嬉しいのだろう。
そもそも上流・下流は、メソドロジがウォーターフォールだけだった頃の名残であろう。
上流を遂行するのはシステムエンジニアであり、下流はプログラマである、が普通の理解だろうか。
本当はもっともっとスキルが交錯するのであるが、昔のままだとそうなる。
皮肉なことに現在の新ビジネスモデルは、プログラマと呼ばれる人達から出てきているように思われる。決してシステムエンジニアからではないだろう。
ウォーターフォールの功罪の罪のほうであろうか。
上下があるならば、下流の人達のほうが優れているという評価も成り立つのではないか。
新ビジネスモデルを作れるのは、下流の人達であり、上流はビジネスモデルを理解することしかできない。それも後付けで。
名もなきものに名を与えて、初めて実体が生まれる。
DOA(和製英語、データ中心アプローチ)、OOA(オブジェクト指向)はある種のコンセプトであり、ノウハウでもある。
メソドロジ、コンセプト、ノウハウが混在し理解が共有されないまま、IT業界は進んできたように思える。
ウォーターフォールだとて、中には反復・プロトタイピングもあり、XPを入れても構わないのであるが、手順の組替え、濃淡のつけ方が個人であるプロジェクトマネジャに依存しているため、メソドロジを理解していない人からの評価が低い。
しかし、メソドロジを理解しているから素晴らしいのではなく、使い方・使う局面を知っているから良いのである。
大きな、画面だけでも数百に上るようなシステムを開発する場合、どうしても進め方・成果物の標準が必要であり、その体系がメソドロジになっているだけである。
※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。シーネットネットワークスジャパン および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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