最終更新時刻:2009年1月9日(金) 13時21分

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魅力の無い業種にならないためにも

公開日時:
2006/08/09 07:07
著者:
草木生(そうもくしょう)

IT業界は、新3K産業らしい。きつい、汚い、臭い、だそうである。
人が集まらない、志望しない産業になっているそうである。
筆者にとってはどうでも良いことではある。このまま馬鹿な産業でいてくれれば、まだまだ稼げるからである。
しかし、それでは面白くない。
だから、どんなプロジェクトでも持っているノウハウを誰かに伝えようとする。
まぁ、それによって自分の持っているノウハウが、また研ぎ澄まされていくことにもなるのだが。

システムエンジニア、などと呼ばれながらこの業界ではエンジニアリングが何たるかを分かっていない人種が大半を占めている。
それもこれも、キャリアパスも無く派遣で食えていた下請け構造に起因している。
人への投資を怠り、30代に入りそれなりに給与を高くしなければならない年代に対しては暗黙の転職を促す。払えない、と。付加価値が無いから単価を上げられないからだ、と。

メソドロジがどうしてこれに関係しているかと言うと、仕事の進め方知っていることが依然として、この業界では付加価値になっているからである。
プロマネがそうであるが、スケジュールを引けるエンジニアが10人に一人もいないのが事実である。
誰かが引いたスケジュールだか、納期から逆引きした達成日管理シートに従って、根拠の無い仕事をしていく。そんなもんである。

自分が今どこにいて、どこに行こうとしているのか、それを常に確かめるのが仕事ではないだろうか。そんなものはある種のテンプレートを持っていて、走りながら修正していけば好いのだが、この先1週間の仕事の目処の立て方も分からない。

それでいて人の言いなりになりたくないという。
スケジュール、WBS、マイルストーンを出せ、などと言おうものなら1周間経っても出てこない。

そうであれば、分からないことは何かが分かるようにする、そんなスケジュールを引けば好い。
それで走りながら、おかしければスケジュールを引き直せば好い。中断すれば好い。止めても好い。
メソドロジに書いてあるのはそんなことである。

プロジェクトは毎回違う。ユニークだからプロジェクトと呼ばれるが、進め方は一つである。
分からないことを明らかにし、どういうアプローチでゴールに辿り着くかを決めて、実行していく。
それだけなのである。

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。シーネットネットワークスジャパン および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。

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