最終更新時刻:2009年1月9日(金) 13時21分

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レガシーは常に正しい、かも知れない

公開日時:
2006/06/05 06:32
著者:
草木生(そうもくしょう)

構成管理という分野がある。
今風に言えば、EAだろうか。

ホストの時代はしっかり構成管理をやろう、そんな時代でもあった。
メモリもディスクも小さい、つまりはリソースが少ない中でどれだけコンピュータの性能を引き出すか、そんなアプリケーション設計思想であったと思う。
開発環境も限られていたために、実現することが出来ることでもあった。

90年代も半ばになると、クライアントサーバ型がホストに変わっていく状況の中、構成管理が忘れられていった。BPRという言葉が流行し、大企業が手作りに疲れてERPパッケージを導入していったことにより、再びリポジトリという言葉も復活したが、本来的な意味とは離れてしまっていた。

今、レガシーと呼ばれているシステムは、ホストシステムの生き残りか、2000年問題で入れ替えたシステムであろう。
ホストで生き残ってきたシステムの場合は、そもそもその企業の基幹業務を取り巻く環境が変わっていないのだ。ホストの保守が続くのであれば、再構築はする必要性がない。

レガシーと呼ぶには早すぎるが、2000年問題で入れ替えたシステムには何かと手を入れてきたはずであり、構成管理がなされているとは言えず、割高なシステムとなっている可能性がある。
とはいえ、再構築するには時間がない。
1年も基幹システム、例えば販売管理などの再構築に時間を割くわけはいかない。手が入り続けているシステムというのは、業務、業界の変化が早いか、大きい可能性がある。
つぎはぎだらけではあるが、今のレガシーが業務に適合している。
つまり、システムとして柔軟なのである。どんなに不都合に見えても。

動いているなら、あんまりいぢるなよ(笑)

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。シーネットネットワークスジャパン および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。

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