3月決算の多い日本のことでもあるが、4月は予算の先行きがほぼ見えてくる時期であり、7月の予算変更、半期決算対応を頭に入れながら連休を取るしかないのがマネジャである。
SIヤーとしての立場から、開発・メンテを考えていけば、こんな馬鹿な業界はないだろうと思ってしまう。毎年毎年単価の低減である。
顧客との交渉は、1月から続き3月くらいには終わるが、最低でも5%程度の単価引き下げを通告される。そこで値上げを試みて平行線、前年と同一かやや下げられて単価が決まる。
下手くそな営業は前年維持をしようとして、通告通りかそれ以下に下げられる。
稿を改めて書くが、現場の予算(売上・原価)は厳しいのであり、技術寄りのマネジャが潰れるのもここの金勘定がつまらないからだ。
話が逸れた。
予算が削られて、単価が下がる以上、スキルの高い者から低い者への入れ替えを行いつつ、品質と生産性の担保を図らなければならないのが現場である。
ちなみにスキルが高くなって、単価が下げられるのである。ただし、その現場のシステムにおけるスキルが、という注釈が付く。
この時、2,3年であれば替えやすいが、5年くらい経ってしまうと替えにくくなってしまっている。
流動性を考えたとき、今年は誰と誰を入れ替えて・・・という異動の考えはあるが、顧客の予算に指名制が付いてきているのが最近なのである。当然、単価が前年維持であっても彼と彼女は置いておく前提で決着が付いていくことになる。
彼らを外すためには、つまり現場を代えて高い単価で稼いでもらうには、辞めたことにするか親に病気になってもらう、などを前期のそれもGW(ゴールデンウィーク)明けくらいには行ったりする。引継ぎ期間が夏の賞与を超えたあたりとして現実感を顧客に持ってもらう必要からだ。
現実に辞めてしまわれると、会社としては痛い。
この業界の売上に貢献してきた、一山幾ら、で売れたSE・PGというのが有り得なくなっている。それでもリーダクラスは喉から手が出るほど欲しい。
前述の顧客に留め置かれる彼らはリーダクラスか、そのシステムに異様に詳しかったりするのである。
開発ベンダから受け入れるSE・PGは、一人一人が私のような現場マネジャに面接を受けることになり、現場に入れたとしても3ヶ月でお帰り願うことも多い。
予算の変動要素である。
予算、それも売上が5%程度の伸びでは許してくれない中で、マネジャは利益を見据えて売上を捻り出すための準備期間としてGWがあるのかも知れない。
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IT同様にどんぶり勘定だったマーケティングも、ようやく人月ベースを脱してROIベースの価値判断が浸透してきました...未来期待図...(泣)