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内部統制の余波!再々委託禁止が遂に現場に影響を・・・

2008/04/01 10:48
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長島 淳治

年商30億円未満の元気の無いソフトハウスの経営者、経営幹部、リーダーそして現場で頑張っている全ての関係者が 今の下請け稼業から新たなステージに飛び立とうと考えた時に読んで欲しいブログです。 主にマーケティングとセールスを中心に発信していきます。中でも今の時代に求められているセミナーを活用した有効な販売戦術:セミナーマーケティング活用法の詳細な解説も展開していきます。
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 『お客様より指導が入りました。今年の9月までに再々委託先は是正するとの連絡がありました』予測はしていたものの、驚きを隠せませんでした。昨年IBMが再々委託の禁止を発表しました。それまでも内部統制と偽装請負の問題から、国内SI企業は対応するという動きは見せていた物の、非常に緩慢でした。ところが、やはり内部統制等の関連で真っ先に反応し易い金融関連から、こうした動きが表面化してきました。再々委託の禁止を本格的に是正する、これは業界にどんな衝撃を与えるのでしょうか。

 私のメインのご指導先は中小のソフトメーカーです。ビジネスのメインは下請けであり、その脱却の為に頑張っている会社がほとんどです。その改善のための活動を続けているとはいえ、突然の通告にはやはり対応するだけの準備が整っていません。再々委託禁止。これからは業界に大きな影響を及ぼすのは間違いありません。

 内部統制が4月より施工され、尚且つ偽装請負問題及び工事進行基準への対応によって大手・中堅の上場企業は難しい問題を抱えさせられています。安定的なビジネスの為には大規模案件が必要です。そして大規模案件に対応する為には技術者の数が必要になります。下請け構造とは、結果的に自社のリスクを回避する形で人を集めるビジネス形態でした。しかし、その屋台骨が崩壊の危機に瀕しています。大手・中堅企業にとっても、今後の対応策に追われている状態だと思います。

 今後は取引条件として当然ながら再々委託禁止が入ってくる事が予想されます。たくさん技術者を集められる再委託先に仕事が集中し、人を集められない、人だけを供給するソフト会社は衰退していかざるを得ません。では、少ない資源で最大の結果を出す為にはどうすれば良いのでしょうか。そこには捨てられない価値を見出すしかありません。それは元請けに対してではありません。自分が取り組みたいと考えているマーケットに対する付加価値です。お客様からの認知があれば、SI企業も捨てられません。その為に何が出来るか。時間は本当になくなってきました。まずは自社の価値を整理して下さい。お客様を決めて下さい。自社の価値とマーケットとの一致度を測って下さい。そして迷わずに行動して下さい。そこに未来が開けると思います。(メールマガジン【ソフトハウスのための幸福経営論】も週2回で発刊しています)

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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