今年の7月7日から9日にかけて開催された洞爺湖サミットで、NHKがサミット報道中継の一部に燃料電池ポータブル電源システムとLED照明を試験的に利用したり、サミット会場で照明の一部にLED照明を使ったりしたようです。
LED照明にすると、従来のタングステン・フィラメントを使用する電球照明の約30%の消費電力で同等の明るさが得られるとのこと。しかも、長寿命といわれているハロゲン・ランプの寿命約300時間に比して、LEDの寿命は約6万時間あるので、LED照明は7年以上使えるという長所もあります。まだ、値段が高いという欠点がありますが...
また、携帯電話の表示部や液晶テレビのバックライトにも照明用LEDが使い始められています。冷陰極管バックライトが急に廃れるとは思えませんが、照明用LEDを使ったバックライトが液晶テレビやパソコンの市場を急激に席巻するのは間違い無いでしょう。
デルが全てのノートPC新製品のバックライトにLED照明を使用する計画と先週の9月24日発表しています。2009年末に出荷するノートPCの80%以上にLEDを標準搭載し、2010年内には全てのノートPCにLEDバックライトを使用する計画とのことです。
ノートPCのバックライトにLEDが使用される進度は早まるようです。それに備えて、韓国や台湾でも照明用LED生産に新規参入予定の企業が増えつつあると聞きます。日本のLEDメーカーの備えは十分でしょうか。
照明分野でのLEDの普及促進を目指して2007年8月1日に設立された、特定非営利活動法人・LED照明推進協議会(JLEDS)のホームページを見ますと、約100社が会員になっています。様子見で参加している企業もあるでしょうが、照明用LEDの普及が間近と感じます。
LED照明について馴染みの無い方は、JLEDSのホームページ記事「LED照明ハンドブック2006」他を読むと良いですよ。
照明用LEDの動向について調べた結果を次週以降のこのブログ記事で報告したいと思います。
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