最終更新時刻:2009年7月10日(金) 14時33分
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ダビング10でBDを無駄遣い?

公開日時:
2008/06/22 08:10
著者:
知財なう

先週、内閣官房・知的財産戦略推進事務局から知的財産推進計画2008年版が発行されました。奇しくも、同じ週に、総務省・情報通信審議会のデジタル・コンテンツ流通促進検討委員会で、来月5日ごろをめどにダビング10をスタートするのを決めています。

知的な創造意欲を高めるのためには、権利者の知的財産を保護することが極めて重要です。しかし、知的財産を過剰に保護すると、その知財を活用する消費者が不便・不利益を被り、市場が伸びず、権利者にとっても不利益になることが多々生じます。そんな事もあり、著作権法や特許法等で、権利者の権利が一部制約されています。

ダビング10のごたごたを消費者の立場で見ていると、権利団体の主張には無理があると思います。著作権法では、私的録音録画を認めているのですから、テレビ放送番組を録画する目的のBD録画機やメディアのBD(Blu-ray Disc)に私的録音録画補償金を課す法的根拠がありません。個人的な映像ライブラリーの作成や、タイムシフト目的でBD録画機を利用する人は余計な補償金を払うことになります。

個人的な経験ですが、現役の頃、仕事が忙しく、テレビ番組を見る時間がなく、VHS録画機や、Hi8録画機で興味のある番組を予約録画したものです。ところが、いったん録画すると、暇なときにいつでも見られると安心してしまい、見ることもなく、次から次ヘと、新しいテープを購入して、録画済のテープを溜め込んでしまいました。家族から、「いつ、お父さんは、このテープを見るの」、とよく言われ、「定年退職したら見るよ」、と答えたものでした。ところが、結局、定年退職しても見る機会が訪れず、いま、私の大量のビデオテープ映像ライブラリーは、粗大ごみとなる危機に瀕しています。

最近、ハードディスク録画機能のついた液晶テレビを購入して、250GBの内蔵ハードディスク容量内で録画することにしました。新たに番組を録画するには、極力、前に録画した番組を消去する制約を課すことにしたのです。当分、BD録画機は買わない方針です。

インターネットを介して、見たい番組を安い値段でいつでも活用できる時代が早く来てほしいと思う今日この頃です。

知的財産推進計画2008(速報版)

録画の新ルールの呼称について(JEITA)

 

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。シーネットネットワークスジャパン および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。

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