関東地方を中心に麻疹(ましん=はしか)が猛威をふるっています。首都圏の大学では休講が相次いでいます。みなさんの周りはどうでしょうか。幸い私は小学校のころ罹病しましたので免疫があります。
国立感染症研究所感染症情報センターの第19週(5/7?5/13)データによりますと、定点観測している全国450の病院で5月7日?13日の間に届出のあった成人(15歳以上)のはしか患者数は53人で、前週の25人から急増しています。
最近のはしか患者は乳幼児よりも10代や20代の人が多く、この年代の過去の予防接種率と関係がありそうです。
患者数53人のうち東京都がトップの19人で、宮城県の6人、埼玉県、千葉県、島根県の各4人と続きます。愛知県、大阪府での患者数0人が奇妙ですね。これらの県では過去に大流行があって免疫を持っている人が多いのかもしれません。
麻疹は空気感染力の非常に強いウイルスによって感染します。感染防止には予防接種が必須とのことです。発病すると、入院率や肺炎、脳炎、中耳炎などの合併症の発生率が高いので、仕事を長期に休むことになります。
大学が休講の英断をしたのは評価できます。休みが取れた学生諸君は自宅で静かにしていましょう。予防接種がまだの人は、急いで予防接種を受けると良いですね。健康で無いと知的活動はできません。
はしかの予防接種が徹底されている米国や韓国では「はしか排除宣言」が出されていて、患者発生数が極めて少ないようです。韓国は昨年末に、はしか患者数0人を達成しました。日本では、まだ毎年3万人前後の患者が発生しています。韓国や米国から、日本は「はしか輸出国」と非難されています。恥ずかしいことです。
麻疹について心配の方はこちらの記事がお勧めです。
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国立感染症研究所HP 感染症発生動向調査週報(第17・18合併号ダイジェスト)
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