ソニーは最先端の論理LSIを外部製造委託して大きな失敗をしようとしています。少なくともプレイステーション(PS)3の今後の原価低減で大きな失敗をする危険性が大です。負の連鎖が始まりそうです。
PSやPS2の拡販で、原価低減を目的にソニーが最先端の論理LSI向けプロセス技術を用いて何度もチップシュリンクしたことが知られています。
これでソニーの半導体製造部門は大変苦労したはずです。ソニーはPSやPS2に使われるLSIを自社以外にも製造委託していたでしょうが、関連会社を含めて社内に最先端の論理LSI向けプロセス技術を有するラインを持っていたから、このような度重なるチップシュリンクが可能だったのです。
台湾他のシリコンファンダリー等の社外にはこのような迅速なカスタムLSIのチップシュリンクを頼めません。
幸い、年間数1000万台出荷できたPSやPS2は、量産初期から生産量が多かったので、迅速なチップシュリンクを半導体事業部門に頼めたのでしょう。
しかし、PS3の出荷台数が当初計画よりも大幅に減っています。これでは、ソニーの半導体製造部門は、ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)他システム事業部門の支援無しで、自前で積極的に最先端製造装置に投資できません。
SCEはPSPの不振やPS3の巨額な赤字で資金的に余力が無いと思われます。そこで、ソニーの半導体製造部門が台湾他のシリコンファンダリーを活用するのでしょう。
日経エレクトロニクス3月12日号の「プロセス技術で頑張っても最終製品は強くならない」というインタビュー記事を読むと、シリコンファンダリー活用の推進役はシステム事業部出身の中川半導体事業本部長さんです。
システム事業部の設計者がシリコンファンダリー活用を前提にしたカスタム論理LSI設計をどれだけ実現できるかで最先端論理LSI外部製造委託の正否が決まるでしょう。まず、社内の半導体製造部門に利いた無理難題が社外では通らないことを認識すべきでしょう。
度重なるチップシュリンクを前提としない、PS3の原価低減計画を立てる必要があります。
システム部門は、中川さんが主張するように、プロセス技術で頑張るのでは無く、システム設計で最終製品の市場競争力強化を実現するべきでしょう。
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半導体部門を切り離してそこから買う・にするのでは?
もともとこのチップはIBM製といってもいいでしょう、プロセスインテグレーションは東芝の得意分野です
今後CELLプロセッサーが取るべきプロセスルールとトレンドを見れば答えはそこにあるはずです
以下調べてみてください