初めに、素朴な疑問を 1 つ。大相撲の関取の皆さんの多くは、腹囲が大きいのでメタボまたは予備軍なのか?そんなことはないと思う。あの方々は、日本国の国技を代表する、立派な、運動選手である。40歳を過ぎて、現役廃業したら、元関取でも、やせなければいけないのか?分からない。
関取が、腹囲の基準を満たすために行う減量は、どうされるのか、私の判断するところではない。しかし、メタボ健診が、関取たちと同じような体質の一般民間人に対する、健康保険側からの減量圧力となる可能性を懸念している。当該人物の大きな腹囲が、彼の最も健康に適した腹囲であった場合、どうなるのか。
私は、適正な腹囲は、各人で異なると思っている。
医療の分野において、「オーダーメード治療」という言葉を初めて聞いてから、自分の場合、既に、 7 年が経過している。
分かりやすかったのは、特定の遺伝子の違いによって、効く薬が異なる、同じ病気に対する対処が異なる、という事例である。
遺伝子のタイプ別に、種類の異なる薬が用意され、治療の仕方が異なるのである。
厚生労働省の健康診断でのメタボ基準の「腹囲」が、関取などに対して、オーダーメードの別基準が設けられているという報道を、私は知らない。もし、あるのなら、お教えください。
今回、メタボの参考値の 1 つとなった、腹囲について、学問的に、体質別の複数のオーダーメード基準を作れるようになってから、メタボ健診を導入すべきだったと思う。
具体的に、何らかの科学的理由で、「腹囲の大きいのが健康であるグループ」「今回の腹囲の基準が適切なグループ」、「腹囲のもっと小さくあるべきグループ」、さらに、別の理由も加えて、全国民を細かく場合分けして、グループごとに、腹囲の基準を作ってはどうだっただろう(かっこ良く言えば、データマイニングになりますか?今日は、あえて、場合分けという)。
国の決めた健康な体型が、数値基準 1 つで決められているのはおかしいと思っている。適正な腹囲は、個人個人で、皆違うはず。少なくとも、遺伝的体質別に、腹囲の基準は、複数設けられるべきだったと思っていることになる。
それぞれの場合分けされたグループについて、個別に、適切な腹囲を提示できる状況になるまで、メタボ腹囲健診は、私には、納得がいかない。
関取のような運動選手並の体型で、運動選手並の生活をしている一般人に対して、メタボ宣告するか。この方が、現在の体型が健康な体型なのであるという可能性は無視されるのか。知らない状態でこれを書いている。
この方の様な方が、腹囲を短くして、基準内に収まったとして、この方本人の健康的な体型から逸脱させてしまう結果となる事例はないのか。
その結果、糖尿病等にはならなかったかもしれないが、減量が理由で若くして亡くなってしまう可能性について、今回の、メタボ健診新設にあたって、しっかり議論があったのなら、教えてほしい。何となく、心配である。
腹囲の大きな人が減量せず、長生きだったら、うれしいのではないか。私の親戚は、太った系統とやせた系統が混在するが、おしなべて、長寿である。自分は、太っている方の彼らは、太った状態が、やせた方々は、やせた状態が、自身の、遺伝的標準体型だったのだろうと信じている。
関取的体型が好ましい人物について腹囲を小さくする指導を行い、その結果、彼が糖尿病にはならなかったものの他の理由で早く亡くなった場合、この方については、医療費は、糖尿病にならなかった分、削減となるのか。それとも、メタボ対策の失敗例として計数可能な体制を準備した上でものをおっしゃっているのか。
病気の話は、お金と不可分である。人間では、あり得ない建前であるが、家畜の世界、例えば、トリインフルエンザが発生した鶏舎は、治療対象というよりも、全頭と殺処分となったのではなかったか。
今回の健診改正で、「殺してしまえ」と、意識しての改正ではないと信じているが、実際の運用時に、太っている状態が健康である一部の方々に、腹囲を小さくしろというのが、健康維持上本当に正しいか、疑問である。亡くならないまでも、健康を損ねる指導に絶対ならないという保証はあるのか。私には納得のできていない指導がなされることになる可能性があると懸念している。
基準の腹囲を決めた医学的根拠データを教えてほしい。
腹囲について、今風のベイズ理論など用いて検討したのか、正規分布等の各種連続分布や、離散分布を使用して検討したのか、モードとかメジアンの世界で議論がなされたのか。
とにかく、現在の自分には、メタボ健診について、正しい健診であると納得する根拠データが、目の前に全くない。また、大勢いる長寿の親戚の体型が多様である私の感性は、制度を認めることを躊躇している。
(や、離散分布 と追記、検診という誤記を 1 つ健診と書き換え)
※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。シーネットネットワークスジャパン および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
sumimotoshohei on 2008/05/07
[Q.皆さんの多くは、腹囲が大きいのでメタボまたは予備軍なのか]そのとおりです、肝障害の現貴乃花親方を初めとして予備軍ですし、高血圧と脳梗塞で引退した栃東は2次予防に失敗している訳です。「単純に平均値を算出してみました。昭和55年から平成14年の間に死去された100人の幕内を経験された力士の平均寿命、正確には死亡時の年齢の単純平均値は63.6才で、最短は22才、最長は91才でした。この値は昨年度(2002年)の日本人男子の平均寿命の78.07才より15才近く短命と言うことになります。」http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1211695392
プライバシーですし人気商売なので実情が覆い隠されているのでしょうね。
pong chang on 2008/05/07
ブログにコメントするにはCNET_IDにログインしてください。
無料の「Oracle Database XE」で高速バッチ処理:実装のポイント
原宿で野宿を含む15時間 - iPhone行列完全ドキュメント
「失われた10年」からの回復は、どういう課題を残したか?
iPhoneの影で馬鹿売れしているみたい
動画配信の影響なのかインターネット部門が「終了」
Googleというネットの巨大なメディアに支配される脅威
コレクティブストアというマーケットプレース
iPhone対応サイトについて思うこと
全国健康保険協会の会計(意見募集)
体力消耗戦に突入、携帯電話業界
「Parallels Desktop 4.0 for Mac」は「Mac OS X Server 10.5 Leopard」をゲストOSとしてサポートへみんなのお題では、ブロガー同士で質問を出し合いそれに対する回答や意見を集めています。今日はどんな話題が盛り上がっているでしょう?
DELLが掲げる「新・仮想化アセスメントサービス」CNET Japan ブログネットワークは、元はCNET Japanの一読者であった読者ブロガーと、編集部の依頼により執筆されているアルファブロガーたちが、ブログを通じてオンタイムに批評や意見を発信する場である「オピニオンプレイス」、また、オピニオンを交換するブロガーたちが集うソサエティです。
広い視野と鋭い目を持ったブロガーたちが、今日のIT業界や製品に対するビジョンや見解について日々熱く語っています。
CNET Japanやその他サイトが提供するITニュースやコンテンツへの意見や分析、 ビジネスやテクノロジーに対するビジョンや見解について語っていただける方を 募集しています。ご応募はこちらから
ブログの投稿はこちらから(※ブロガー専用)
今年最も活躍したブロガーを表彰します。詳細はこちらから
これは、CNET Japan 編集部の依頼に基づいて執筆されているCNET Japan アルファブロガーによるブログの印です。
CNET Japan ブログネットワーク内で拍手の代わりに使用する機能です。ブログを読んで、感激した・役に立ったなど、うれしいと思ったときにクリックしてください。多くGood!を獲得した記事は、より多くの人に読まれるように表示されます。
[レビュー]高い信頼性を普通に使う地球に優しい電源ユニット--Antec EarthWattsシリーズ EA-650
オンリーワンの個性を極めた超薄型テレビ--日立 Wooo UTシリーズ
[レビュー]“この手があったか”と思わせるパワーユーザーも納得のPCオンデマンド--「VALUESTAR G タイプR Luiモデル」+「Lui RN」詳細レビュー
[レビュー]テレビを持ち歩ける最強ツール--ソニー、Blu-rayレコーダー「BDZ-A70」
今週の新製品総チェック:ソニー「VAIO」が新キーワードを発表、ビクターからはYouTube対応ビデオカメラ
[レビュー]ネットワーク対応の高機能デジタルフォトフレーム--ソニー「Canvas Online CP1」
15時間の行列で手に入れたiPhone 3Gファーストインプレッション--ソフトバンクモバイル「iPhone 3G」
今週の新製品総チェック:まさにiPhone一色の1週間、ついに店頭発売へ
北京を見逃すな!--2008年夏、今買うべき「薄型テレビ」
pong chang さん、コメントありがとうございます。そのような実状があったのですか。知りませんでした。
実態にお詳しい様ですので、もうひとつ伺ってもよろしいでしょうか。
現行の腹囲の基準が、身長 150 cm の方も、身長 200 cm の方も、一律の基準というのは、どうも、納得がいかないのですが、ここにも、医学的根拠があるのでしょうか。小柄な方は太っていた方が良い傾向があり、身長の高い方は痩せていた方がよいというような調査結果等あるようでしたら、お教えいただけますとありがたいです(私の勘違いでしょうか?)。
勝手なお願いをしまして申し訳ありません。本務に差障りのない範囲でご対応くださいますならば、幸いです。