題名にて「読んだ」と主張しているのは、2007年10月2日配布資料の「ユニバーサルサービス制度の将来像に関する研究会 報告書(案)」です。11ページ目(ページ番号9)からは、現在のユニバーサルサービス政策の目的が、全国どこでも音声通話が通話可能ということである様に拝読しました。その後で、将来のことについて、ブロードバンドを視野に入れたり、メタル線の撤去等の事柄等についてまで触れながら書かれていたので、今日は、それを、拝読します。
冒頭に示したリンクでは、この報告書案に至るまでの経緯を辿ることができます。
研究会の開催に関する報道資料、2007年1月29日の配布資料などから始まり、2月1日付けで意見募集、3月6日付けで意見募集結果の公表、その後、10月2日の第8回まで、配布資料が公開されていました(投稿日現在)。議事要旨も、追って、このページで公開されることと思います。
なお、10月2日の、報告書案ではない方の、もう1つの資料は、とてもきれいで、しかも、私の古いパソコンで、画面が固まることなく全部拝見することができました。投稿の時点で、報告書案本体と連携させた読み方ができていないのが、少しばかり、残念です。
それでは、ページ順を追って、報告書案を拝読してゆきます。
報告書案は、全部で57ページ、ページ番号55番まで、ありました。
表紙の次に、目次がありました。
順番に拝読してゆきます。
まず、ユニバーサルサービス見直しの必要性について書かれていました。
7ページ目(ページ番号5)では、NTTが、「メタル」と固定電話網を、次世代ネットワークに切り替えることとする方針であるらしい、脚注があり、メタル回線大好きな当方としては、かなりショックでした。
続けて、ユニバーサルサービス政策の目的について書かれていました。11ページ目(ページ番号9)には、この政策の目的があくまでも地理的格差の解消であって、所得格差解消等の社会福祉政策そのものではないという趣旨のことが書かれていたように思います。
13ページ目(ページ番号11)では、時間軸について、2010年代初頭とそれ以降について、フェーズ1と2に分けていました。フェーズ1のうちに、全国でブロードバンドが利用可能になっているという見通しの様でした。
2010年代初頭までのフェーズ1においては、ユニバーサルサービスが念頭に置くのは引き続き音声通話である様に見えました(16ページ目、ページ番号14)。
また、市場の動向により、将来的に、メタル回線による音声通話が高費用になって維持困難になる恐れについて触れられていました(19ページ目、ページ番号17)。しかし、諸般の事情より、光 IP 電話をユニバーサルサービスとして位置づけるのは時期尚早という趣旨のことが書かれていました(22ページ目、ページ番号20)。諸般の事情については、お読みになる方によって、感想が大きく異なると思ったので、直接お読みいただいた方が良いと思いました。
さらに、携帯電話(27ページ目、ページ番号25)、050 IP 電話(28ページ目、ページ番号2625)について、現状ではユニバーサルサービスとして適当ではないという趣旨のことが書いてありました。
そのうえで、ブロードバンドサービスについて、将来的に射程に据えることが適当であるとお考えの様です(29ページ目、ページ番号27)。
33ページ目(ページ番号31)からは、「フェーズ2」についてでした。この時期までに、ブロードバンドが使えない地域をゼロにする目標の様です。また、ユニバーサルサービスの範囲の再検討を行う様に拝読しました。この章は、将来の話なので、個人的には、提言的な意味合いなのかと考えながら拝読しました。しかし、29ページ目で触れられていることですが、ブロードバンドを意識されている様です(33ページ目、ページ番号31以降)。
また、フェーズ2では、 NTT 東西がユニバーサルサービスをあまねく全国に提供するということではないとお考えの様にに見受けられました。ただし、公衆電話は NTT である様です(44ページ目、ページ番号42)。
45ページ目、ページ番号43では、既存のメタル回線の加入電話について、他の方法の方が費用が安くなる場合、他の方法で代替することを念頭に置かれる様でした。以降、公衆電話の IP 化や、既存メタル線の撤去等について、触れられていました。
最後に、制度見直しに向けた検討の進め方という章が、49ページ目(ページ番号47)に、ありました。
このページ以降(補論)については、国外の動向等でしたので、必要に応じてこれから拝読する予定です。
※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。シーネットネットワークスジャパン および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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