INTERNET Watch Title Pageの中の、2006年9月5日の記事、「行政機関などの日本語JPドメイン名リストを更新、GO.JPは複数取得が可能に」を閲覧しました。
政府機関のドメインと類似(1字違い等)のドメイン名にブラウザでアクセスして、どこかのサーバが応答するケースが実在します。知らないサーバなので、閲覧に至る前に強制的に接続を解除しているため、どのようなサーバなのか確認したことはありません。
本件は、そのような紛らわしいドメインの登録が新たに行われることを、一部防止する効果が期待されます。そのこと自体は歓迎します。
しかし、記事からたどれる、「予約ドメイン名(行政・司法・立法に関するもの)の政府機関による利用開始について」の中から移動できる、「行政・司法・立法に関する日本語JPドメイン名リスト」を拝見し、少し、心配になりました。
株式会社日本レジストリサービスの詳細な見解を知らないので、以下に書くことは見解の相違であるかもしれません。
まず、上記の「リスト」では、かつて国の機関であって、現在「独立行政法人」であるような組織になりすますことの防止まで、担保されていることが確実と思われました。その点は、高く評価します。
自分の疑問は、公務に関係した機関になぜ汎用日本語jpドメインなのか、ということです。
汎用日本語ドメインの場合、そのドメインにアクセスする利用者が、行政・司法・立法に関連する機関の正しい名称を知っていて初めて、ナリスマシ防止が担保されるように思います。確かに、「**省.jp」などであれば、問題なく機能するでしょう。しかし、地方に存在する、窓口業務のないような独立行政法人や、地方の「**組合」の様なものを、汎用ドメインで円滑に運用するには、知名度の不足しているものが一定数あるように感じます。
汎用日本語ドメイン自体の話からは逸脱しますし大雑把なくくり方になりますが、現行のアルファベット利用の、「***.go.jp」ならば「国の***府省庁関連」という、一目瞭然の世界の居心地の良さを考えたとき、抵抗を感じました。そんな私のために、おそらく、アルファベットのドメインは、継続的に利用可能なのだとは思います。しかし、不安を感じてしまう世界が増えることに対して、釈然としない感触を覚えました。
昨日現在、「総務省.jp」(混乱を避けるためリンクを張るのはやめておきます)に私の環境からhttpアクセスすると、一旦、株式会社日本レジストリサービスのサーバが応答した後、その次に、「soumu.go.jp」ドメインのサーバが応答しているように見えました。汎用日本語ドメインでは、現在の総務省のような対応がなされることを望みますが、その場合でも、アルファベットのドメインを最終的に確認するまで、利用者が相手先を正しく認識しない場合のある可能性が生じるような気がしました。
※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。シーネットネットワークスジャパン および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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