1−1 数千件の意見提出がある場合を知った
過去に自分が提出したパブリックコメントで、結果公示に興味を持つようになってからのものは、意見提出者が数名のものばかりです。個別の意見全文が公開された上で、個別に府省庁の見解が示されても、違和感はありませんでした。しかし、意見提出者が数千人のものを目にし、物理的に不可能と実感しました。
1−2 大げさかもしれませんが
私は、パブリックコメントの行きつく先が「行政国家現象」であることを望んでいません。特定個人の個人的な意見に対して表明された府省庁の見解が、立法府や司法をバイパスして、突出して行政府の決める法令等に影響を与えることを、自分自身は、どちらかというと希望していません。
自分の提出意見は未経験ですが、過去のパブリックコメントでは、行政の提示した案が、提出された意見を受け入れて変更されたケースがあったので、このことは、何となく不安を感じているところです。
1−3 府省庁の見解が表明されなかった結果公示に欲求不満
しかしながら、4月以降、これまでの自分の感覚では、パブリックコメント結果公示内で府省庁の考え方が公示されると勝手に予期していた案件で、寄せられた意見のみ公示され、府省庁の見解は不明と感じられたものがありました。行政手続法的には正しいですが、(6月29日、左記を削除。専門家にお問い合わせください)ブラックホールに対して国民がもの申しているような感覚に陥りました。この点は、現行の仕組みにおいては行政府の見解を公示しないのが妥当であると考える方々も多いことと思います。
2 府省庁の、結果公示に対する、案件ごとの姿勢の違い
では、府省庁の方はどうでしょう。
現在、パブリックコメント募集時に、「個別の回答はない」旨、明記されているものがあります。募集結果の公示において、意見に対する府省庁の見解を公示中に示さない公示があることにも気づいたのは、前述の通りです。
2−1 府省庁が示した公示の性格は?
一方、今年に入ってからの、意見に対する府省庁の見解が示された結果公示で、標題に「回答」という文字列を使用したものがありました。また、公示本文中でも、「回答」という文字列を使用し、「結果公示の一部または全部が回答である」と自分には解釈できる記述のものがありました。
その一方で、「対応方針」、「ご意見に対する考え方」等の、別の表現が用いられているものもみられました。
「回答」と記されていない公示や、意見に対する府省庁の見解が示されていない公示の性格が分からなくなりました。結果公示が、寄せられた意見のみのもの、意見に対する府省庁の見解が示されるも「個別の回答」ではないもの、個別の回答があったと思われるもの、標題に「回答」と明記されているもの等、対応が案件によって異なるのは、なぜでしょう。
2−2 不明な点の問い合わせ先が分からない
今日の疑問は、単一の府省庁への疑問ではないので,各府省庁の問い合わせ窓口に問い合わせるのは、不適切と考えています。適切な回答を確実に受け取ることのできる問い合わせ窓口が不明です。
それとも、今日の疑問点の内容は、行政に裁量を委ねる範囲を逸脱したものでしょうか。
※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。シーネットネットワークスジャパン および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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