最終更新時刻:2009年11月27日(金) 8時00分
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Windows Defender日本語版

公開日時:
2006/11/10 18:53
著者:
M.G

インプレスの「Internet Watch」の該当する記事によると、マイクロソフトは先月の24日(=米国時間)にスパイウェア対策ソフト「Windows Defender」の正規版を発表しているのだが、本日(=11月10日)日本法人によりその日本語版を発表した模様である。

なお、「正規のWindowsをインストールしているかどうかの認証」を経てからダウンロードという運びになるため、この「認証プログラム(ActiveXを使用している)」が対応しているInternet Explorerでないとダウンロードすることが出来ないその上、対応しているOSもまた現在のところWindowsXpとServer2003のみである。(98とMeについては既にサポートが打ち切られている。Windows Vistaについては2006年11月現在未販売)

スパイウェア対策ソフトといえば従来品の「Ad-Awere」や「Spybot S&D」を使用している方も多いかと思われる。これらのソフトは一応「寄付歓迎」ということにはなっているものの無料で使用できるソフトなのだが、この「Windows Defender」は完全無料を謳っている。

ところでスパイウェアとは「ユーザーに関する情報を集めて記録し、更には集めた記録を予め設定された特定の情報収集者(企業であったり団体であったり個人であったりするわけだが)へ送り届けるというプログラム」である。
大概は一部のフリーソフトに練りこまれているのだが、そのソフトを使用するにあたっての「使用承諾」の中に「調査用のプログラムもインストールされるがいいですか?」という一文が織り込まれているために、しかも大概の人は「早くインストールしたい」という一心があるのか、ろくに読まないために勝手にインストールされたことに気づかない人も多いという。それを主にマーケティングリサーチのために使用していたりするわけだが、しかし勝手に入れられた人にしてみれば勝手に調査されているわけであり、いい気分がしない(ただし大概の人はスパイウェアを送り込まれて調査されていることにすら気がついていないのだが)のも事実である。
ウェブページに潜んでいるものも存在する。ウェブページに潜む形をとるそれは大概はActiveXを悪用している形をとっているためにActiveXに未対応である(というよりは「わざと対応していない」のほうが正しいのかも知れないが)Firefoxだと活動のしようがないようだ。だからこれが「Internet Explorerに比べてFirefoxがより安全であるという根拠の一つ」にもなっている。(ただし最近ではFirefoxを使用している人の数の上昇によりFirefoxでの活動が可能なものも見受けられる模様であるがその数はInternet Explorerを狙っているものと比べるとまだまだ少ないようだ)
ひどいもの(主に「ブラウザハイジャッカー」と呼ばれる種類のもの)になるとホームページ(狭義=「使用しているブラウザで一番最初に表示されるページ」です)を「別のウェブページ(主にそちら系のウェブページ)」に書き換えたりするという。
更に巧妙なものになるとその書き換えられたホームページをもともと表示していたそれに直そうとして(以下『IEの場合』です)「ツール」→「インターネットオプション」→「全般タブ」内の「ホームページ」で元々のホームページのアドレスに直して指定しても次に開いたときには元の木阿弥になっていたりする。更にひどいのになると「ホームページ」のアドレスは確かに元々のホームページのアドレスであり、ブラウザを開いたときに表示されているページのアドレスのみが代わっているというケースもままあるようだ。

問題は従来品として「SpybotS&D」「Ad-Aware」などを使用している場合、従来品をアンインストールしなければいけないかだが……これは例えば「Spybot S&D」と「Ad-Aware」を一緒に使っても問題は特に起きないらしい(「スパイウェア対策製品」には「それぞれの得意分野」があるようだから二つ以上入れることによって相互に「補助関係」として使われるようだ)その上、「リリースノート」に「Windows Defenderを実行するために他のウィルス対策ソフトやスパイウェア対策ソフトをアンインストールする必要はありません」と明記されていることからよし、としよう。
何しろこの「Windows Defender」自体が2004年10月にGIANT Company Software社をマイクロソフト社が買収し、同社の「GIANT Antispiware」の技術をベースにして生まれたソフトなのだからして。
※一つのパソコンに二つ以上の会社製のもの、もしくは同じソフトでも年式が違うもの入れたら不具合を起こすのはシマンテックの「ノートンアンチウィルス」やトレンドマイクロの「ウィルスバスター」などといったいわゆる「ウィルス対策ソフト」(最近ではこれもスパイウェアに対応するようにはなったが「Spybot S&D」などといった本職のソフトに比べるとまだまだである)である。だからこそ従来品の「ウィルス対策ソフト」では入っているものにインストールしようとすると「このパソコンには既に入っています」とアンインストールを促されるのである。

蛇足という名の追加情報……ディフォルトでは「クイックスキャン」になっているのだが、できれば「フルスキャン」に切り替えておいたほうがいいのではないかと思われる。それというのもクイックスキャンだと本当にレジストリの「スパイウェアに侵されやすい場所」程度しか見ないからである。
※「ウィルスバスター」(もしくはNTTの『セキュリティ対策ツール』)の「スパイウェア対策設定画面」でいう「レジストリのみ」という状態が「クイックスキャン」に該当するようである。

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。

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