ジャストシステムは11月24日、日本語入力システム「ATOK Passport」の入力・変換精度を向上させるため、ATOK変換改善パートナー制度を開始したと発表した。
ATOK Passportは、常に最新の日本語変換システム「ATOK」を利用できる定額サービス。4つのOS(Windows/macOS/Android/iOS)に対応した高精度・高機能を追求する人向けの「プレミアム」と、3つのOS(Windows/macOS/Android)で手軽に利用できる「ベーシック」の2コースを用意している。
今回開始したATOK変換改善パートナー制度では、ATOK開発チームと共に品質改善に取り組むパートナー(開発協力者)を募集する。最初の取り組みとして、専用フォームから「入力した読み」「誤変換結果」「期待した変換」などの報告を求めていくという。
集まった情報については、ATOK開発チームが分析。抽出した日本語の特徴をATOKに反映させることで、改善結果を還元していく。
同社によると、今年で40周年を迎えたATOKは、「かしこい日本語」変換を実現するため、時代ごとの言語に合わせ進化させてきたという。
近年は、話し言葉を入力する機会や文字によるコミュニケーションが増加しており、時代に合った変換を実現するには、日頃ATOKを利用している利用者からの情報提供が必要不可欠と考え、品質向上に取り組むパートナーの募集を開始したという。
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